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姿見に映った未来は…、不仲な婚約者との(想像以上に)冷え切った結婚生活だった  作者: IROKA


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#34 巡り合わせ

「あ"ぁ、もう!あんたたち、しつこいわねっ!!」

ヴェルナー辺境伯邸へ向かう馬車の中で、イーサンとネイサンが、王都で魔道具屋へ行かせてもらえなかったと延々とボヤいてくるの。あんまりにもしつこいから、馬車の中だというのに、つい大声を出しちゃったわ。このふたりの相手をするのは、ほんとに大変なのよね。

ウィル様が機転を利かせて、辺境伯邸へ着いたらすぐに、魔石の保管庫へ案内すると言ってくれたおかげで、ふたりはひとまず落ち着いたの。だけど。辺境伯邸へ着いた途端、勢いよく馬車から降りて、はやく魔石の宝庫へ行くんだと騒ぎ出したのよ。まったく、いい年して子どもみたいなんだから。いくら実の兄とはいえ、これまでメアリーに双子の世話を任せきりにするなんて、かわいそうなことをしたわ。このふたりと四六時中一緒にいたら、ストレスがたまるもの。

ウィル様は使用人へ、双子とメアリーを保管庫へ案内するよう声をかけ、私たちは辺境伯様のもとへ向かった。


執事がドアを開け、ウィル様に続いて応接室へ入った私は、驚きの光景が目に入り、思わずウィル様の袖をぐいっと引っ張る。

「父上。ただいま帰りました。ハリオアマツバメを飛ばしたことから、ただならぬ事態が起きたと推測し、急ぎ帰ってきたのですが…。いったい、なにが…?」

平静を装い帰宅の挨拶をしていたウィル様も、途中から動揺を隠し切れなくなっていたわ。この、目の前の光景に…。

「がはははは。見ての通り、我々はそういう関係になったのだ。」

辺境伯様は、呆然とする私たちを見て豪快な笑い声を上げると、隣に寄り添っているお母様の肩を抱き寄せた。辺境伯様とお母様がそういう関係になった!?驚き過ぎて声にならず、ウィル様の袖を先程よりも強く、ぐいぐい引っ張った。

「お互いに相手のいない立場ですからね。そういう関係になったとしても、僕が口出しすることではありません。ですが。父上は今後、どうするおつもりですか??」

「無論。こうなったからには、責任を取るつもりだ。」

「それは再婚なさるということですか?」

「そうだ。シルヴィと再婚する。」

「はぁ!?そうなると、僕とエスター嬢は義理の兄妹になってしまうじゃないですか!?そんなの嫌です!!」

ふたりの関係に口出ししないと言ったばかりなのに、ウィル様が吠えている…。大声を出すウィル様、はじめて見るわね。

「なら、兄妹になる前に、さっさと婚姻を結んでしまえばいいだろうが。おまえたちがもたもたするようなら、先に我々が籍を入れてしまうぞ。」

「ガイアス様。そのような言い方、あんまりですわ。私たちは、お互い2度目なのですから、焦らなくともいいではありませんか。」

「いや。わしは明日にでも籍を入れたいと思っているんだ。それを我慢して待つと言ってやっているんだぞ。」

「なんて自分本位なんだ…。それは僕だって、はやく結婚したいと思ってるけど、そうやって急かされてするものじゃないだろう!?」

聞き覚えのある、『明日にでも』という台詞。辺境伯様と言い合いをしているウィル様の、いつもと違う口調。辺境伯様の、『シルヴィ』という愛称呼び。辺境伯様を愛おしそうに見つめる母。

私は、そんな目の前のやり取りから目をそらすように、"リアだったら、『そういう関係??』って、首を傾げそうだわ。"と想像していたわ。


「父上のせいで、結婚式の準備を急かすことになってしまうなんて、フィリアさんには申し訳ないです。式が早まることを、はやく伝えないといけませんね。」

「そうですわね。リアに負担をかけないよう、私たちも協力しましょうね。」

放心状態になっている間に話し合いは終わり、辺境伯様からは再度、結婚式をはやく挙げるよう釘を刺された。


それから私とウィル様は地下へ降り、大きな重量扉を見上げていた。

「この扉は、力のある者4.5人が協力して、やっと開けることができるのですよ。この重い扉を、本当にお義母様がひとりで開けたというのですか??」

「ええ。母ならひとりでも開けることができるでしょうね。銀狼の加護を持つウィル様へ大怪我を負わせるほどの、バカ力ですもの。」

試しに、ウィル様がひとりでこの扉を開けようとしたけれど、扉はびくともしなかったわ。


辺境伯様と母が関係を持った経緯は、お互いに好意を持ったからでも、酒に酔った勢いでもなく。辺境伯様の魔力暴走を鎮めるためだったそうなの━━━。



その日━━。


領内で魔物が出現したため、ガイアスは騎士を引き連れ討伐へ向かった。

ヴェルナー邸へ来てから、毎晩ともに酒を飲むのが日課となっていたシルヴィアにとって、久々にひとり寂しい夜を迎えることになる。討伐へ出たガイアスを思うと落ち着かず、部屋の中をうろうろと歩きまわっているうちに、夜は更けていった。

ガイアスの身を案じながら、討伐隊の帰りを今か今かと待っていると、窓の外に帰還した討伐隊の姿が見えた。しかし、ここにいても状況がわからないため、しびれを切らしたシルヴィアは、様子を見ようと部屋を飛び出したのだった。すると。何やら騒がしい物音が聞こえ、そちらへ向かう。そこで目にした光景に、シルヴィアは両手で口を押さえ、息を飲んだ。目に映ったのは、血まみれのガイアスが両脇を抱えられ運ばれていく姿。そのまま地下へ降りてくのが見え、気づくと体が勝手にあとを追っていた。物陰から様子を見ていたら、ガイアスは大きな重量扉の向こうへ閉じ込められてしまったのだ。扉を閉めた者たちは、鍵をかけなければと言い、鍵を取りに向かいの倉庫へ慌てて入って行った。その隙にシルヴィアは、ひとりで重量扉を開けて中へと入ってしまう。

その部屋は高窓がないようで、月明かりもなく、真っ暗だった。そんな暗闇の中で、ガイアスのものと思われる唸り声が聞こえてくる。シルヴィアは、持っているランタンの明かりで唸り声がする方を照らした。そして。うつ伏せに倒れているガイアスを見つけると、駆け寄り、体を仰向けにした。

「辺境伯様!!どこを怪我なさったのです!?こんな血まみれの姿になられて。」

「っ!?シルヴィア殿??」

この地下にシルヴィアがいることに、ガイアスは驚きを隠せなかった。

「なぜ地下に…?いや、とにかく一刻も早くここを出るんだ!!」

「そうおっしゃいますけど…。それなら、私の腕を掴まれているのはなぜですの??」

逃げろという言葉とは裏腹に、ガイアスはシルヴィアの腕をがっちりと掴んで離そうとしなかった。

「わしは今、正気ではないのだ。だから、この手を振り払って早く逃げてくれ…。」

「怪我をしている者を置いていけません!!」

「…怪我はない。この血はわしのではく…、魔物の返り血だ…。」

ガイアスは話すのも辛そうで、次第に肩で息をするようになった。シルヴィアには、この症状に心当たりがあった。物心がついたときから、何度も何度も目にした光景と同じだったから。

「辺境伯様…。これは、魔力暴走ですわね…?」

ガイアスは声を出せない状態になり、顔を歪め頷いた。シルヴィアは、ネックレスについている魔石をガイアスへ押し当て魔力を吸収させた。…だが。すぐに魔石の容量が満たされ、それ以上は吸収しなくなってしまった。

「この魔石では足りないのね。そうだわ、部屋にある魔道具ならもっと吸収できるはず。取って来ますから、少しお待ちになって。」

しかし。先程ひとりで開けることができた扉は、今はまったく動かせなかった。

「…外から、鎖が巻かれてしまったんだろう…。わしがこじ開けぬよう、何重にもな…。シルヴィア殿…。こんなことに巻き込んでしまい、すまないな…。」

少しではあったが魔石に魔力を吸収させたおかげで、ガイアスは言葉を交わせるようになった。この状態が長くは続かないと察したシルヴィアは、ガイアスの傍らに腰を下ろした。

「ごめんなさい。あなた様を助ける手立てがあるのに、こんなときに手元にないなんて…。」

「世の中…、そういうこともあるさ…。」

苦しさを隠しきれない笑顔を見せたガイアスに、シルヴィアは胸が締めつけられた。…そして。苦しむガイアスを助けたいと、ある決心をしたのだった。

「辺境伯様…。この暴走を鎮める方法を、おわかりですわよね?」

シルヴィアの言葉に、ガイアスは顔を引きつらせ首を横に振るのだった。シルヴィアは構わずガイアスを抱きかかえ、部屋の隅にあるベッドへ運んだ。

「…駄目だ。」

うろたえるガイアスに、長年培った取り繕った笑みを向けたシルヴィアは、壁からベッドへと伸びている拘束用の鎖をじっと見つめた。

「考えることは、どこの家も同じね…。」

そうつぶやくと、拘束具をベッドからどかせた。

「…頼む。鎖で繋いでくれ…。」

「嫌ですわ。拘束具をつけ、身動きがとれない者を無理やり犯すだなんて。お互いに、同意の上でないと…。それに、あなた様今、処置が必要な状態なのです。そうですわ。この行為は治療なのです。」

シルヴィアは内心複雑だった。

『この行為は治療』

まさかその言葉を、自分が口にする日が来るとは思ってもみなかったから。

「私は、あなた様を受け入れます。ですからどうか。同意して、魔力をお鎮めになってください。それでも…。辺境伯様が、どうしても私をお抱きになりたくないというのなら、致し方ありませんけれど…。」

「…本当に、よいのか…??」

「ええ。あなた様の救いになりたいのです。」

「……っ!?シルヴィア殿っ!!」

シルヴィアを押し倒したガイアスは、彼女の名前と、謝罪の言葉を何度も口にしながら、一晩中、体を重ねたのだった。

日が昇り。扉を開けた侍従たちは、シルヴィアの姿を見て驚愕していた。ガイアスは、昨晩扉を閉めそこねた者たちへ罰を与えようとしたが、シルヴィアは、閉まっていた扉を自分が開けたのだと声を上げた。しかし、重い扉をシルヴィアがひとりで開けたことを誰も信じなかった。シルヴィアは、ひとりで開けられることを証明しようとしたのだが、足に力が入らずベッドの横に座り込んでしまった。そんなシルヴィアを見て、ガイアスは大笑いをするのだった。そして、歩けないシルヴィアを抱え上げた。

「証明せずとも、よい。昨晩、わしをこのように軽々と抱きかかえたのだから、あの扉をひとりで開けたというのもまことであろう?」

それからガイアスは、この責任を取ると宣言したのだ。こうして。ふたりの関係は、その晩だけで終わることはなく、その日からはじまったのだった━━━。



「その日。辺境伯様が、魔力暴走を起こしてしまったのは、魔物討伐によって魔力が昂ぶっていた状態で、魔物の返り血を浴びたせいですわね。でも…。魔力の乱れだけが原因ではないのでしょう?辺境伯様は、銀狼の血の影響を受ける体質なのではないですか??」

「やっぱり、エスター嬢は勘が鋭いですね。その日は、銀狼の血の影響を受ける満月だったのでしょう。満月の夜は、発情状態になるのです。」

「今回のは、勘ではないですわ。お祖父様と同じ症状なので、血の影響だと思ったのです。」

「お祖父様とは、婚約の報告へ伺ったあの男爵家のですか?魔力過多に苦しんでいた話は聞きましたけど、お祖父様もなにかの血を受け継いでいるのでしょうか?」

「…えぇ。月兎つきうさぎの血ですわ。」

お祖父様もまた、魔力過多だけでなく、月兎の血に人生の大半を翻弄されてきたの。しかも月兎の血は、満月に影響を受ける銀狼よりもたちが悪い。だって…。月の満ち欠けに関係なく、頻繁に発情するのだから。その様子を間近で見て育った母は、本人の意思ではなく血の影響だから仕方ないと頭では理解しているようだけど、心が追いつかなかったのよ…。

「お義母様は、父上の魔力を受け止めることができるそうですが、もしかして兎の血の影響なのですか?」

「確かに。きょうだいの中で母が一番、兎の血が濃いそうですけど、辺境伯様の魔力を受け止めることができるのは、きっとお祖母様の力のおかげですわ。お祖母様には、魔力や情欲を落ち着かせる力があるのです。」

「ではお義母様は、ご両親どちらの力も受け継がれたのですね。」

「そのようですわね…。」

今回、辺境伯様の暴走を母が受け止めたと聞いて、ものすごく驚いたわ。だって。これまで、同じように苦しんでいたお祖父様のことは、拒絶しているように見えたから。


私は、両親のことを、長年連れ添っているのに互いについてなにも知らない…、知ろうとしないって冷めた目で見てきた。だけど…。私も同類なのだと思い知らされたの。

リアとラザラスに出逢って、視野が広がったと思っていたのに、関心のないことを知ろうとしないところは、あの人たちと似ているんだわ。

お父様がよくしゃべるところも、お母様の取り繕わない笑顔も、この年になってはじめて見たのだから。

…これまでも。ただ私が、見ようとしてこなかっただけなのかもしれない。

私たち家族は、ほんとにただ同じ屋敷に住んでいただけの関係だったのよ。


それにしても。お母様が、ずっと避け続けてきた父親と同じ境遇の人と結ばれるなんて。なんの因果かしらね…。



次に、私とウィル様は酒の貯蔵室へ移動し、使用人たちにお土産のお酒を片づけてもらっている。

次から次へとアイテムボックスから出てくるお酒を見て、みんな目を丸くしているわ。あまりの多さに、こんなに受け取っていいのか等と困惑する声も聞こえたけど…。これは母が飲んでしまった補充分と、備蓄分だから、なにも言わずに受け取ってもらいたい。いいえ、むしろ。持参した酒では足りないくらいよ。母はこれからも、この辺境伯邸で暮らすことになったのだもの。

母娘で同じ家門に嫁ぐなんて、私にとってはほんとにまさかの出来事よ。両親が離縁したことで、この先は別々に暮らすと思っていたから。


ある年配の使用人が、大量の酒瓶の中からひとつを手に取り、懐かしそうに眺めていた。

「あらぁ。このお酒、わたくしの故郷のものだわ。」

「ばあやは、アンダーソン伯爵領出身だったのか!?」

ウィル様が、『ばあや』と呼ぶ、その使用人が手にしているお酒は、うちの領地で昔からつくっているものだった。

でもまさか、私がその故郷の領主の娘だとは思いもよらないでしょうね。ヴェルナー家の使用人たちへ、私と母は家名を名乗っていないから。母と娘で別々の家名を名乗るのもどうかと思い、あえて伏せていたのよね。

「そういえば。坊っちゃんへお話ししたことはなかったかしらね。わたくしがこの地へ来てから、もう40年近くになるのねぇ。その間、一度も帰郷してないわ。きっとこの先もね…。それでも。いいえ、だからこそ懐かしいのねぇ。」

「これだけ各地から集めたお酒の中から、故郷のものを見つけるなんて、40年経っても思い出に残っているのですね…。ちなみに、アンダーソン伯爵領では最近、こちらの蜂蜜酒にも力を入れているのですよ。」

話の流れからさり気なく、うちの蜂蜜酒をアピールしておいたわ。辺境伯様の酒の好みがわからないから、各地から手当り次第集めたけれど、やっぱりうちの商品を飲んで欲しいもの。


貯蔵室の片づけを使用人にお願いし、私たちは魔石の保管庫へ向かった。ばあやを引き連れてね。この屋敷で長年働いているばあやなら、屋敷に必要なもの、足りないものを把握しているはず。それを参考にして、双子に魔道具をつくらせようと思うの。

保管庫では、双子が魔石の選別をし、メアリーへ保管場所の指示を出しているところだった。

「あのふたり、あんなにキビキビ話せるんですね。」

「まるで別人ですわよね?魔石や素材、魔道具、魔法陣絡みになると、人が変わるんですの。」

メアリーは、私たちに気づくと作業の手を止めた。だけど。大量の魔石を前にした双子には、私たちの姿が視界に入らないようよ。私は、メアリーと双子をばあやへ紹介する。

「メイドのメアリーと、その双子の兄のイーサンとネイサンです。あのふたりは、使用人としてはポンコツですが、魔道具づくりは得意なので、必要なものがあれば教えてくださいね。」

「わたくしとしたことが、申し遅れましたわね。このお屋敷で使用人のお目付け役をしております、マリーと申します。」

「ばあやは、お目付け役なんて役職だったのか。」

「坊っちゃんは、今までこのばあやを何だとお思いだったのですか?」

「ばあやは、ばあやだろう??」

ウィル様にとってマリーさんは、役職なんて関係なく、ばあやなのね。


領地からこんなに離れた場所で、うちの領地が故郷だというマリーさんと出逢った。

これもまた、巡り合わせなんだわ…。


『あぁっ!お嬢!!』

あのふたり、やっと私に気づいたわね。

「見て、この魔石の宝の山!!これで転移石いっぱいつくれる。グレードアップもできる。フィリアお嬢にも配れる!」

「こっちの魔石なんて聖属性。希少なのに、他の魔石に埋もれてた!聖属性の魔石には治癒の力が宿ってる。これで、フィリア嬢の咳に効く薬と魔道具つくろう!!」

「きゃー!?リアにも転移石を持たせたら、向こうからも遊びに来てもらえるわね!!それに。リアの咳に効く魔道具があれば、季節関係なくヴェルナー領に来ることができるわ!あんたたち天才!?」

ウィル様とメアリーは、大はしゃぎする私たちに圧倒されている。

「三人は、喜び方が似てるな。でも、今のこの熱量は、魔石や魔道具絡みというより、フィリアさん絡みな気がする…。」

「兄たちも、フィリアお嬢様をお慕いしてますからね。以前いただいた、魔法陣が刺繍されたハンカチを眺めているときなんて、普通の青年みたいに見えますよ。魔石を眺めているときは…、こんなですけど…。」

「なるほど。エスター嬢がよく言ってる、あれか。このふたりもまた、フィリアさんにたらし込まれているんだな。」


私たちは、これらの魔石でなにをつくろうかと興奮していた。これまで魔石や素材不足のために、いろいろ諦めてきたイーサンとネイサンが、これで思う存分その力を発揮することができるわ。

ふたりが没頭し過ぎないよう、注意しなければいけないけどね。


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