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第二十四回想
五年ぶりになる両親の姿。
僕が捨てた実家。
僕と対立したままの家族。
母さんの描写から入ろう。
顔に少しシワが増えた以外は、特に変わった変化はなく、むしろ、そこだけしか変わっていないというのが、驚きである。
五年たったとは思えないくらいだ。
父さんに至っては、ヤバイことになっていた。
主に、頭皮が。
髪の毛がないのだ。
スキンヘッドというわけではない。
おそらく、
おそらく、禿げているのだろう。
いや、そんなことを言っている場合ではないのかもしれない。
僕の父さんは────、
車椅子で生活していたのだ。
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