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試し撃ち
僕は山の頂上に降り立った。てか、最初から翔べば良かったな。どんだけ、遠回りしたんだ? そろそろ、試し撃ちをしよう。
僕は右手に自動拳銃を構えた。吸血鬼の眼だからだろう。僕には暗闇がよく見えていた。この性能はとても良いものだよな。視力も良くなってるし。
「三」
引き金に指をかける。
「二」
左手で支える。
「一」
照準を合わせる。なんか、順番が違う気がするが。まあ、いいだろう。
「零」
僕は引き金を引いた。銀の弾丸が飛び出した。その瞬間を僕の眼はとらえることができた。
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