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私のあだ名は金魚の糞  作者: ラクハ
第二生
16/23

決意新たに

今日だけで沢山の切り方を覚えましたわ!


あの後なんやかんやおばさまは協力してくれた

対価云々の話が出た後断ったけどなんとか教えてもらいたくてじっと見つめて……うふふっ

私の願いが通じたということにしましょう!



「アデルちゅわぁん

野菜も切れないなんてゴブリン以下よい・か」


「き、きぃぃっ!

おばさま、ユーリがいじめますの!!」


おーほほほほほっ

告げ口したって無駄無駄無駄無駄無駄なんだよお嬢ちゃぁん!!


あぁ楽しい!毎日が輝いて見えるわ!

でもこんな生活はあと2日で終了………


学園に戻ったらあいつが転入してくる…



「どうせなら女の子が良かったですわ…」


アデルのお友達になってくれそうないい子空から振って来ないかしら……



「悩み事かい?」


「エロジジィ………」


2人の間を気まずい空気が流れる


しまった…突然すぎて本音が

ここはあれだ

悩み事かい?


おじさま………実は


と悩みを打ち明けるシーンだ

どうし……えぇい!このさい開き直ろう!



「実はですねエロジジィ

私、学園に戻るのが嫌で嫌で……」


「………そ、うか」


そんな辛そうな顔しないで?

私、いじめは大丈夫ですのいじめは


ただ、学園で起こりそうなイベントに頭を悩ませているんです

確かゲームでは、アデルが反撃に出た瞬間に主人公のお父様が実は超エリート弁護者という追加設定がでてくるはずですの……



アデルちゃんが主人公以外に興味を持ってくれたらいいのに

それか改心、今すぐ改心!


「エロ、ジジィか………」


そうよ!私が改心させてみせるわ!

料理とかにハマらないかしら…


私図書室行きたいんだよ

部屋でずっと料理してくれたら安心だし?なんなら部屋の鍵アデルの分も持って出るし


オートロックだから出て扉閉めたらかかっちゃうんだよ流石お金持ち学園だよね!


「エロ、ジジィか………」


さぁてそろそろ私も洗濯物取り込まなきゃ!


アデル、一緒に頑張りましょうね!!



「エロ、ジジィか………………………………


………悪くないのぉ」




良かったねぇ頭空っぽにしておいてw

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