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七星との邂逅2

たくさんの方にお読みいただき光栄です。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。

また思わぬ人気だったためこれから一週間毎日投稿します。

「ふーん、俺がいない間にそんなことがあったのか。」

 重と澪は今朝あったことを剣に説明する。ちなみに剣は今教室の後ろで正座をしている。もちろん寝坊した罰だ。


「あぁ、それで今日の放課後一緒に行こうぜ。あの人も3人でって言ってたし。」


「わかった。俺はとりあえずそれまでに反省文を仕上げないといけないな。」

 もちろんこれも寝坊した罰である。


「反省文ってどんなことを書くんですか?。」

 今まで反省文など書いたことなどない澪にはよくわからないものである。


「うーんそうだな、今回は寝坊したから『もう寝坊しません』って感じで書いてけばいいんじゃないか。」

 書いた内容を実際に行うかは不明であるが。


 時は流れ放課後。剣の反省文を一緒に提出しに行き一行は若草の元へ向かう。


「あの人の建物ってどこにあるの?。」

 今日の朝まで七星の名前すら知らなかった重である。その住居など知るはずもない。


「第五輝の建物は確かこっちですね。」

 さすがに優等生の澪。建物の場所まで把握している。


「それにしても凄いよな。七星になったら建物を1つもらえるんだよな。…てことは七星じゃなくなったら一般寮に戻るのか。寂しいな。」

 剣の懸念通り建物は七星の特権である。建物を取得した後に改造することも許可されておりその費用は学園持ちである。しかし七星の座を追われれば当然所有権も失う。


「お!あれかな?。…え!でかい。嘘だろ⁉︎これがもらえるのか!。…それになんだあれ?。」

 重が驚きの声をあげる。そこに建っていたのは3階建ての建物だった。石垣で囲まれた日本庭園の中に建物があるのである。そこに違和感が凄い看板が1つ。


『歓迎!!ようこそ第五輝邸へ。

  *ゴミの不法投棄禁止』


  「…どうやらここみたいですね。」

 澪が言うまでもなく2人ともわかっていた。


「俺はあったことないけど…変わった人なんだな。」

 剣の若草に対する第1印象は変人だなって感じになった。


「お!待ってたよ。…ゴメンね今池の鯉に餌をやってるんだ。」

 和服を身に纏い若草が3人を出迎える。その雰囲気は料亭の若主人のようだ。


「ふぅ、お待たせ。とりあえずうちに上がりなよ。話をしよう。」

 そう言い3人を迎え入れるのだった。

この作品も私が連載している作品です。1話1分程度で読めるのでトイレの時などに是非。

Dストアストーリー

http://ncode.syosetu.com/n9132dz/

ドラックストアの店員たちの日常を書いています。

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