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裏会
「そう言えば、お前に注意していてほしい吸血鬼がいるんだ」
ブラッドは僕が相談し終わったあとにそう言った。
「どんな吸血鬼なんだ?」
「裏社会のボス」
「桁違いに価値観の違う奴出てきたな! てか、裏社会にいんのかよ! 吸血鬼もいろいろだな!」
驚きである。
「自宅警備員をやっているお前が言うのか……」
「うっ」
それを言われるとなにも言い返せなくなるがここは勇気を持って言い返すとしよう。
「自宅警備員は吸血鬼にとって天職だろ」
「それはない」
「あまりにも早い対応をするな! 僕も大変なんだぞ!」
空しい言い訳だった。
「で、そいつの名前は?」
「そうだな、教えておこう」
「ああ、頼む」
「そいつの名前は裏会と言う」
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