5/100
自宅警備員
今更ながら僕の職業は自宅警備員だ。まあ、大方予想していた者もいるかもしれないが僕は自宅を警備している。少し、昔話をしよう。
僕は昔から外に出るのは好きではなかった。中で何かをしている方が好きだったのだ。そんな僕は友達がいなかった。まあ、当たり前のことなのだが。
そんな憂鬱とした日々を過ごしていた僕にある天恵が訪れた。世の中には自宅の警備を生業とする者もいるということを知ったのだ。それから僕は変わった。徹底的に自宅警備員になるための準備を始めた。幸い僕には才能があった。プログラムの才能だ。その才能を駆使し、僕は数億という金を手に入れた。ここからが大変だった。親が僕の進路について反対したのだ。僕の才能を生かした職に就けと、うるさかったのだ。
どうにか親を宥め僕は義務教育終了と共にマンションの一室を買い、自宅警備員となった。親に勘当されてしまったが。
画して僕は最も自由を与えられし、職業に就いた訳だ。ニート? 僕はそんなものではない。誰にも迷惑をかけていない。誰からも文句を言われる筋合いはないのだ。金もある。金さえあれば今の社会では裕福に暮らしていける。物は宅配で頼めばいい。
自宅警備員こそ、至高の職業!
読んで頂きありがとうございました。
評価等よろしくお願いします。




