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私のあだ名は金魚の糞  作者: ラクハ
第一生
2/23

飴などないっ

私を誰だと思っているの?


「あ、あのユーリ?

淑女がなんて格好をしているの…?」


突っ込むところが微妙にズレている!

そんなところも可愛いけどなこの馬鹿っ子め!!


「あのねアデル」

「急な呼び捨てですの?失礼ではなくって?」


アデル……まずは貴女のその無駄なプライドを


へし折って差し上げましょうね。



「さて………お勉強の時間ですわよアデルちゃん」

「な、何を……鞭!鞭が!!」



鞭がどうかしましたの?

おほほほほほほほほ



「いいですの?貴女は今まで悪役令嬢として中々に派手に生きてきましたね?


それで不自由しなかったのは今まで親が守ってくれたからです!!

これからは自分自身の力で生きて行かなければならないの、


だから、ね?」


「ち、近づかないでちょうだい!!


いや、誰か……」



おほほほほ

誰も来ないわよ嫌われ者さん


これからは自分の足で立って自分の考えで生きて行くのよアデル






は?貴女誰?

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