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桜咲く頃
――この恋の始まりは、あの場所がきっかけだった。
『ねぇねぇ、あっずさ~』
『ん?なぁに?』
『このサイト知ってる?』
そう木目調の机に身を乗り出し、とあるサイトのホームページを見せてきた同じクラスの友達。
そこには、人気作家の小説や自らも作品を投稿できるページがラベルで貼りつけられていた。
見るからにして、作家の卵を応援するのにそれは作られたのであろう。
キラキラと目を輝かせる彼女は、お薦めのページを開くやバーンと私の顔の前にスマホを翳す。
――この恋の始まりは、あの場所がきっかけだった。
『ねぇねぇ、あっずさ~』
『ん?なぁに?』
『このサイト知ってる?』
そう木目調の机に身を乗り出し、とあるサイトのホームページを見せてきた同じクラスの友達。
そこには、人気作家の小説や自らも作品を投稿できるページがラベルで貼りつけられていた。
見るからにして、作家の卵を応援するのにそれは作られたのであろう。
キラキラと目を輝かせる彼女は、お薦めのページを開くやバーンと私の顔の前にスマホを翳す。
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