稲穂色の天女様
エリーザベトは十歳の時、龍神様に選ばれた『豊穣を齎す聖女』としてベルトラム王国の王太子と婚約した。
だが、エリーザベトにできるのは、少し雨を降らせて雷を鳴らすということだけで、役立たずの聖女として神殿で掃除と洗濯をさせられることになった。
それから八年後、エリーザベトは聖女を騙ったという罪を着せられ、王太子に処刑されそうになるが、寸前で雷鳴が鳴り響いた。
一方、干ばつによる飢饉に苦しむ肥賀の国では、雨乞いの祈祷が行われていた。
祈祷が終わるまでに雨が降らなければ、姫を竜神様の花嫁として泉に沈めなければならない。
もうだめかと思われたその時、突如として雷が御神木を直撃し、巨木は真っ二つに裂けて倒れてしまった。
そして、その裂け目には、不思議な色の髪をした女性がいた。
ナーロッパ系の世界から、安土桃山時代っぽい世界にヒロインが異世界転移するお話です。
他サイトにも投稿しています。
だが、エリーザベトにできるのは、少し雨を降らせて雷を鳴らすということだけで、役立たずの聖女として神殿で掃除と洗濯をさせられることになった。
それから八年後、エリーザベトは聖女を騙ったという罪を着せられ、王太子に処刑されそうになるが、寸前で雷鳴が鳴り響いた。
一方、干ばつによる飢饉に苦しむ肥賀の国では、雨乞いの祈祷が行われていた。
祈祷が終わるまでに雨が降らなければ、姫を竜神様の花嫁として泉に沈めなければならない。
もうだめかと思われたその時、突如として雷が御神木を直撃し、巨木は真っ二つに裂けて倒れてしまった。
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