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第三十四回想
「父さん、心ばかしのお礼だったけど、喜んでくれたかな?」
「それはもちろんだ、ショウ。さすが俺の自慢の息子だ」
とても上機嫌である。
「ありがとうね、ショウ。お父さん最近悩んでたみたいだから」
親のそんな話は聞きたくなかったが、まあ、いいだろう。
仲直りしただけで僕としては十分だ。
「今日は止まっていきなさい」
「そうだぞ、もう遅いからな」
吸血鬼の脚力をもってすれば、どこまでも、宇宙にすら軽く力を入れるだけで行けるんだけどな。
そう思ったが、わざわざそんなことは口にしない。
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