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奇襲
さあ、ゆっくりしよう。なんか起こりそうな気がするサブタイトルだからな。気をつけて遊ばないと。三時間も遊べば眠気も襲ってくるだろう。しかし、さっきの威力には驚きを禁じ得なかったな。どれだけ威力があるんだよ。それに、あれを街中で使っていいものなのか?
「もう六時か」
もう、六時になっていたようだ。時間の流れは早いというものだな。
「さあ、寝よう」
ん? 何かおかしなことがあったかな? 別におかしなことではないよな? ああ、もしかして普通「さあ、仕事行こう」と言うべきところを「寝よう」と言ってしまったことかな? 全然おかしなことじゃないさ。自宅警備員にはよくあることだ。
僕がそう思いながら、布団に潜ろうとしたときに玄関のチャイムが鳴った。奇襲だったりして。僕は玄関を開けた。そこにはいかにもな吸血鬼らしき人がいた。人か? この場合。
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