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第十八回想
「そうだな。幸せにはなれていないかもしれないが、少なくとも、満足はしている」
あまり、正しい回答とは言えなかったが、思ったままを妹に伝える。
自分の思いを。
僕の、思いを。
「そ、そうなんだ」
「そうだ」
質問の回答として十分だったのか、妹はその顔に微笑みを浮かべ、
「ありがとう」
「では、こちらの質問に答えてくれるか?」
妹は首肯で返した。
「わたしが吸血鬼になりたい理由それは──」
お父さんの病気を治すために、だよ。
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