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憂鬱な天国 Ⅰ 幽霊  作者: 倉木英知
蠱毒 毒と成る。
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秘密。


 妻と私は同い年で、年齢は40を超えていた。でも妻は、その年齢に似合わず若々しかったのである。実際、実の子供と並んでいても同世代だと勘違いされる事も珍しくは無く、20代に見られる事も多々あったほどだ…。ソレほど迄に妻は若々しく…。そして何より美しかった。そんな私達の夫婦関係は良好であった。周囲からも羨ましがられる程の関係であったのは間違い無いとは思う。


 ただ1つだけ問題があったとするのなら、夫婦の営みが無かったと云う事なのだろう。愛情が冷えてしまった訳では無い、気持ちが無くなってしまった訳でも無い。ただ比重の問題だったとは思う。子供が産まれてからは、私の方はと云うと男性よりも父親としての想いが妻の方は、母親よりも女性としての想いが強くあったのだろう。


 ソレ以前に…。私はED、つまりは勃起障害になってしまっていた。つまり男性としての機能が欠けてしまったのである。改善しようと様々な薬品に手を出したものの効果は得られず、妻に寂しい想いをさせていたのだろう。


 だからなのだとは思う。妻が秘密を抱える様になってしまったのは…。

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