その名はイチロー
ライブ感しかないです。いきあたりばったりで書いています
「俺の初めての仲魔、一番最初の狼。名前は一狼で決定!」
フェンリルが薄く輝く。
天から声が聞こえる。「フェンリル”一狼”が仲魔になりました」
「おーなんだこのシステム!?テイム!とか契約とか喋らなくても仲魔になるのか!?」
天の声が聞こえる。「先程、双方のやりとりで契約の条件が話され成立されました。命名したのであなたがテイムしたことになっております」
「なるほど、それで一狼は仲魔に加わったんだね。ありがとう天の声システムさん」
この困ったら答えてくれるWi○iさんのことを俺は天の声システムさんと言っている。
女神よりよっぽど旅を助けてくれた良きパートナとも言えよう
「主よ、これからよろしく頼む。我の名は”一狼”か、良き名だ。助けてもらってすぐに頼みが有るのだが何か食料は持っておらぬか? 腹が減って仕方がないのだ、長年牢屋に閉じ込められておってのぉ」
「おし、そしたら外でBBQやろう!! 魔物の肉はアイテムボックスに入ってるし、いっぱい食うだろ?
地球仕込みの焼き肉ソースで食べさせるぞ!
俺は以前、女神と他の約束で無限”○○ラ 焼肉のタレ 黄金の味”を手に入れている。決めては記憶の片隅にあった遭難者を救ったこのタレの存在だ。これさえあれば俺は生きていけると勝手な解釈でこれを地球からお取り寄せした。
迷子の俺を一狼はフォローしてくれる。無事に魔王城の外へ到着。
相変わらず、この魔大陸は曇り空だ。曇りか、雨か雷しか天候がない不思議な大陸だ。
「さぁBBQの始まりだ!一狼は食べれない食材はあるか?玉ねぎ、にんにく、ぶどうとか?」
アイテムボックスからBBQの焼台やら炭やら大量の肉やら出していく。
「主よ、我は何でも食べれるぞ!犬とは違うから安心してくれ。」
「おう、じゃーBBQの始まりだ!”ファイアー!” どんどん焼いていくから食べていってくれ」
魔法で炭に火をつけて、大量の肉を焼いていく。もちろん○○ラのタレをつけてドンドン焼いていく。」
「主よ、何だこの味は!今まで食ったことがない味だ!旨い、旨すぎる!!」
嬉々として肉を食べすすめる一狼。よっぽど腹が減ってたんだろう。
どんどん焼いていくから一杯食べてくれよな!
BBQをしながら、宝箱から出た卵とミニュチュア馬車と魔晶石を眺めている。
「主よ、珍しいものをもっておるな。それは魔物の卵と魔車じゃな。魔物の卵は魔力を込めてやれば孵化するはずだ、魔晶石もあるからそれも使えば早いはずだ」
「魔車ってなんだ?卵の孵化と魔晶石?どういうこと?教えて一狼」
「魔車は、魔力を込めると走る。魔王が移動用に使っていたと思うぞ。卵のそばに魔晶石を置いて、主の魔力を込めてやれば孵化すると思うぞ? 何の魔物が入っているかはわからんがな。それは魔王が持っていたのか?」
「うん、魔王が宝箱に入れてた卵〜魔晶石も別の宝箱に入ってた〜。もしかしてヤバいから別々にしまっていたのかな?」
「その可能性はあるな。卵の中身を制御できない可能性があるから別々に閉まっておいたのかもしれないな。魔王を倒した主の魔力なら、おかしな魔物は出てこないとは思うが。神の使徒の我の魔力と共に注入してみるか?」
「そうだな、そのアイデアでやってみよう!!ヤバそうなのでたら2人で倒せばいいしね」
俺は卵と魔晶石を置いた。一狼と共に魔力を込めていく・・・
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こちらに別小説書いてます”勇者と私の物語”