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SOYUZ ARCHIVES 整理番号S-22-975  作者: Soyuz archives制作チーム
Ⅱ-1.ダース山飛行場侵攻
51/327

Chapter47.Air operation[The Mist] 2/2

【第4竜騎隊に食いついた!各射出準備整えろ!】


伝声管に半ば顔を突っ込みながら監視兵は叫び散らした。


敵を見つけたのである。



 上空では第4竜騎隊がゼロに対して戦闘を仕掛けていた。


霧の中で視界は全くと言って使えないが、反乱軍と思しき飛行存在が立てるけたたましい音を基に位置程度は分かっている。


水粒が広がる世界を真っ赤に染めながら、果敢な竜騎がひとり、またひとりと地面へと吸い込まれ犠牲となっていく。



だが確実に連中は自分らに()()()()()いる。



そのことを噛みしめながら竜騎たちは、一気に真っ逆さまに広がる山めがけて高度を下げてゆく。


何にせよこれ以上高度を上げれば竜の呼吸ができなくなり速力が落ち、ペガサス以上に速度があるとみられる奴ら相手には簡単に追いつかれるだろう。



「ニィイイイイーッ!」



周りでは竜の悲鳴が木霊する。


ある程度の弓に耐えられる飛竜が八つ裂きにされるだけの火力を持っていることを知った。


近くでひきつけている戦友も、魔法の類でもない何かが雨のように浴びせられ落下していく。

ついさっきまで愚痴を言い合った仲間が無残に殺される、ここは空の地獄だ。



思い知らされた。自分たちを凌駕する恐るべき速力と火力を持っていることを。


だがこの相手に帝国軍はひるむわけにはいかない。

次々と数を減らされてゆく中、竜騎士は地面へと弾丸めいて飛行を続ける。



敵はあっという間に背後に迫ると、風音をかき消すように龍の血しぶきと悲痛な叫びがすべてを上塗りしてゆく。


飛竜の尻尾がやられたのだ。





————





帰れるか分からない、だが彼に恐怖はなく麻薬を吸ったかのように冷徹を貫いている。


訓練を積んだ友をまるで虫けらのように蹴散らしたこの存在は、自分の腕ではどうにもならないだろう。


だが軍隊とは集団である。


この身が砕け散ろうと一矢報いる誰かに任せればよいのだ。戦場に英雄はいないのだから。



遙か上空で空戦が始まろうとしていた頃、ボリス中尉が指揮を取るZSU-23-4(シルカ)と合流した5式軽戦車と、重装兵のいる歪な随伴歩兵隊はダース山を登ろうとしていた。


ミジューラ曰くこの山は霊峰として知られており、そのため軍用とは別の参拝用山道が存在するという。



流石に緩やかに整備はされて履帯で動く装甲兵器たちも登ることができると判断。

登頂がはじめられたのである。


濃霧であることから赤外線暗視装置を装備し、戦車随伴としてはより多くの重い食糧備蓄も加えられたが、Soyuzスタッフの根性を見せるところ。


苦も無く山を登ってゆく。

特殊部隊とは過酷な環境に対応するよう訓練を受けているからこそのできる技前だ。



そうして時間が経てば夜が明けはじめ、標高400m程まで来た辺りでレシプロ機の立てる特有の音が空を支配し始めた。



「上もおっぱじめたか…」



ジャルニエ城制圧作戦Gチーム隊長として参加していたロシア人随伴歩兵隊長ニキータは空を見上げながらこうつぶやく。


前には動く盾。

後ろには空からの脅威から守る番人がついており、不備はないと思われたが、敵地上部隊が居ないという保証はない。


そのため歩兵たちは神経をとがらせていた。


 登れば登る程視界は悪くなってゆく。


暗視装置を覗き込みながら、どこから来るか分からない敵に対しライフルのセーフティーを外し、トリガーに指をかけながら登っていたある時だった。



「隊長、前方に敵影あり。数4、距離80m」



「了解」



前方に人影があるという報告がトムスから上がった。

兵士にしては数が少ないが賊である可能性も捨てがたい。


いずれにせよ銃を下ろすという選択肢は選ばれないだろう。


暗視装置を搭載した軽戦車もそれを確認したのか、エンジン音をより一層立てながら慎重に距離を詰めていったのである。


 

しばらくすると霧から武装した男二人と奥に何やら聖職者めいた服を着た男女が目の前に現れた。一斉に銃口が彼らに向けられ、赤いレーザーサイトが脳天を照らす。





————






霧から現れた見たこともない物々しい異形に剣と斧、そして盾で武装した男ですら驚きを隠せずにいた。


周りには鎧騎士のようなものをつけた人間が周囲に展開している。

彼らの頭を見ると兜とは違う物体をつけており、おおよそマトモとは思えない無表情極まりない出で立ちだ。


思わず男たちは剣を抜き、応戦を図る。



「こちらは独立軍事組織SOYUZである。ただちに所属を明らかにし武装解除せよ」



その中から霧の中でも聞こえる冷たい声色で向こう側から勧告を受けた。


帝国軍人とはまるで違う言い回しであり疑問を覚える。

軍人ならば威圧的な口ぶりであるのに対し彼らは何もかもが違う。


未知とは恐怖を連想しやすいものであり、男たちは思わず構えた剣を下げる。そんな時、後ろで様子を伺っていたシスターが前に出てくると



「私たちは頂上にあるダース聖堂で祈りをささげておりましたシスターです。今はその帰りであります。彼らは私たちが襲われないよう雇った傭兵です」



鋼鉄の悪魔とその周囲にいる謎の集団に向けて声高らかに釈明をした。

聖職者というものはこう言ったときに度胸がなくてはならない。


そのことを聞くと彼らは武器と思わしき黒い物体を下げる。



「5万Gで雇われた。これくらいしか言う事がない」



傭兵の一人が剣をしまうと搾りかすのように釈明をする。それに対してもう一人の男は斧を盾に格納すると思わずこう悪態をつけた。



「お前の方が高いのか。あのギルド、ハネやがったな。」



武装解除を確認するとニキータは銃を下ろすようにハンドサインを示すと、暗視装置を外して顔を見せるとこう質問した。



「手を煩わせて申し訳ない。よろしければ聖堂には何があるかをお聞きしたい」



得られる情報はどのようなモノであっても取りこぼしてはならない。それが戦地の鉄則である。






——————




 そんな戦車と歩兵隊を見下ろす遙か上空では熾烈なドッグ・ファイトが繰り広げられていた。


監視塔では随時その様子を山に埋め込まれていた空軍基地内部に伝えている。


次々と竜騎士隊は撃墜され、残りは一人だけとなっていた。

それも数分の出来事でありいかに敵の勢いがついているかを物語っている。


その情報を得た指揮官、ゲルリッツ中佐は命令を下した。



「大至急アレ(第9中隊)の出撃準備を整えさせろ。——陽動に食いついたのはよかったが、ここまで数が減らされるとは。勝負は一瞬につけねばならないか」



「了解」



その命令を受け取ったソルジャーは瞬く間に洞窟へと去っていった。

即座に4騎が片付けられたが、そんなことは予想してはいる。


竜騎兵は通常の騎兵と比べて損耗が激しいもの。

上空で竜から降りれば待っているのは死のみである。





————





その一方、出撃口では緊急発進準備が整いつつあった。射出器用ボイラーに雨水が注がれるとスチームが配管を駆け巡る。

蒸気を解放させさえすれば出撃可能な状態だった。



しかし中佐は出撃命令を下さない。

今大量に展開しても敵に有利な空域で戦闘することになり、いたずらに撃墜数を増やすことにつながるからだ。


飛竜をふたつのレールまで導くと射出要員が加速するシャトル部分に鋭い爪を掛けさせる。

訓練を積んだワイバーンは慣れ切った様子で射出器にまたがっていた。



——SHHHhhhhh…——



 配管のバルブを開けると蒸気が充填され、周囲はその熱でまるで夏のような熱さへとなっていくが、彼らは命令が下るその時まで息を飲んで待機している。


一人は伝声管付近で知らせを待ち、もう一人は射出バルブを握った。


カタパルトの先端ではハンドルに力を込めて勢いよく回し出撃ハッチを開け洞穴に光をもたらす。



【総員出撃せよ!】



「射出!」



伝令役の兵士が監視塔からの指示を聞くと、オウム返しのように叫ぶ。

それと同時に止まっていた時は動き出した。


竜騎兵は衝撃に耐えるべく手綱を握りしめ、体を前のめりにしながら洞穴の先にある小さな光に鋭い眼光を向ける。


閉鎖扉が開き切ったことを確認するとソルジャーは膝をついて指を外に差す。

そしてバルブを開き、蒸気が一挙に解き放たれると漏れ出た真っ白い蒸気が辺りを埋め尽したのである。



——sSRRRHHHH!!!!!



飛龍を乗せたシャトルは膨大な蒸気を運動エネルギーに変換し、跳躍のような勢いですさまじい速度に達した!


上にのった竜騎兵ともども速度と共に生じた圧力に騎手、竜ともども耐えながら空翼を広げてゆく。

こうして翼が風を捉えると、ワイバーンの巨体は得られた揚力の為に浮き始めた。



その間わずか1秒に達するか否かの正しく一瞬。



あっという間に外へと放り出されると、不安定ながらも滑空しはじめた。高度を上げる

べく力強く羽ばたくと、餌に食らいついた敵を逆に貪り食うべく飛び立っていく……







—————







戦闘機部隊は谷へと逃げ込んだ残党を狩り終わると、再び高度を上げ帰投準備を開始。

しかしあまりに早い戦闘終結であり、何かがあると隊全員は勘ぐっていた。 



【こちらfighter04、地上から何か来ます】



異変を察知したのは4番機だった。


レーダーにはおびただしい数の点が表示されたことを怪しんで機体をバレルロールして地上の様子を伺うと、霧の中からまるで海面のように何かが反射しているのである。



 それもそのはず。

今までの竜騎兵は囮に過ぎず、自分たちの間合いに引き込んでから一斉に襲撃をかける魂胆なのだ!


山肌の入り口から射出された無数の竜騎兵が異常繁殖したイナゴめいてゼロたちに襲い掛かる。



 霧の渦巻くダース山空域は吹き荒れる矢とドラゴンマージによる魔道。


そして縦横無尽に飛び交う竜騎士たちによってかき乱され、まるで機銃陣地が存在するかのような火力のカーテンがたなびくと、視界が少しずつ鮮明になっていった。




そんな絶好な機会を戦闘機部隊はみすみす逃すはずがない。

ゼロのエンジンを最高出力一杯まで滾らせ、パイロットたちは操縦桿を力いっぱい引いた。


すると機体は薄い紙を巻き上げたような軽やかさで背中を見せ、照準を下にいる敵へと向けたのである!



 竜ではできない、生物の限界を超越した択一した機動力を前に竜騎士はもはや追跡は天地がひっくり返っても出来ないだろう。


圧倒的な差を見せつけられたドラゴンナイトたちは驚愕した。



「——生物(モンスター)ではないのか」



ある騎手のつぶやきが風に消えていった瞬間、鉛の雨が天から降り注いだ。



———DLAAAAA!!!!———



凄まじい弾幕は前世紀的プレートアーマーなど易々と打ち砕き、竜ともども肉片と血の雫と化し、かけらが山に降り注ぐ。



それでもなお攻撃を察知したのか陽動に掛からなかった敵騎もおり、圧倒的な有意差で勝利をつかむことはなかった。


機銃掃射を逃れた竜騎兵たちは大きく弧を描くように飛行を続けながら再加速をすると、こちらに突っ込んできたのである。



【こちらfighter02からfighter01。第二波来ます】



陣形を組んでいたゼロたちはワイバーンとすれ違うと同時に、塵のように四散。

速力を上げながら未だ上空にはびこるドラゴンナイトの排除へと向かった。





—————





 だが不自然なことは続く。



凄まじい攻撃の雨4番機パイロットがふとレーダーを見ると、あれだけ撃墜したはずの竜騎兵の反応が残留しているではないか。


故障したのかと考えたがこの程度で不調をきたす程デリケートな機械ではない、軍用機器はそうできている。


彼は急いであたりを見回したが肉眼では竜騎兵がせいぜい5騎いる程度であり、この数ではレーダーを埋め尽くすことはできないだろう。


人間は簡単に嘘をつくものであるが、万全に整備された電探は嘘をつかない。

それが事実なら、このおびただしいドットは一体何なのだろうか。


パイロットの第六感が激しく何かを伝えたがっている。



他の機体はドラゴンナイトを撃墜することに夢中であり、無線はGに耐えるうめき声と四方八方から飛来する雷に気を取られ機銃を撃つ雑音が混ざるくらいで、ほかのヤツはこれに気が付いていない。



【こちらfighter04、こちらfighter04!不可視の敵騎が底にたまっている!レーダーに反応するが目では見えない!直ちに迎撃を——】



その瞬間、突如敵を移すレーダーから発疹めいた反応は消失してしまった。



空の敵を蹴散らしたとしても戦闘機が着陸できる場所は限られている。



またパイロットを歩兵にしたとしても陸上戦では不慣れな上、人員があまりにも不足してしまう。


そのために地上部隊がダース山を登り基地本部を目指していた。


これら二方面作戦によって蹂躙する策謀であったが、当然その動きを帝国側も黙っているはずがあるだろうか。




 シルカ、5式軽戦車と死角をカバーする随伴歩兵たちは標高1300m付近にたどり着いた。


急激な気温の低下と酸素が薄くなる過酷な環境において、敵拠点まであと一息というところであった。



山を覆っていた霧は無数の竜騎兵の機動と攻撃によって視界が明瞭になってきている。

遠目に帝国軍のものと思われる監視塔といった設備が見え始めていた。



戦闘機部隊を掩護するため射程内に入った竜騎兵に対し、援護をする形で機関砲が火を噴き時たま飛龍を撃墜していた。



悶々とした冷たい霧が晴れ、視界が効くようになる。絶好の機会に食らいついたのは何もSoyuzだけではなかった。帝国軍であろうともチャンスを見逃すわけがない。


「歩兵に敵を近づけさせるな!」


「やってます!」


シルカの内部では怒号がひっきりなしに飛び交う、レーダーに突如反応があるばかりかいつの間にか至近距離にまで近づかれているではないか!


初めのうちは遠くにいると思っていたが、高度が地表近いことに気が付いた。


ここの兵力はワイバーンに乗った騎兵であり、装甲兵器に何ら損害が与えられなくても()()()である歩兵がやられてしまえば最後。


あっという間に孤立してしまう。互いが守りあってこその現代兵器なのである。



———PeeP——DLLLLAA!!!!



突如シルカの砲塔が回転し始め、何も見えぬ虚空へと機関砲を放った。

あたりにはライフルグリップ程の大きさの薬莢がぶちまけられた。


「なんだ!」


随伴歩兵はあまりに唐突な射撃に辺りを見回すが、あたりには薄暗い曇天が広がるばかりで雲のように正体をつかむことができない。


一体これから地上部隊に何かが起ころうというのだろうか。



——SizzzZZHHH!!!!——


あたりにはまるで航空機が低空飛行したかのような風切り音が歩兵隊たちに渦巻く。


何かが空からやってきたことは理解できたが見ることができない。

思わず隊長が正体を探るべく赤外線暗視装置を装着し辺りをきょろきょろと見回した。

 

「早すぎる」


暗視装置が織りなす白黒の世界では肉眼で見る事のできない飛翔体が映り込んでいた。


だが高速移動を続けるせいで顕微鏡を覗き込んでゾウリムシの如くシルエットがわからないままであった。だが一つ言えることは幽霊や亡霊の類ではないということだけである。



「こいつ、こいつめ、こいつめ!」



背後にいたスタッフがM4を空に構えながら空気のように存在せぬ敵相手に引き金を引き続けていた。暗闇に隠れる敵でもない以上こうする他手立てがないのである。


その代わりに恐怖を掻き立てるように風切り音だけが増えていく。


「ヌウーッ!」


あるところではゴードンが左胸めがけて何か突き立てられ、苦悶の声を漏らしながら咄嗟に抜いた拳銃で応戦していた。


だが無常なことに弾丸は虚無に吸い込まれていった。銃は狙う相手が見えなければ意味をなさない。



 歩兵たちを容赦なく食い散らかす敵。当然その毒牙は軽戦車にも及ぼうとしていた。

嫌な胸騒ぎがしたミジューラは風を頼りにしてアテを探すと無言で走り出した。



———ZomZomZom!!



突如としてケホ(5式)の前に立ちはだかると金属同士がぶつかる甲高い音が響く。それだけではない、彼は肩甲骨あたりの空間を握りしめて攻撃を受け止めていたのである。



「——小癪な手を。だが儂に通じると思うな。此奴ら、姿を魔法で消しているだけだ!」



 そのまま力の限り引き抜くと勢いを利用して棒状の何かを回すとミジューラの手にしていた虚無が強烈な衝撃を受け実体化しはじめた。


槍だ、鋼の槍が現れたではないだろうか。だがそんなことなどはどうでも良い。

逃げる合間も与えずに体を伸ばしながら渾身の力を込めて空に槍を突き立てたのである。



———GRAAASH!!!!——



メッキが剥げたかのように少しずつ飛び交う空気の正体が現れ始める。

緑色の飛龍の四肢が現れ、その先にはプレートアーマーをつけた兵士が乗っているではないか。


飛竜用の槍が誇るリーチを逆手に取ったため、矛先が見えないとは言え竜騎兵の肩をえぐりながら深く突き刺さっていたのである!



正体が判明してもなお竜騎手は手綱を波打つようにして叩きつつけると、羽ばたいて空中静止を行いつつ炎のブレスをミジューラに向けて吐き出した。


だが見えている以上、悪あがきは通用しない。



———DAAANG!!!!



容易くシールドで業火を受け流して動きを止めている間、戦車砲により竜の首は砕け散り、残された騎手は自動小銃の一斉射撃を受け全身を鉢の巣にされ転げ落ちた。


ケホの47mm砲と各隊員のライフルからは白煙がのぞき、山風によって流されてゆく

見える敵相手にSoyuzは後れを取ることはないのだ。



次なる敵を求めて空を見上げれば爆発の黒煙が椿の花弁のように現れてはかき消され、時折赤い雨が地面に染み込む。



地獄は始まったばかりである。

登場兵器


5式軽戦車

幻の旧軍戦車。とあるゲームが出てくる前は側面図らしきものしか存在しなかったが、Soyuzが再構築した。

ヘリコプターにぶら下げられる程軽く、主砲はアーマーナイト程度の装甲を容易に貫く。

ソルジャーキラーを持った敵に近寄られた場合、正面装甲は紙のように貫通されてしまうだろう。


それでも頼れる盾でありたい。

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