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妹のラブレターを代筆したら、無敵美少女アイドルと同居することになった。  作者: 坂井ひいろ
Season1

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18/99

018 逆告白に続く、逆宣戦布告!

西宮陽にしみや よう視点>


 四人分の料理を作るなんて久しぶりだ。両親が帰国したのが去年のクリスマスだったから、かれこれ4カ月は経っている。食材をふんだんに使えるのはやっぱり楽しい。なにより目の前の笑顔が三人も。作った甲斐がある。


 それにしても森崎弥生もりさき やよいの変身ぶりには驚かされる。無敵美少女アイドル、佐々木瑞菜ささき みずなは別格としてもかなりかわいい。かわいいもの大好きの妹、西宮月にしみや つきがはしゃぐのもしかたない。


 二人が対峙した時は本当にどうなるかと思った。まあ、深く考えても仕方ない。こう言うのを世間では煮え切らない男と言うのだろうが。どうして僕は、こうまで優柔不断を好むのか。心がザワザワしない生活は訪れるのだろうか。


「兄貴!兄貴ったら、またボーっとしている!」


「・・・」


「兄貴はこんな美人、三人を目の前にしてときめいたりしないわけ?野生の本能が目覚めるとかないんかい」


「・・・」


「兄貴ってさ。若いのに仙人みたいだよね」


「ふふっ。『仙人』。言えてます」


「ちょっと、瑞菜さんまで」


「でも、陽くんは名前の通り『だまり』みたいで私は好きです。大好きです」


「瑞菜さん。そう言うことはこの場では」


「ちょっと。佐々木さん。あなたそれでもアイドルなの?アイドルと言ったら恋愛はご法度。軽々しく大好きなんて言ったら何万人ものファンを悲しませることを自覚しているの」


「弥生さんはどうなんですか」


「わっ、私は私立修学館高校の生徒会風紀委員長として・・・」


「それは聞きました」


「ですから幼なじみとして・・・」


「それも聞きました」


「・・・」


「分かりました。私、佐々木瑞菜は西宮陽の彼女として、陽くんを長年思いこがれている森崎弥生に宣戦布告します」


「で、でたー。逆告白に続く、逆宣戦布告!」


 どうやら僕には平穏な生活は訪れないらしい。

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