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宿屋の看板娘に恋しました  作者: じょん
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異世界転移

処女作です文章力ないのであしからず

今から話すのは5年ほど前の話になるのかな?



僕の名前は裕也。

この世界ではユウヤと名乗っているんだけど

この世界ではって言うのは、僕がこの世界の住人ではないからだ。




所謂異世界転生、いや...僕の場合は異世界転移って呼ばれるのかな?


まあこんな話はどっちでも良いんだけどね。


さて本題に入ろうか。



僕は授業中よく寝るタイプの生徒だったんだけど、その日は授業中よく寝たにも関わらず、放課後になってまた眠気が襲ってきた。



寝てはいけないとわかってるんだけど睡眠欲には抗えなかったんだよね...



そして次に起きた時にはもう異世界転移した後であった。



そうして異世界転移したんだけど僕が異世界転移して初めに見たのは薄暗い路地であった。


(ん.....また寝てしまってたの.....は??)


耳を引っ張ったりしたがこれは夢ではないらしい。



そう思った僕は今何が起こってるのかを確かめるためにとりあえず歩いて路地をでることにしたんだ。



そしたらまずはじめにわかったのが、ここは日本でも地球でもないってこと。



街を歩いてる人が喋っている言語を理解出来たのにも関わらず貼り紙に書いてある文字は全く読めなかったからだ。

おまけに中世あたりのテンプレって感じの街並みだった。



唐突な異世界転移なんてそんなファンタジーに僕は胸が高鳴りわくわくしていた。

まぁオタクならみんな興奮するだろうけどね



でも少し時間を置いて落ち着いた頃に冷静になって考えてみたんだけど異世界転生とか異世界転移とかってみんなチート能力とか最強の武器とか貰うと思うじゃろ?



でも僕は、異世界の神様になんて出会わなかったし、試しに念じて見たけど何も起こらない、身体もひ弱な人間そのものだ



(チート能力も何もなしかよ...)



今のところなんの変哲もない僕は肩を落として街を歩いていた



話は戻って取り敢えず読み書きは出来ないけど、言語はちゃんと通じてることがわかってホッとしたんだけど、

字が読めないから金を稼ぐアテもなかった僕は少なからず命の危機を感じた。



ここまま異世界で右も左も分からず餓死してしまうんではないか、そんな恐怖に駆られた僕はオタク知識を必死に駆け巡らせて、すぐに金が入ってくる字が読めなくてもできる仕事を探したんだ



そして街ゆく人に道を訊ねながらその建物を1時間ほどかけてやっと見つけることが出来た。



そう、異世界の定番である冒険者ギルドだ。

これなら討伐はできなくとも仕事の斡旋くらいはしてくれるだろう。



(わくわくするなぁ〜)



そしてギルドに入り冒険者ギルドになくてはならない綺麗なお姉さんに話しかけた。



「すみません、ギルドの登録をしたいんですけど...」



「はい、新規登録の方ですね。ここに名前と年齢を書いてください。」


もっとスキルとか魔力とか聞いてくるのかと思ったがそうでは無いらしい。

字が書けない僕は職員さんにかわりに書いてもらった。

情けない...文字速く覚えよ...

そう決意した僕であった。


「ユウヤさん、このまま依頼を受けていかれますか?」



「お願いします!」


ギルドにはランクがありS.A.B.C.D.E.Fの順番となっているらしく、今登録した僕はランクFだ。


基本的に自分と同じランクの依頼しか受けられないらしくFランクは薬草採取や街のお手伝い依頼ばかりであった。



そして常設依頼であり、1束銅貨3枚取ってきた分だけ報酬を貰えて、達成期限のなかった解熱効果のある薬草を採取する依頼である。



ちなみにこの世界では銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨の順番で価値が高いらしく全て10枚でひとつ上の貨幣と同じ価値であるらしい。



そうしてギルドの職員さんから薬草の生えている場所の情報をもらった僕は異世界転移してはじめてこの街を出ることにした。



今思えば、この後の経験がなければ僕の今後の人生は大きく変わっていただろう






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