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殺されたくない作家

作者: ナベノヂ
掲載日:2025/10/08

まだ、殺さないでくれ。

「また手紙が入ってる」

このアパートでは初めての手紙。

「やっぱり、ファンレター」

隠してたのに、私の住んでる所。

はあ。

「引っ越さなきゃ」




『十代なんだし、少女なんだし、可愛いんだから、個人情報には気を付けないといけないよ』

編集者によく言われる。

今、私は17歳。

高校には入っていない。専業作家。

可愛いとは思わないし、若いとも思わない。ただの暗い奴だ。

売れている方の作家。

だから、だろうか。

ファンが、よくファンレターを入れて来る。

住所は編集者にしか教えていないのに。

その度に引っ越しをしないといけなくなる。

困る。

けど、作家はやめない。

もっと本を読んで、もっと経験をして。

私は。

私は、もっと書きたい。




まだ生きたい。たくさん書いて死にたい、

ファンたち。

だから、まだ殺さないでくれよ。

ありがとうございました。

貴方の安全を祈ります。

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― 新着の感想 ―
編集者さんが何かを握っていそうです
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