表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/100

痛み

 腕が熔けている。

「ぐぁあぁぁあああぁ」

 僕は痛みに床をのたうち回った。痛い。痛みをこらえながら右手を見ると、親指、人差し指、中指が根元まで熔けていた。

 吸血鬼には防御力がほとんどない。かといって一般人よりかは遥かに高いが。吸血鬼の防御力とはすなわち、治癒力、再生力である。回復力が高ければ防御力など必要ないからだろう。

「はあぁ、はあぁ」

 指、銀の弾丸を触った場所のみ熔けているので十中八九銀の弾丸のせいに違いないが、てか、僕が触ったのがいけないんじゃないか。指からは少しづつ湯気が出ている。回復しているのだろう。痛みも少しは増しになってきた。痛みを麻痺させる脳内物質の分量も最適化されて変動がないから痛みがヤバイほど直接伝わってくるな。

 一時間後、僕の指は完全回復した。むっちゃいたかったけど。

読んで頂きありがとうございました。

評価等よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ