Chapter38. Zero Dark Thirty (2/3)
恐るべき存在、再び火竜と対峙していた。兵器類を相手にしていた彼らは本能的に勝てないと察知し
火竜の付近から撤退を始めた。
後退するには敵の足止めをしなくてはならない。
LAW発射機のトリガーが押されると、凄まじいバックブラストと共にHEAT弾が飛び出した。
ロケットモーターによって急激に加速した弾頭は火竜に着弾したのである。
一見殺し切れたかと思ったが、ふとGチームから届いた無線内容が脳裏に浮かぶ。
[我々の持つ携行火器は効果がない]という一言。
それを裏付けるように煙が晴れると火竜はまるで冷や水をかけられたような素振りを見せていた。対戦車兵器、とりわけ爆風と熱に対して耐性があるのである。
「Jesus Christ!こんなの悪夢に決まってる!」
その様を見た隊員が思わず声を上げる。だがうるさく喚き倒すような連中に突然冷や水をかけられれば、怒りの矛先は当然そのチンピラ集団に向くことがこの世の摂理。
普通であれば諸行無常、逆鱗に触れた火竜に食い殺されるだろう。彼らはそれが目的だったのである。
火竜はあらゆる動物を絶望のどん底に落とし込む咆哮を上げながら二人に向け炎を乱射しながら迫ってきた。だが彼らにとって戦車砲が着弾する音と比べれば生易しいものである。
「ジュラシィィィッック!」
M4を持った隊員は格納舎の外へと全力疾走しながら、腹の底からオペラ歌手めいた声量で叫び倒した。
背後にはT・レックスのように首を長く伸ばし、巨大な体に見合わないほどの速度で追ってくる火竜が迫る。
その一方、砲撃地点の決定を行ったCチームはAチームを経由する形で誘導を引き受けた二人に対して無線で最終調整を行っていた。
【こちらCチームリーダーからAチームへ。もう少し右だ。発着場地点へ誘導せよ】
後ろからは怒り狂った火竜、耳からは注文の多い料理店からの指示と、常人では狂いそうになりながら隊員は決死で誘導を続けていた。
すると発射機を投げ捨てた隊員が悲鳴に似た叫びをあげたのだった。
「ボーナスふんだくってやるからな!」
Aチームの二人は難とかとして発着場に向けて火竜を誘導していた。司令部への突入が控えておりろくに弾薬を使う事は許されない。
時折脇に逸れてしまいそうなこともあったが、思いつく限りジャンクフードの悪口を言ったり、ライフルで巨大な尾に向けてフルオート射撃を敢行したりして砲撃地点までに何とかとして誘導することに成功した。
【こちらCチームリーダーからAチーム。1分後にAPFSDSを用い砲撃を開始する。退避せよ】
共有無線からそのことを告げられると一瞬だけ二人は顔を見合わせ、死に物狂いで遮蔽物を探したが辺りは瓦礫に覆われており、咄嗟にできることと言えば伏せることぐらいであった。
しかしその間にも火竜は動かなくなった餌を食らおうとゆっくりと迫ってくる。
余興用に訓練されていることは明らかだ!
————
□
その傍ら、ダルシム率いるT-72らは敵目標が見えるように高台に移動した後、視認できるようになった敵目標に向けて砲を向けていた。
おおよそ周りで伏せている人間が誘導員なのだろう。それから逆算するにあの火竜は戦車よりも巨大であることがわかる。
照準器を覗き込みながら砲手の周りでは自動装填装置が動作する機械音が砲塔に響く。
丁度一分が経過すると、ダルシムが命令を下した。
「Fire!」
——ZBooOOMM!!!!
戦車全体を揺さぶるような強烈な反動と激震が駆け抜けた。間髪入れずに機械の装填手が次の砲撃に備えるべく再びせり上がり、砲弾を装填し始めた。
「Fire!」
ダルシムはそう叫ぶと二度目の衝撃波と硝煙の煙が砲塔を充満させてゆく。
戦車を撃破するための高速飛翔体はその相手と世界を隔て、火竜へと向かって突き進む。
怪物の口に火がたまるよりも速く、音に気が付くよりも速く。
火竜は抵抗をあきらめた餌を捕食するべく首を伸ばし、最終章と言わんばかりに地獄の門めいて炎が渦巻く口を大きく開きフィナーレを迎えようとしていた。
それがこの怪物が訓練を受け、人を食らう時の流儀であるからだ。
獲物は恐怖におびえているのかまるで動こうとしない。
周囲を見回した時に他の人間もうろついており、しばらくは空腹に苛まれることはないだろう、怪物はそう判断を下した時、破滅は待っていた。
弓の射程を凌駕する遠方から何かが飛来してくるのである。魔法によって生まれた火球だろうか。弩であろうか。
その正体は火球でも弩でもなかった。火竜めがけ飛来する侵徹体である!
この世界の飛び道具と比較にならない程の速度故にその存在に気が付けるはずもなく、質量と運動エネルギーが情け容赦なく火竜の頭を貫いたのだ。
命を失った巨大な肉塊は銅像のようにぴたりと固定されると、バランスを失い爆破解体されたビルのように崩れ落ちた。
それと同じく二発目の砲弾が飛来すると、あらぬ方向へと飛翔していった。
二人は鋼鉄の一撃が終えたことを確認すると恐る恐る周囲を見回しながら立ち上がり、状況確認をし始めた。
火を噴き、本能的に逃げたくなるような牙を剥きだしにして追いかけていたバケモノは銃で撃たれたスイカの如く頭と首を失い、解体された七面鳥の如く地面に転げていた。
その様に隊員はため息をつくとこう口にする。
「死んだかと思ったぜ」
それに対して相方はこう返した。
「生きてるよ」
彼はサムズアップをすると徹底的に破壊された格納舎へと向けて急いで帰投し始めた。映画ならばここでエンディングロールでも流れているのだろうが、彼らの映画はまだ序章に過ぎないのだ。
改めて点呼を行うと、司令部突入チームは3つの分隊に別れ、格納舎奥にある通路へと陣形を組みながら進んでいく。
これからSoyuzの勝利をかけた最終戦が始められようとしていた。
————
□
Gチームからもたらされた情報通り地下塹壕めいた狭い通路の存在が確認された。
灯火類は取り外された痕跡が見受けられ、また塹壕に屋根を付けたような半地下構造を取っているため、幅がろくに存在せず死角も存在しない。
そのため分隊たちはライフルを構え長い列を作りながら突入していった。
この構造は紛れもなく敵を阻む目的で建造されたものに違いなく、突入の際には一気に展開しなければ一網打尽にされかねないことは分かっている。
塔内部は兵士が配置できるように横幅が広く取られたらせん状に作られており、一定間隔で壁が設けられておらず地上の様子が見受けられるような場所が設けられていた。
さながら天空の塔と言いたいような立地ではあるが、上階からは矢の混じった魔道の波状攻撃を受けている。
司令部突入チームたちは側面の壁をなけなしの盾にしながら敵からの反撃を辛うじて躱しながら進んでいった。
「将軍、司令塔に反乱軍の侵入を確認。迎撃態勢を取っていますが、放棄も考えた方がヨロしいかと」
カルギルが最上階にある将軍司令室に一報を知らせにやってきた。戦時中ともあって妙な口調こそ大々的に抑えられてはいたが言葉尻にどこか異様な口調が残る。
ホーディンはその知らせを聞くと、背後にかかっていた鋼の槍を手に取りこう言った。
「反乱軍に屈してはならぬ。決してだ。絶滅までに追いやった国賊共にこうも好きにされてたまるものか。良いかカルギルよ。堰を崩す際にはそちらの判断に任せる」
将軍はここまで追い詰められている以上逆転は絶望的だということを理解していた。
増援の要請も出せぬ中、本国に知られる事なくひっそりと死ぬ運命すら脳裏に浮かぶがそれを許せば反乱軍を再びのさばらせることにつながるだろう。
軍人だけの理想郷を何としてでも守るべく最後のあがきに出るのだ。
「ですが将軍様、万が一ソレをしたときには救出は難航します。ワタクシめが言うことではナイのですが深手を負った際には———」
「その時は運命を受けいれる。それが神の思し召しというものだからな」
カルギルが忠告を行おうとすると、将軍はそれをはねのけるようにそう返したのだった。
その遙か下層では突入を敢行したSoyuzと帝国軍の一歩も譲らぬ戦いが繰り広げられていた。
この塔は最後まで司令室への侵入を阻むよう、一定の距離で防火壁のように扉が存在する他、石材の一部を引きはがすと入り口に向けて猛禽の爪めいた遮蔽物を引き出すことができる。
その反面敵が侵入してきた場合は進軍と弓矢から身を守ることができ、一方的に攻撃することができるだろう。
「アバーッ!!」
「ジェイガン隊長!」
丸裸と言っても良い状況下、Bチーム隊長ジェイガンの喉仏に火球が着弾した。通常の炎とは異なり皮膚を燃え貫くように燃えてゆく。
すると迷うことなく地面に転げながらなんとか火を消すと、蒸気を上げながら彼は立ち上がり確認を行った。
知らず知らずのうちにヘルメットが燃えている隊員はちらほら見られている程であった。
「フラッシュ!」
ジェイガンは半ば叫びながら隊員たちに指示を飛ばす。するとフラッシュ・バンに持ち替えた隊員を援護するように制圧射撃を行っていると背後の隊員が渾身の力を込め小さな鉄筒を放り投げた。
すると一瞬の閃光が迸るが、敵の動きを止めている間に後ろの兵士はMGL140を曲射し遮蔽物内にグレネード弾を撃ち込んだ。
——KA-BoooM!!!
敵の居座る閉所的空間では逃れようのない破片が飛び散り、数々の兵士を貫き殺傷していく。
これこそが現代兵器の恐ろしさの一つ、一発だけで多くの敵を確実に殺せる性質を反映していた。
多くの敵兵が損耗したことにより飛来する火球は大きく数を減らし、突入部隊は皮を喰い破るように司令塔内部へと向かってゆく。
————
□
そんな彼らが行きついた先は扉が閉じられた袋小路。
発破に強いBチームたちが小手先で調べてみると、今まで見てきたものと比べると強固に作られているようだ。
だがウォール・ブリーチングチャージの心得を持つ特殊作戦チームにはベニヤ板同然に過ぎない。
すぐさま片方の扉を破壊できるよう用意を行うと、他チームらを退避させてスイッチ一つで吹き飛ばした。
立ちそこなったドミノのように扉板は床に倒れると、額縁のように縁どられた破壊跡から橙色の西日が降り注ぎ、夕暮れ空が顔をのぞかせる。
その様に隊員たちは感銘受けることなくサングラスを装着するとムカデめいて足を進めていく。
いかに芸術的であろうとも吹き抜けはキロポストでしかないのである。このまま日が落ちれば疲弊も隠せなくなり長期化を余儀なくされるだろう。
パルテノン神殿めいた柱が立ち並ぶ隙間から垣間見える異界の天道様はゆっくりとタイムリミットを刻みながら地平線の向こう側へと沈んでいくのだから。
——GRAShhhh!!
「敵襲―ッ!」
反乱軍が強固
な扉をいともたやすく爆破した音はこの階にいる全員の耳に入った。
誰がどう見ても理解できる敵が入り込んできたという証に誰しもが弓を構え、魔導書を開く。
幸いにも塔の通路はらせん状なため、侵入する反乱軍を上から攻撃することができるがここまでやってきた以上、どこまで通用するかわからなかった。
西日で支配された吹き抜けは夕日に染まる。弓を構える兵士、それと対になるように異形の銃と武器を構えるSoyuz隊員たちを遮るように照らし、影は力強く伸びる。
まるで絵画のような光景の裏には激しい死闘が行われていた。
姿勢を低くしたアーチャーが弓を構え、狙いをつけながら弦を引き絞るとライフル弾が血肉を貫き全身を穴だらけにしてゆく。
その一方で司令塔制圧分隊は自動小銃などで敵を排除しにかかるが、互いに障害物がない不可思議な空間故に被害は全くないとは言えなかった。
無数に飛来する火球が隊員の胸に着弾し松脂のように燃え始めたではないか!
「あの放火マニアめ…俺はいい、先に行け!」
彼はためらいもなく地面に転げると他メンバーらを突き放すようにこう叫ぶ。
大まかに鎮火できたと思った瞬間、赤い日差しに照らされた空間に稲妻が見えたのだ。
隊員は反射的に転げてその追撃をから逃れると、ライフルを構えながら立ち上がり先へと進む。
最前線ではMGLから射出される榴弾とスタン・グレネードで動きを止めながらさらに奥へと進もうとすると、ある妙な事が起きていた。
これら爆発物で制圧をかけるよりも前から少しずつではあるが敵の攻撃が弱くなっているのである。これを察知したAチーム隊長は後方へと命令を下す。
「何らかの工作を仕掛けてくる恐れがある、警戒を怠るな!」
そう言いながら彼が様子を観察すると、敵の姿は消えていた。
命令を受けた隊員たちはライフルを握る手をより一層固く握りしめ、不測の事態に対して備えながら刻一刻と日没が迫る中、司令塔へ向けて進むしかない。
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□
騒がしい空間に訪れるひと時の静けさ。
それはさぞかし優雅なのだろうが、自然や戦地ではこれに最も警戒しなければならない。
相手陣営が味方を巻き込むような一撃から退避しているからである。それは散々このジャルニエの城で味わったAチームは特に敏感になっていた。
———DUMP——DUMP——
何か重たいものがこちらに迫ってくるような音が静寂に割って入った。音の間隔は時間が経過するにつれ短くなり、分隊全員に緊張が走る。
この音の正体とは一体いかなるものだろうか、そう考える前に姿を現した。
「壁沿いに退避しろ、今すぐ!」
地獄のように燃え盛る炎を纏った樽がウサギのように跳ねながら転がってきたのである!
聖堂を除き城は高い耐火性に優れている構造になっているからこそできる芸当そのものであり、これだけの運動エネルギー乗った物体が直撃した暁には即死は免れないだろう。
罠に感づいた隊長が声を上げると一斉に隊員は壁に張り付くと、何とか逃れることができた。
その後から間髪入れずに勢いを増して矢と魔法が飛来し始めたのだ。
先ほどのトラップで仕留めきれなかった残党を一掃するかのように凄まじい弾幕で根絶やしにする魂胆である。
「掃討しろ!」
あまりの火力を見たCチーム隊長はそう指示を飛ばすと、一斉に壁沿いに隊員たちは壁沿いに退避した。そのことを確認すると馬鹿にならない数のLAWやグレネード弾が敵陣に向けて放った。
————
□
——BooOOMM!!!
魔導や弓矢をはるかに凌駕する火力と爆炎が敵を死に誘ってゆく。
一斉砲火が終わるとイワシの群れのような速さで、壁沿いにいた隊員はすぐさま定位置に戻り、さらに上層へ向けて進む。
ふと地上に目を向けると燃え残った建物がミニチュアのような大きさになるほどまで来ていたのであった。
次々と迫ってくる足音、そして味方の悲鳴にカルギルは余裕をなくし、なりふりを構っていられなくなるほどに追い詰められていた。彼は戦況が悪化していく様を恐怖に震えながら傍観することしかできなかったのである。
次々と近づいてくる重々しい爆発音に思わず体がすくみ上ってしまい、すぐさま反乱軍の登ってくる通路を爆破したくなるが塔の周りには空を飛ぶ異形がこちらの壊滅を舌なめずりしながら待っている。
この絶望的状況で迫りくる敵を一網打尽にしなければ逆転の一歩は張ることができないだろう。
その間にも司令塔制圧チームは階層を登り、頂上にあるとされる敵司令部へと向かっていた。
——ZACK—ZACK—ZACK…
カルギルの居る丁度真下から無機質な軍靴の音が今まさにこちらに迫っていたのである。つまるところ数門前まで敵が来ているのである。
彼は悪魔にじり寄る音で今までの恐怖を抑えきれなくなり、半ばパニックになりながら腰元にマウントされた魔導書を引き抜くと、ページを乱雑にめくり始めヴァドムの項目を血眼で探し始めた。
選りにもよってヴァドムは詠唱が必要な魔術であり彼は周りに構わず決死で黙読を始めた。
「カルギル少尉、退避がまだ終わっていません!崩落に巻き込まれます!」
半狂乱で詠唱する様に思わず護衛がカルギルを止めると、彼はまるで子供のように腕を振り回し護衛をはねのけた。
「うるさい!もう時間がナイ!わかっているのか、オイ!」
彼は士官としての顔はもはやなく、激しく欠如した狂人のそれであった。
全てに絶望した護衛の魔導士たちにもそれが伝染すると一帯はパニックに陥った。
そんな中、留め金外れたテープレコーダーのようにカルギルは詠唱を続けていた。
【ヴァドム】
ついにそれは唱えられてしまった。
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□
司令塔制圧分隊は迫りくる敵を蹴散らし、螺旋の塔を駆け上っていく。
一時期は相当数の敵が配置されていたが、階層が高くなるにつれて兵士の弾切れを起こしたのか天空に近づいていけば行く程敵の数は減少していった。
司令官の逃亡と視界不良による戦闘の長期化を避けるためにも、無限にも思える階層を駆け上がるのみになっていた。
制圧が指先までに来ているその時、上層から爆音が響くと塔が激しく揺れ始めたのである。チームの誰しもが足を掬われそうになるひどい揺れが起こるだけならば良かった。
すると天井が崩れ始めたのである。
「総員後退し退避せよ!繰り返す、総員後退し退避せよ!」
Aチーム隊長が無数の瓦礫片が雪崩のように降り注ぐ中、そう叫んで後退を促す。さながら爆破解体現場に取り残された状況に等しい。
パニックに陥っても不思議ではない中、彼らは冷静さを欠かすことなく隊列を維持したまま後退してゆく。
天板の崩落が収まるとAチーム隊長は慎重に足を運びながら状況を確認すべく恐る恐る崩落現場を確認し始めた。
天井を兼ねる床には大穴が空き、支持力を失った石材は一度半分に割れると瓦礫片になって落下したのだろう。
ぽっかりと空いた穴を観察すると、ある二つの事実が浮かび上がった。ひとつは到底人が飛び越えられるような大きさではなく突入することは不可能だということ。
ただ悪い知らせばかりではないのが世の摂理。そしてもう一つの事実は穴を見上げると
光と空が垣間見えた。
それだけではない、崩落した先にはまだ道が続いていたのだ。すると隊長は無線機を取り上げると一つの報告を上げたのだった。
【こちらAチームリーダーからLONGPAT及びMOSKVA各機、司令室につながる通路が崩落したため突入不能。上空に待機中のヘリからヘリボンを要請する】
道は続く。
次回Chapter39は10月24日10時からの公開になります
・登場兵器
M72 LAW
言わずと知れた超有名使い捨てロケットランチャー。小型軽量、扱いは容易。
ここ最近の戦車を相手にするには完全に力不足と言わざるを得ないが、それ以外の相手なら凄まじい脅威になる。
MGL140
6連装リボルバーのような弾倉を持つグレネードランチャー。レールをマウントすることでスコープやらフォアグリップなどのオプションを着けることが出来る。遮蔽物にはとりあえずコレ。




