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私のあだ名は金魚の糞  作者: ラクハ
第一生
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決意

パンがなければお菓子を食べればいいのよね?

「あぁっ!!」


私は嘆く自分の不幸を

周りの皆はついに頭がおかしくなったと思うでしょう!違うの聞いて!誰か聞いて!!


………いいもん一人で喋るからっ


あのね、私すっごい商人の娘なんだけどね

お父様からこの人に媚び売っとくと楽だよって教えてくれた女の子……


伯爵令嬢のアデル・キルミールちゃん!

この子のお世話とかしてたらね楽しくなってきてね!


だってこの子馬鹿可愛いんだもん。まじで!

見た目通りわがままだし悪い子なんだけどね



馬鹿なの。

証拠とかバレバレなのを見てるのが可哀想で私が隠してあげてたんだけどね


取り巻きびーが男に媚びうるために証拠を持ち出しちゃってねー


んで私と彼女は学校で嫌われ者というわけなの

うん、もう実家にも見離されかけてるし絶望的にやらかした後でね



前世の記憶思い出したの、私

どうして!?どうして今なの!?


ここは乙女ゲームの世界そして私たちは主人公と攻略された男の子に退治される咬ませ犬だと始めからわかっていれば……っ



「私は悔しい!!

………こんなことならもっと」



もっと、



もっとあの馬鹿可愛い子を磨いておけば良かったわ!!


いいえ!今からでも遅くない!!!




パンがなければ水を飲みなさいこのすっとこどっこい!!

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