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第十六回想
「理由を聞かせてくれるか?」
「うん」
妹は素直だった。普段からこれくらいだったらとてもいいのに。まあ、普通の妹でも別にいいのだが。
もちろん、変な意味じゃあなく。
「その前に一つ訊いていい?」
「もちろん」
さっき、僕の質問にも答えてくれたしな。
僕がさっきいった言葉とまったく同じだった。あんまりあっていなくても、さすがに兄弟だな。
「お兄ちゃんって吸血鬼になって幸せになれた?」
思わぬ質問に、僕は瞬時に答えることができなかった。
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