僕の生活
ブラッドは僕の自宅の位置を確認したあと、すぐにどこかへ行ってしまった。
「吸血鬼の身体って最高だな」
僕は独り言を漏らしていた。吸血鬼は日光に当たると死んでしまう。自宅警備員は二四時間体制だが、主に夜の活動だ。つまりジャストフィット。
「僕はこれから合法的に自宅警備員でいられるな」
僕はそのことにくすりと笑った。
「だって、死ぬ訳にはいかないもんな」
灰になるわけにはいかないし。
「じゃあ、早速、ゲームするか」
僕はパソコンを起動し、FPSを開始した。
このゲームに僕は良い思い出がない。スコアはいつも低いし、すぐ死ぬから。言ってしまえばゲームが好きな人がゲームが得意というわけではない。という感じだ。
「だが、今日の僕は違うぞ」
僕はFPSを開始した。
結論から言おう。ハイスコアが出た。しかもトップ5に入ってしまった。吸血鬼となったことで動体視力があがっているからだ。瞬時に相手に対処できた。吸血鬼マジ良い。ゲーム楽しい。
このあと三徹してしまった。いやー、吸血鬼ってすごいね。マジ自宅を警備するのに良いスペック持ってるわ。
読んで頂きありがとうございました。
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