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エッセイについてのエッセイ

ランキング上位の作品に納得がいかないんですか? じゃあ自分で動くしかないでしょう。というか、このままだとやばい! お願いだからみんな、なんとかしてください!!

作者: 鶴舞麟太郎

 4月半ば、『寡占』に関する話題でエッセイジャンルが盛り上がっていた中、私も便乗して


「『寡占』? 当たり前だ! 投稿数が少なかったし、そもそも上位の人の作品は面白いんだから」


という趣旨のエッセイを書きました。



 すると、そのエッセイを読まれた方から、こういった趣旨のご意見を頂戴しました。

※感想自体最後がぼかしてありましたので、この趣旨もぼかした形で書いてあります。



「『ランキング上位のエッセイが面白い』ということについては、見解に相違がある。年齢層が高くてネタが……」






 もっともなことだと思いました。



 人にはそれぞれ違った『好き』がありますから、私の『好き』とその方の『好き』が違っているのは当然です。

 私は、ランキングの上位を占めるような作品は面白いし、上手いとも思うのですが、その方にとっては、内容が古い話で、共感することができなかったようです。


 月間ランキングが『寡占』されていた疑惑(?)のある時期も、私が面白く感じるエッセイは、ランキング上位に入っておりました。が、その方が面白く感じるものは少なかったのでしょう。お気の毒なことです。





 その後、『エッセイ書こうぜ!』って『祭』が自然発生的に起こりまして、問題の月間ランキングも『寡占』には見えない程度にばらけた様子です。また、日間ランキングも最低が10pt、表紙には3桁は無いと載らないぐらい盛況(?)になってきました。おそらく、彼(彼女?)も好みのものを見つけられる機会も増えてきたのではないでしょうか。


 ……と、思っておりました。




 ところがどうしたことでしょう! 最近「100位が10pt行かない日が多くなってきたなぁ」とは思っていたのですが、ついに、100位が2ptの日が訪れてしまいました!!


 これでは、また新たな『寡占』が始まってしまうかもしれません。



 以前に『寡占』を憂いていた方も、ご意見をくださった彼(彼女?)も、不本意なエッセイ生活を送らなければならなくなってしまいます。





 では、エッセイジャンルの賑やかな状態が継続し、なおかつ、自分の『好き』を増やすためには、どうしたらよいのでしょうか?







 自分で書く?



 ぜひお願いします! 広い目で見れば、最近のエッセイジャンルの賑やかさは、4月中旬の『寡占』エッセイの投稿から始まっています。

 また、先日、私がカレーについての失敗談を書いたら、カレーエッセイがドッと出てきて『プチカレー祭』のようになりました。


 このように、書くことが、自分の『好き』を増やす呼び水になる可能性はあります。そして、何より、多くの人が書くことによって、間違いなくジャンル自体が活性化します。




 でも、『書く』って、未経験者からしたら、ハードル高いですよね。

 それに、書いたとしても、自分で書いたものは、あくまで自分の知っている内容でしかありません。

 さらに、他の方が自分の書いたエッセイに反応してくれるかは、全くの未知数です。



 せっかく書いたはいいけど、誰にも知られずに消えていく。こんな可能性だって十二分にあります。

 ですから、二の足を踏むのも十分に理解できます。






 書かなきゃ、なんにも変わらないの?



 実は、書かなくても、自分の『好き』を増やす方法はあるんです。しかも手間はほとんどかかりません。新たに書くことに比べたら1/100以下。秒で済みます。それでいて、効果は絶大です。エッセイランクの今の状況なら、確実に『推し』を日間ランキングに入れることが出来ます。


 これを読んでピンと来た方は、私の別のエッセイを読んだか、既に実践されていらっしゃる方ですので、読み跳ばしていただいて大丈夫ですw







 何をすればいいの?



 評価すればいいんです。







 ふざけるな?



 いやいや、私は至って真面目です。


 ここしばらく、エッセイランクはちょっと賑やかになっていましたので、一人が★5を付けただけでは『確実』とは言えなくなりました。

 が、日によっては、★1とか、ブクマが1つ付いただけとかでも、ランキング入りする可能性があります。そして、今だって、★5+ブクマがあれば、ジャンル別日間ランキングの中位に顔を出せる可能性が高いんです。


 日間ランキングに載っていれば、次のリランキングまでは、人の目に触れる機会が大きく増加します。ましてや12ptあれば、その作品は丸1日、日間に載り続けることでしょう。

 日間ランキングに載っていれば、露出が増えますから、定期的にランキングを巡回している私のような人間の目に留まって、ポイントが入るかもしれません。


 今の日間エッセイランキングなら、20ptでも50位よりは上です(※これがよいことかどうかは微妙ですが……)。さらに多くの人の目に触れることになります。


 ほら、あなたの『推し』がランキングの一角を占めました。




 でも、最初にも書きましたが、自分の『好き』と、大勢の方が考える『好き』は違うかもしれません。自分の『好き』が、ランキングを下位まで巡回しているような人たちには受け入れられない可能性があります。自分がポイントを入れても『推し』が伸びない。そんなことはいくらでもあります。







 それじゃ、諦めきれない?



 よくぞおっしゃいました。そんな熱い思いをお持ちのあなた。そんなあなたに打って付けの方法があります。




 レビューしましょう。



 レビューは400字以内。原稿用紙1枚以下の文量です。あなたの熱い思いをぶつけるには、少々もの足りないかもしれませんが、間違いなく良い宣伝になります。それにレビュー自体が希少なものですから、著者の励みにもなること請け合いです。


 あ、それから、レビューをしたら、活動報告で告知することを忘れてはいけません。

『レビューしました!』だけでもいいので、なるべく多くの人の目に触れるようにすること。レビューしたんですから、それくらい大した手間でもないでしょう。







 ここまでしても『推し』が伸びない! なぜ、私の『推し』は伸びないの?



『絶対』は無いので断言は出来ませんが、たぶん、あなたの『好き』と、エッセイジャンルにいらっしゃる多くの方々の『好き』が一致しなかったんでしょう。

 そんなことはいくらでもあります。


 例えば、筆者は『唐沢なをき』(※浦沢直樹ではない)氏や『panpanya』氏のマンガが大好きですが、いくら説いても、多くの方には理解していただけません。




 自分の好みが大多数の人と違う。これで諦めていて良いのでしょうか?



 そんなことはありません!


 せっかく、あなた好みの作品を書いた方がいらっしゃるのですよ。

 あなたが手をこまねいていては、誰にも認められないのを苦に、筆を折ってしまうかもしれません。


 そんなことになっては大変です!




 では、何をしたらいいのでしょうか?




 著者に、あなたの熱い思いのたっぷり詰まった感想を書きましょう。



 感想はレビューと違ってたくさん書けますし、作品を投稿するのと違って、あらすじを書いたり、細かい設定をしたりする必要がありません。


 好意的な感想をもらえれば、著者の執筆意欲も上がることでしょう。

 著者の方が意気に感じて、万人受けはしなくても、あなた好みな作品を、また書いてくださるかもしれませんよ。

※大丈夫だとは思いますが、感想を書くときは敬語を使うことを忘れずに。








 さて、自分好みの作品がないとお嘆きのあなた。


 あなたは、


 『評価』してますか?


 『ブクマ』してますか?


 『感想』書いてますか?


 『レビュー』書いてますか?


 『エッセイ』書いてますか?




 何もしてなかったとしたら、絶対何も変わりませんよ?







 やったって変わらないだろ?



 いやいやいや!


 異世界恋愛やハイファンみたいな激戦地帯ならともかく、エッセイをなめちゃいけません。あなたが持っている★5+ブクマ(12pt)があれば、今なら確実に日間ランキングに入れちゃいます。



 自分の力だけで、合法的に、目に見える形で、ランキングに影響力を行使できる。


 今のエッセイジャンルは、こういう世界なんです。





 エッセイが好きで読むけど、評価を付けない方。


 何でも評価しろとは言いません。ただ、読んで納得できるところがあるならば、評価してあげてください。書き手がやる気を失ってしまっては、あなたの好きなエッセイが投稿される率はさらに低下してしまいます。私はそんなのは嫌です。




 エッセイは書いて投稿しているけど、他の作品は読まないし、評価もしない方。


 他の作品を読んでください。そして評価してください。書くだけでも当然、ジャンルは活性化しますが、評価が入れば、間違いなくさらに活性化します。私はそんな『活性化したエッセイジャンル』が見たいです。



 お気に入りユーザーの作品しか読まない方。たまには未知の作品も読んでみませんか?


 以前にエッセイにも書きましたので、御存知の方はいらっしゃると思いますが、私は毎日、全ての新作短編エッセイに目を通しています(※連載エッセイまでは手が回らないのは悲しいところです)。


 私のようにしろとは言いません。ただ、時々でいいです。お気に入りユーザーの新作だけではなく、『なろう』の表紙に出ている新作短編の中から、エッセイをチェックしてみてください。


 新作は『玉石混淆』です。『石』に当たることも多いと思います。ただ、続けていけば、必ず、評価が4桁を超えるような『玉』に遭遇することもあります。そんな未知の傑作の第1発見者になってみませんか? 私はもっと仲間がほしいですw






 自分好みの作品がないとお嘆きのあなた。何でも良いです。嘆く前に、一度動いてはみませんか?







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― 新着の感想 ―
[良い点] エッセイに引きずりこもうとする姿勢。 [一言] 以前感想をいただいた者です。ありがとうございました。 幾つかのエッセイを読ませてもらいましたが、どれも興味深く、面白かったです。(特に日本人…
[一言] その感想を書かれた方、方々で似たようなことを書いていました。 そんなに主張したいことがあるのなら、エッセイ書けばいいのになーと、たらこも思いましたね。 煽りとかではなく、純粋に興味があった…
[良い点] こんにちは!先日は、ご感想、本当にありがとうございました。 鶴舞麟太郎様のこのエッセイは、実は昼食時にガードマンボックスの中で、毎日のように読ませていただいてきました。 私は、まだここ…
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