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最終話


翌日起きると難しい漢字で俺宛てに郵便物が届いていた。

中を開けるとそれは召集令状だった。


典子さんが「はやく未来に帰りなさい!」


と、言ってくれたが帰る手段がない。


なんとなくこうなる気がどこかでしていた。



サキちゃんは「いやだー」と泣いている。



仕方ない行くしかない。





典子さんはどうしたら俺が未来へ帰れるかばかり考えていた。




俺は言う



「この時代で男となりゃ仕方ないですよ。それに世話になりっぱなしだったから、最後くらいこの時代に爪痕残したいんです」



「でもあなたは未来人よ?」



「それを言った所で現実は変わりません」



「最後の夜楽しく見送ってくれませんか?」



サキは泣いてばかり。






そして最後の夜。


典子はたくさんの手料理を出してくれた。酒も出してくれたが、俺は酒で失敗している。軽く口をつける程度にした。最後の思い出にスマホで写真を撮ることにした。

3人でのショット、サキちゃんとの2ショット、典子さんとの2ショット。

そしてそのスマホを俺からの思い出にプレゼントした。



「本当だったらその写真相手に送れるんですけどね」



「郵便で?」



「違いますよ、メールで。あ、メールわからないか」



みんなで笑った。





翌朝。


俺は腹は決めていた。


「典子さん、サキちゃん短い間でしたが、本当にお世話になりました」


さすがの典子も目に涙を浮かべている。



サキちゃんは「行かないで……」と泣いている。




「それでは行ってきます」



俺は深々とふたりに頭を下げて、お店を出た。



雲ひとつない良く晴れた日の事だった。



お読み頂きありがとうございました。

小説のコンテストにチャレンジしたいので、

こちらへしばらく投稿できないかもしれません。

宜しくお願い申し上げます。

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