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此のアクアリウムの様な世界で…。③
貴女を愛してしまった…。
でも…。
貴女は彼女を愛していた…。
貴女に愛される為に…。
何をしたらいいのだろう?
彼女が居なくなれば…。
貴女は…。
私に…。
振り向いてくれるのだろうか?
私は…。
いつも傍観者だった…。
自分では何もしないから…。
自分では何も出来ないから…。
想いを伝える…。
そんな事でさえ…。
出来ないから…。
だから…。
あの時の仔猫の様に…。
私が必要なのだと…。
私だけが…。
唯一の希望なのだと…。
そう思い込ませる事が出来れば…。
そんな事を…。
考えていた…。
願いを叶える方法を…。
ずっとずっと考えていた。
ある人に出逢い…。
その答えは直ぐに見つかった…。
【貴女から希望を引き摺り出せば、貴女は私に希望を見出だすに違いない。】
生きる為の気力を…。
生きる為の活力を…。
生きる為の希望を…。
其の美しい肉体から…。
引き摺り出せれば…。
【きっと貴女は私を必要として、あの時の仔猫の様に私を愛してくれるのだろう。】




