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1分程度で読める、掌編小説集です。「こちら」から、他の掌編小説を読みにいけます。

ここはどこ?

作者: 行世長旅

果ての見えないこの大地には、数えることも不可能なほどの花が咲いていた。


誰も足を踏み入れられないため、自生している草花達は解放感に溢れている。


私は大地に1人佇み、そよ風に晒されながら目を閉じた。


ここには私しかいない。誰に邪魔されることも無い。誰に会うことも出来ない。

人間関係にうんざりしてしまった。

もう、私はずっと1人でいたかった。


その願いがようやく叶った私には、未練なんてあるはずも無かった。


これでやっと、永遠に自由となれる。

どうしてもっと、早く旅立たなかったのだろう。


ここには、全てを受け入れる無限の花園がある。

彼女はどこにいると想像したでしょうか?

もし私と同じ場所を想像したならば、いつかの未来、きっとそこで出会うでしょう。

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