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ヒルダの怪しいブーツ
なんか、次話投稿にせずに新規で連載を投稿してたので、順番とかわからなくなってしまいました(泣)読みにくくて、申し訳御座いません。宜しく御願い申し上げます!
ヒルダおじさんはそう言い残したっきり、ばたん、と、扉を開け、そして閉め、御店の奥へと引っ込んでしまったのである。理由もわからずぽつんとお店の先に取り残された格好のステファンぼうやは、所在なげに、突っ立っているしかなかった。 でも、その小さな脚はといえば、ぶるふると震えてしまっているのだった。 御店の奥の方からなにやら、がさごそがたんごとん、と大きな音が聴こえてきた。 ━━ごとん!がたん!がったん!ばっこん!ぎいぎい!ぎちぎち!
それらの音は次第に、大きくやかましく、そして捨て置け無いものへと変化していき、ステファンぼうやを鬼のように怖がらせた。 「ほっ、ほっ、ほっ。おっほつまほ」
御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!