自転車で赤切符を切られた君へ
本当ゴミですよね、この国。巨悪を取り締まるのではなく、ゴミのような犯罪をさも巨悪かのように罰します。
――この国の行き着く先は「北朝鮮」や「シンガポール」のような国です。
だから俺はこの国から早く逃げた方がいいと言ってるのは「これ」なのね。勘違いするなよ。自転車と言えども交通違反は交通違反でやっちゃいけない事だから。もちろん「ながらスマホ運転」も悪だぞ。やるなよ? こんなゴミみたいな違反で人生をダメにするなよ?
2024年に道路交通法が改正され免許持ってない人でも自転車で赤切符切られて1年以下の懲役または30万円以下の罰金になります。「自転車運転者講習」も課せられるかもね。つまり何もしてない善良な市民に「前科」が付くわけだよ。大学の推薦入試が使えないどころの話じゃない。大学行っても「職」がないかも。
――ええっ!? えぐっ!!
これやるんだったらもう冗談抜きで自転車運転免許を導入してもう免許証に「自転車」って書いたらどうでしょうかね。自転車にナンバープレートも付けて。さらに自転車であっても法定車検を義務にしたらどうですかね?
ゴミだよ。本当に。それでいて上級国民は起訴もされないとかザラですからね。「もう高校生だろうが原付なんてもってのほかで自転車にすら乗るな」って言う国からの無言のメッセージと捕らえていいよ。現に私はそうとらえている。君だって自転車ごときで職と人生を失いたくないだろ?
なお検察庁に保管される前科情報は前科者が《《死亡》》するまで一生涯削除されないことになっています(犯歴事務規程18条)。つまり一生前科が消えません。でも不起訴処分だとしても「前歴」は君に付くからな。一生涯永久に……。
もう分かりますね、私が何を言いたいのかが。
答え:「自転車には乗るな」
こんな理不尽な答えを中学生とか高校生に言うのは非常に恥ずかしいし俺も大人として恥ずかしい。このような世界をどう思うのかを真剣に考えて公民として18歳の時に有権者になったら君はどう思うのかを真剣に考えて欲しい。もちろん「歩行者の安全のためには自転車ユーザーの交通違反厳罰はいいことだ」という答えでもいい。でも……真剣に考えて。君は自転車に乗ってて信号無視一つで最悪赤切符は切られるからな。君だけじゃない。君の親も友人も恋人もだ。人間という存在は一生涯罪を背負わないで生きるという事はまず100%あり得ない。でも今の日本人はそういう「常識」というか「哲学」というか「赦し」という当たり前の概念を失ってしまったんだ。
昔の警察官が自転車にここまで厳しくなかったのは「自転車は(経済的にも)超・交通弱者」という大人の常識をちゃんと持っていて「自転車は特に中高生の生活の生命線だから多少の事には目を瞑ろう」という『大人の余裕』を持っていたからだ。今や中高生自転車ユーザーだろうが警官にとってはただの点数稼ぎの道具つまり出世の道具にすぎない。つまり子供の健全育成なんてどうでもいいわけだ。なおゴミのような犯罪を厳罰で取り締まると人間は暴発するようにも出来ている。社会学の教科書にはばっちり書いてある。人間はストレスを貯めるともっと大きい犯罪を犯すように出来てるんだ。ゆえに今の日本は社会学的に大変「ヤバイ」状況に置かれている。念のために言うけど「ヤバイ」っていい意味じゃないですからね。
何度も言うけどこの国の大人が子供になっていることだけは事実だ。だってやってる事がガキそのものでしょう? なので答えは「自転車には乗るな」だよ。残念な答えだけど君の人生を守るには答えはただ一つ。「14歳になったら即で自転車を捨てるしかない」だ。14歳以上が刑事法の対象なのだし。
息苦しいって? だから私は何度も「この国を見捨てろ」と言ってる。ああ、自転車で赤切符切られたらどうするかって答えだっけ? 答えは「執行猶予判決が下ったら執行猶予期間が終わるまで君は学校という存在に在籍するしかない」だ。罰金刑食らったって? じゃぁもう一生自転車に乗るな。ということで高卒就職すらも遠のく。なお執行猶予処分でも執行猶予期間中はパスポートの所持すら拒否されることがある。なんと君は外国旅行すら行けなくなってしまうのだ。
わたし・僕、自転車通学しか通学手段が無いんですけどと言う人へ。もう高校入学時に自動車教習所に行って「自転車任意教習」というものを受けて何がなんでも信号無視一つすらしないという覚悟で自転車通学をしてください。塾や予備校に行くときもだ。ヘルメットも着用しろよ? 出来る? もう自転車に乗った瞬間……原付や二輪や四輪に乗ったのと同等の物に乗ってるという覚悟を持って自転車を運転しろ。20歳を超えた大学生のみなさんへ。なんとコンパの帰りに自転車運転すると「飲酒運転」で問答無用の赤切符厳罰だ。馬鹿でしょ、この国。でも巨額の学費と身分を守るためにはもう最寄りの駅からタクシーを使うしないです。たぶん酔ってると善悪の判断も付かなくなるだろうし。さすがにお酒飲んでも「原付・二輪・四輪に乗ってはダメ」という常識ぐらいはあるだろうけど自転車までは思いつかないからな。息苦しいけど我慢しろ。
――何? お酒飲んだら自転車は押して「歩行者」として帰ればいいって?
この上記の行為こそ自転車飲酒運転の最大の原因なんだよ。君は「乗って帰った方が楽じゃん」という誘惑に酔ったままで勝てる? 残念なんだけど人間はそんなに強い生き物じゃないんだ。
※注:悪法も法です。この国に居る限り法律は絶対に守りましょう。「悪法も又法なり」とはソクラテスの言葉だ。民主主義ってのはどうしても衆愚政治に陥る宿命なんだ。そして連帯責任なんだ。さぁ君もリヴァイアサン(悪竜)の一部だ。国家の細胞の一つとしてこの「自転車」問題を真剣に考えてくれ。「国家とは暴力装置である」という政治経済で必ず学ぶことに嫌でも気が付くはずだ