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第13話 四つの質問

 痛みと衝撃量を脳が処理しきれず、一瞬クロードの意識が飛んだ。しかし、引き摺り戻すようにして強制的に覚醒させる。


 クロードの周囲は、エネルギー爆発の影響によって一面、瓦礫野原と化していた。六角柱の多くは根こそぎ粉砕され、そのせいで大量の粉塵が舞い、まるで濃い霧の中にいるようだ。


 何とか起き上がろうとして、クロードは右手と左足が動かない事に気づいた。何とか上半身を起こすと、足があり得ない方向へと折れ曲がっている。


(やられた……!)

 治療を施そうとするが、意に反して魔術は発動しなかった。

 何度も両目に光を点滅させるが、反応は一切ない。


 クロードは、はっとした。

燃料ダムキナ切れ……!」


 よりにもよって、このタイミングに。クロードは歯ぎしりしたい心境だった。


 せめて、あともう一度だけでも聖霊魔術を発動させることが出来たなら、肉体の損傷だけでも回復させることが出来たのに。しかし、狼狽している暇はなかった。上空にいたアーロンが、こちらに向かって飛び降りて来たのだ。


 アーロンは空中で魔術を放つ。すると右腕のファイテングナイフが変形し、独立した一個のサバイバルナイフと化した。


 アーロンはそれを空中で器用に掴むと、着地しざまに、クロードの心臓部――《マルドゥ―ク=システム》に向かってそれを振り下ろした。


「ぐっ!」

 クロードは何とか左腕で体重を支え、上半身を捩る。


 かろうじてナイフは逸れ、肩へと突き刺さった。しかし、ほっとしたのも束の間、アーロンはクロードの腹の上に勢いよく膝をつく。そして体重をかけ押さえつけると首を掴んだ。

そのままナイフの柄に手をかけ、引き抜こうと力を込める。


「………!!」

 クロードは背中が冷たくなるのを感じた。


 《マルドゥ―ク=システム》、或いは擬似魂ネルガル――それらは、屍兵リバーサーの心臓部だ。破壊されれば、そのまま『死ぬ』。そしてアーロンはそのどちらかを、躊躇なく破壊しようとしているのだ。アーロンの目的は、クロードを中途半端に行動不能にさせる事ではなく、存在そのものを『死』に至らしめることなのだろう。


 アンデッドなのだから一度は死んでいるのだが、たとえ何度経験しようとも、慣れるものではない。屍兵リバーサーにとっても、『死』は人間と同じで、圧倒的恐怖をもたらす事象だ。


 そして、アーロンの性格を考えると、二度目は、ない。






 一方のアリスは、宙を舞うとべしゃりと遺跡内部の床に落ち、そのままボテボテッとボールのように撥ねて三回転した。ようやく止まり、何とか起きあがると、慌てて周囲を見回す。


「く……クロくん⁉」

 そしてすぐに仰向けに寝転がったクロードと、それを上から押さえつけているアーロンに気づいた。


「クロくん……わ、わたしのせいで……!」

 アリスの顏から、血の気が引いていく。


 クロードは柱から落ちたアリスを助けようとして、窮地に陥ったのだ。つまり、クロードがああしてアーロンに捕えられてしまったのは、アリスのせいなのだ。実戦不足のアリスにもそれくらいは分かった。


――わたしが、クロくんの足を引っ張ってる。


 アリス=ココットは死霊魔術師ネクロマンサー失格。アリス=ココットと組むことが出来る屍兵リバーサーなど、この世にはいない。《レヴィアタン》で散々突きつけられた言葉が耳の裏に甦る。


「そんなの、嫌……わたしは死霊魔術師ネクロマンサーだもん……! クロくんの相棒(パートナー)になるんだもん‼」


 そうだ。この窮地を救えずして、クロードを相棒(パートナー)と呼ぶ資格などない。クロードを手助けすることが出来るのは、アリスだけなのだ。何故なら、少なくとも今、クロードの死霊魔術師ネクロマンサーであるのは、アリスなのだから。


 アリスはギュッと表情を引き締めた。そうだ、自分の力で何とかしなければ。


 しかし、魔術を発動させようとして、手元に聖霊杖が無い事に気づいた。先ほど放り投げられた時に、弾みで手放してしまったのだ。きょろきょろと見回すと、数メートル離れたところに杖が落ちている。


「待ってて、クロくん!」

 アリスは聖霊杖を回収しに駆け出した。





 他方のクロードは、変わらずアーロンと対峙していた。ナイフを引き抜こうとしたアーロンの腕を、クロードは左手でがしっと掴む。そして、アーロンを睨みつつ、ニヤリと笑った。


「……よぉ。そろそろどういう事か、説明があってもいいんじゃねーか?」

「…………」


「こんだけボコられてんだ。割に合わねーぞ、コラ」

 アーロンの空虚な瞳が静かにクロードを見つめる。彼が何を考えているのか、その双眸からは何もわからない。やがてアーロンは、クロードの肩に突き刺したナイフをそのままに、柄から手を離すと静かに立ち上がった。


「四だ」


 そして、親指以外の指を立て、四を指し示す。

「四つだけ、答えてやる」


 クロードは肩に突き刺さったナイフを自分で引き抜くと、それを床に放り投げ、何とか起きあがり、鋭い声で問い詰めた。


「……。お前、《レヴィアタン》の死霊魔術師ネクロマンサーを殺ったのか……⁉」 


 屍兵リバーサーは、好きなだけ思う存分に行動できるわけではない。積んでいる補給油ダムキナによって、行動が制限されるためだ。


 ところが、アーロンの行動量は明らかに異常だった。クロードでさえ、こうして燃料切れを起こしているというのに、今も涼しい顔をしている。そばに死霊魔術師ネクロマンサーがおらず、一人(フリー)であるなら、なおさら奇妙だった。アーロンはどこかで独自に補給油ダムキナを手に入れていたとしか思えない。


 だが、補給油ダムキナは《レヴィアタン》により、流通が厳しく管理されている。手に入れるのは、容易な事ではない。


 ただ、一つだけ確実な方法がある。それは死霊魔術師ネクロマンサーを襲って奪うというやり方だ。屍兵リバーサーを連れた死霊魔術師ネクロマンサーは、大抵、予備の補給油ダムキナを所持しているからだ。


 そして、丁度ムシュフシュ遺跡の周囲では、《レヴィアタン》の死霊魔術師ネクロマンサーが何人か行方不明になっている。クロードは交戦中の間からその可能性を考えていた。つまり、アーロンは《レヴィアタン》の死霊魔術師ネクロマンサー屍兵リバーサーを殺害し、彼らの所持していた補給油ダムキナを奪ったのではないか。


「ああ、そうだ」

 何の感慨もない、簡潔な返答だった。


「連中を殺した。補給油ダムキナが必要だった」

「お前……!」


 クロードは思わずアーロンを睨む。行方不明となった死霊魔術師ネクロマンサーは顏も知らない相手だったが、二十年も属している組織の、いわば身内だ。それを殺されたとあっては、心中穏やかではない。それが、かつての仲間の仕業だったとしても。


「……だが、一番の目的は魂だ。魂がいる。それも、大勢の魂が」

 言葉を紡ぐアーロンの顏には、やはり変化は無い。まるで、今日の夕飯のメニューでも決めるかのようで、微塵も事の重大さを理解していない口振りだ。


 クロードはその光景に寒気を覚えた。嫌な汗が全身を伝っていく。それでも、今更、聞かなかったことにはできず、アーロンをさらに鋭く問い詰めた。


「何のためにそんな事を……伯爵をわざわざおびき寄せて殺ったのも、その為か⁉」

「そうだ」


「一体何が目的だ!」

「ムシュフシュを甦らせる」


「何だと……?」

 驚愕するクロードをよそに、アーロンは感情の起伏の感じさせない平板な声で言った。


「この遺跡は無力化されてなどいない。真の動力はここにあるからだ」

 続けて人差し指を下に向け、真下を指し示す。


 クロードもすぐその意味を悟った。

「下……地下、か⁉」


 そして、おそらくそれは、イディア軍や《レヴィアタン》の把握していない事項なのだ。だからこそ、この遺跡の動力部は手つかずで残っている。もしかしたら、地下の存在自体、今まで知られていなかったのかもしれない。だが、そこでふと疑問が湧き上がった。何故、それをアーロンが知り得たのか。《レヴィアタン》すら見逃していた情報を、何故。


 クロードの胸中を知ってか知らずか、アーロンは静かに続けた。

「……ただ、動かすにしてもエネルギーがいる」


「それで、死者の魂をそいつに利用しようってわけか……。ムシュフシュを復活させて……それで一体、何をしようってんだ⁉」


「戦争だ。もう一度、戦乱を起こす」

 淡々とした、アーロンの声。


 クロードは、思わず息をのんだ。

「正気か……? 戦争って、どことだ? イディアか、ガレリアか!」


「どこでもいい。戦乱になりさえすれば、俺達は存在意義を取り戻せる。……また、必要とされるだろう。このまま死んだように生き続けるよりは、その方が遥かにマシだ」

 それまで冷静だったアーロンの語気が、僅かに強まる。どうやらかなり思い入れがあるらしい。


 本気か――アーロンは本気なのだろうか。


 だがクロードにとって、それはあまりに荒唐無稽な話だった。ガレリアの大陸侵攻が終わりを告げてから二十年。世界は幾許かましになって来たとはいうものの、まだ余力があるとまでは言えない状態だ。餓えや貧困に苛まれている地域も多く、戦争をする体力のある国など、どこにもない。


 そもそも、こんな遺跡一つで戦争を起こすなど、本当に可能なのだろうか。俄かには信じられず、クロードは思わず笑ってしまった。


「まさか……お前、イカれちまったんじゃねーよな?」

「生憎だが、俺は正気だ」


「事はそう簡単じゃないぞ」

「ああ。だからムシュフシュが必要なんだ」


「どういう事だ……?」

 クロードは眉根を寄せる。アーロンはクロードから視線を外し、遺跡をぐるりと見回した。


「この遺跡は、かつて軍事施設だった」

「知っている」


「イディア軍の、じゃない。この遺跡を作った創造主たる種族――《ティアマトの剣》は、そもそも軍事利用を目的としてムシュフシュを建設した。……この遺跡は本来、生物兵器の生成工場兼、散布基地だったんだ」


「なっ………」

 今度こそクロードは絶句する。

 

 生物兵器。穏やかではない単語だった。


 もしアーロンが言った事が本当なら、とんでもない事だ。高度な技術を持った《ティアマトの剣》――彼らが造ったという生物兵器の生成工場、及びその散布基地。おそらく、現在の魔術技術とは比べ物にならないほど高い技術が用いてあり、それ故に殺傷力も生半可なものでないことが優に想像できる。


 もしそれがフル稼働してしまったら、一体、この大陸はどうなるのだろう。悪夢だ。その先は想像もしたくない。おまけに、ここはイディアとガレリアの国境帯だ。おそらく、どちらの国にも莫大な被害が出る。


 そして、事はそれで終わりではない。遺跡から実際に攻撃を受ければ、イディアもガレリアもすぐさま報復に乗り出すだろう。戦争が終わって二十年。だが両国の間に信頼関係など無いに等しい。互いに真っ先に相手を疑うだろうし、真偽を確認せぬまま戦争に突入する可能性も大いに考えられる。そして一度、開戦の火蓋が切って落とされれば、もう後には戻れないのだ。


 クロードの思考を読んだかのように、アーロンは頷く。

「……そうだ。誰も望んでいなくとも、きっかけさえあれば容易に崩れる。人とはそういうものだからだ」


「……本気なのか?」

 クロードは愕然と呟く。


 アーロンは答えなかった。しかし、それこそが答えだった。冷ややかな表情はやはり微塵も変わる事が無く、それがアーロンの意志を雄弁に語っていた。何があっても、自分は目的を遂行して見せるのだと。


 クロードでさえ、容易に事の顛末を想像することができたのだ。アーロンの計画は、実現性が高いもののように思われた。いやそれどころか、もしこのムシュフシュ遺跡が稼働し、生物兵器を散布したとしたら、間違いなく戦争が起こるだろう。クロードは襲い来る阿鼻叫喚の未来を想像した。さすがに、背中にぞっと鳥肌が立つ。


 津波のように押し寄せる焦燥を押し殺し、クロードは口を開いた。


「――最後に一つ……お前には、仲間がいるのか?」

「………」


 アーロンは答えない。クロードは尚も問い詰める。

「《ティアマトの剣》やムシュフシュの情報を、一体どこで仕入れた⁉」


「ゼロだ」

「何……?」


「質疑応答の時間は終わりだ」

 アーロンは乾いた声でそう言った。


 親指とその他の指を丸めて輪っか状にし、『ゼロ』の形を作りながら。


 突如、会話を一方的に打ち切られ、クロードは戸惑う。


 そもそも、アーロンは最初、四つまで質問に答えると言った。しかし実際には、クロードはそれ以上の質問をアーロンにぶつけたのだ。にも関わらず、アーロンはそれに全て答えた。


 アーロンは綿密な性格だ。数を数え間違えたとは考えにくい。それなのに、どうして四つ以上の質問に答えたのか。そして、ここにきて何故、急に会話を終わらせたのか。


 しかし、当のアーロンは特に拘った様子も無く、冷然とクロードを見下ろした。

「残念だ、クロード。《黄昏の喰霊鬼(ソウルイーター)》と呼ばれたお前なら、或いは……と思ったんだがな」


 《黄昏の喰霊鬼(ソウルイーター)》――それを耳にし、クロードの表情は強張った。


 かつて戦場でクロードがそう呼ばれていたことは事実だが、自ら望んだことではないし、そう呼ばれて嬉しいと思った事もない。むしろ、黒歴史として忘れ去りたいくらいだ。しかしアーロンはそれを気にした風も無く、クロードの放り投げたナイフを拾うと、ゆっくりとこちらに歩み寄って来る。


(殺られる……!)

 すでに補給油ダムキナも無く、手足も破損して動かない。抵抗しようにも、手段がない。ただでさえ、補給油ダムキナが尽き、四肢の先には力が入らなくなってきている。屍兵リバーサーにとっての補給油ダムキナは、車両にとってのガソリンと同義であるからだ。冷やりとした緊張感が、体の感覚を根こそぎ奪っていく。


『死』を覚悟した、その時だった。


「クロくんから離れて!」

 アリスの声が広間の中に響き渡った。


 クロードとアーロンは、ほぼ同時に視線を巡らせる。

 すると、アリスが自身の聖霊杖を構え、こちらを睨みつけていた。


「く、クロくんに酷いことしたら……許さないんだから……‼」


 小さな肩も、やたらと細い両足も、ガタガタと震えを帯びている。しかし、その青灰色の瞳には、激しい怒りが浮かんでいた。


 アーロンはそれを目にし、すっと黒い双眸を細める。

「……攻撃するなら、お前も殺す」


 アリスは一瞬その迫力にたじろぐが、すぐに再び聖霊杖を構える。

「クロくんの仲間か何だか知らないけど……あなたなんかに負けない!」


「馬鹿野郎、こっちに来んじゃねえ!」

 クロードは血相を変え、怒鳴った。どうして、わざわざ放り投げてやったのに、こうして戻って来てしまうのか。クロードの努力が水の泡ではないか。


 しかしアリスの瞳は、すでに狂おしいまでの使命感に燃え上がっていた。

「大丈夫、安心してクロくん! 絶対にわたしが助けるからね!」 


「アホ! 余計、死ぬわ!」

 クロードは、恐怖を募らせて叫んだ。


 全く躊躇いの無いアーロンと《レヴィアタン》の誇る最凶の爆撃機――この両者に間近でぶつかって欲しくなどなかった。ただでさえここは、《ティアマトの剣》が造った生物兵器の生成工場兼、散布基地などという、超絶にヤバい施設の真上なのだ。下手に刺激を加えると、何が起こるか分かったものではない。


「いいか、よく考えろ。な? お前、魔術のコントロールできねえだろ。この密閉空間の中で、お得意の火炎魔術をぶっ放したらどうなる? 全員、仲良くローストチキンだ! 冗談抜きで死んじまうんだぞ‼」


 クロードはまだしも、魔術をコントロールできる。大型の魔術も加減が効く。だから、こういった密閉空間でも聖霊魔術を使って戦うことが出来るのだ。


 しかしアリスは絶望的なまでにノーコンだし、全て悉く爆発させてしまう。本人曰く、十回に一度程度で成功するらしいが、そんな確率の低い奇跡に賭けてみるなどという気にもならない。


 おまけにアーロンであれば魔術障壁で防ぐ事も容易いだろうが、クロードはエネルギー切れを起こしているのだ。攻撃系魔術を使用されたら、防ぐ手段が無い。間違いなく直撃する。


 ところが、アリスは何故か、自信にみなぎった顔で答えたのだった。

「大丈夫! クロくん、私を信じて‼」


「いやいやいや! お前の魔術にどこか信用できる要素があったか⁉」

 突っこんでみたが、アリスはそれを清々しいまでにスルーする。


「クロくん、言ったよね? 今回の任務で一度でも役に立てばわたしの相棒(パートナー)になってくれるって……!」


 違う。正確には、役に立てばもう一度くらいはつき合ってやると言ったのだ。それも、あまりにアリスが粘るので、渋々、譲歩した結果、あくまで可能性の一つとして提示した条件に過ぎない。むしろクロードとしては、それでもご免だと言いたいくらいだ。だが、アリスは情報を脳内で都合よく変換し、それを何の疑いも無く信じ込んでいるようだった。


「おい、待ってくれ……!」

 クロードは上擦った声を上げる。


 だが、アリスは容赦なくその顔に満面の笑顔を浮かべた。

「踏み台……じゃなくて、大人しく相棒(パートナー)になって、クロくん! 私の輝かしい未来のために‼」


 ――踏み台って、おいっっっ‼

 だが、もはや突っ込む余裕も無かった。


「やめろ……頼むから、やめてくれぇぇぇぇ‼」  


 しかし、静止も空しく、アリスは呪文(スペル)を詠唱したのだった。

「いくよ! ……地獄の業火ヘル・ブレイズ‼」


 聖霊杖の《マルドゥ―ク=システム》が明滅し、眩い閃光が部屋を覆った。全てを塗り替えるような、純白の光の洪水。そして、一瞬にしてアリスやクロード、アーロンを包み、部屋全体を呑み込んでいく。


 ――ああ、俺は死ぬんだ。

 クロードは霞む意識の片隅でそう思った。


 アリスの事を、最初は疫病神だと思った。しかし、それは大きな間違いだった。

 あいつは死神だ。間違いない。

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