高校進学率・大学進学率推移
高校進学率・4大学進学率の推移を記述する
1964年 高校進学率69.3%(※定時制含む) 大学進学率15.5%
1965年 高校進学率70.7%(※定時制含む) 大学進学率12.8%
1970年 高校進学率82.1%(※定時制含む) 大学進学率17.1%
1974年 高校進学率90.8%(※定時制含む) 大学進学率25.1%
1975年 高校進学率91.9%(※定時制含む) 大学進学率27.2%
1980年 高校進学率94.2% 大学進学率26.1%
1985年 高校進学率93.8% 大学進学率26.5%
1990年 高校進学率94.4% 大学進学率24.6%
1995年 高校進学率95.8% 大学進学率32.1%
2000年 高校進学率95.9% 大学進学率39.7%
2005年 高校進学率96.5% 大学進学率44.2%
2010年 高校進学率96.3% 大学進学率50.9%
2015年 高校進学率96.6% 大学進学率56.5%
2020年 高校進学率95.5% 大学進学率58.6%
2025年 高校進学率93% 大学進学率62%
※1:1964年の東京オリンピックの時実は新卒での高校進学率は50%をようやく超えたが実際は定時制4年に入れてくれた集団就職者も多く居て実際は69.3%も高卒者が居た。くしくも1964年は我が国が先進国に加盟した年である。
※2:1974年に1次オイルショック不況が襲ったが同時に高校全入(厳密には高校進学率90%超達成)を達成した。同時に翌年1975年には最後の中卒集団就職年となった。
※3:高度成長末期の1970年から1985年頃まで大学設置抑制がかかり高卒でも大卒でもない進路志望希望者は強制で短大か専門行きを選ばされたが専門士制度は1995年入学から適用なので当時の専門生は高卒扱いである。
※4:高校進学率は1980年で高止まりし2022年以降から逆に貧困化・不登校者の激増で下がっていく。
※5:大学2部と通信と大学中退を差し引くと実際の4大学進学率は2005年頃まで-5%差し引くと言われている。ゆえに真の4大学進学率は1997年頃まで30%超えていない。
※6:氷河期世代まで4大卒は約5人に1人~4人に1人であり大学とは特別な場所だった。
※7:「Fラン大学」の名は2003年頃に登場する。つまり我が国は大学全入問題を20年超も放置されているのだ。
※8:2022年頃に4大は準中等教育機関になり下がり60%超となった。が、大学院進学率は1990年以降10%前後をうろうろしており学歴デノミを達成できず我が国は「低学歴国家状態」が深刻な状況となった。なお大学院進学率1位はフランスで既に40%超となっている。