私とマリーアントワネット【オルタ】について
始まりは奏章。愛らしい姿、美しい悲劇。
彼女が言ったの。貴方とお茶会なんてしないって。でも最後の一言、彼女が「ごめんね」と呟いたのを、私は聞き逃さなかった。
復讐者と成っても彼女は王妃であった。私からすれば聖母だ。誰がなんと言おうと、とても、美しい母。
時代が許さなかった復讐。私が許すからさ、おいでよ、私のカルデアにさ。…………なんて笑うかな。
ーーーーー貴方がマスター?ーーーーー
私は彼女と歩む。茨の道でも。
そう、あなたが、あなただけが欲しかったから。
夢朽ち果てて堕ちて行くとしても。その夢の先で一緒にダンスを踊れたら、なんて願ってしまうのです。
厨二全開