澪と組む者
あけましておめでとうございます。
今年も頑張って投稿していくのでよろしくお願いします。
コンビでのトーナメントの日がやってきた。重達はそれぞれ別々に訓練をしていた為お互いのパートナーが誰であるのか知らない。しかし重のパートナーは剣と澪には割れていた。草薙の機嫌が良いという噂が流れてきたためである。
「なぁ重。お前のパートナー草薙だろ?。」
当日になって剣が尋ねる。
「な、なんでそれを⁉︎。まさか…つけていたのか?。」
今の今まで2人にはバレていないと思っていた重は動揺を隠せない。
「いや、なんつーかその、バレバレなんだよ。でもまぁ良かったじゃねーか。いい奴で。」
「ふん、どうせ一回戦でバレるし、気にしてないし。それより剣のパートナーこそ誰なんだよ。」
強がりを言う重。切り返し剣に尋ねる。
「それは秘密だな。楽しみにしとけ。」
「そう言えば、澪ちゃんのパートナー…」
重の言葉を遮るように放送が流れる。
「これより1年生によるコンビトーナメントを行う。会場は3会場に分けて行うからな。第一会場23番と4番、第2会場39番と18番、第3会場40番と25番。呼ばれた組は会場に向かえ。後のやつは自分が呼ばれるまで試合を見てていいぞ。」
重達の担任である槙野が言う。
「…私4番です。行ってきますね。頑張りましょう。」
結局パートナーが誰か告げることなく立ち去る澪。
「誰が澪ちゃんのパートナーかわからなかったな。」
「そうだな。確か相手から声をかけてきたって言ってたか。そんで即決したってことは矢沢が知ってる奴ってことだろうな。」
2人は会場を動かず澪の試合を観戦することにする。
「それでは23番と4番舞台に上がってください。」
審判役の先生の声が響く。
「「ざわっ…ざわざわ、」」
色めき立つ会場。それは当然だった。今や二つ名待ちとなり実力者として知られる澪。さらにそのパートナーがあの男だったのだから。
「…マジかよ。そりゃないぜ。」
「…あの時1番に声をかけに行かなかった事を後悔してるよ…。このコンビは…ヤバい。」
2人して驚愕するそのコンビ。
「4番夢坂・矢沢ペア。23番東寺・東野ペア。」
自己変化同士のペア。およそ考えられるコンビの中で最も凶悪な組み合わせであった。
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「それでは試合を始める。」
審判役の先生の合図が出される。
「体水化」
「体雷化」
澪、夢坂共に自己変化する。
「…自己変化だからって無敵ってわけじゃねーんだ。削りきってやる。俺が前に出る。サポートを頼む。L3『火剣』。」
相手の1人が火の剣を錬成して前に飛び出す。
「私が出ます。L3『水撃掌』。」
それを水を纏った手で受け止める澪。
「…くっ。手で受け止めるだと⁉︎。だが…今だ!。」
「おぅ。L4『風切舞』。」
味方の後ろから現れ風の刃を飛ばす。しかし、
「おいおい、この俺を忘れるのかい?。」
夢坂が高速で移動し殴り飛ばす。
「っか…は…はや…すぎる。…L4『留め針』。」
殴られながらも夢坂の足に針を刺し地面と固定する。
「お⁉︎。」
「うおぉりゃぁぁー。」
その瞬間火剣で斬りかかる。
「L3『水陣壁』。」
澪の出した水の壁に防がれる。
「L4『水獄』。」
そのまま水の檻に閉じ込める。
「…ぐ……こぼっ、………」
「私は…緩めない。L4『水成槍』。」
更に槍を打ち込みトドメをさす。
「もう1人は俺がやるよ。L4『雷斧』。」
夢坂が手を横に薙ぐ。手から放たれた雷が相手もろとも光で飲み込む。
「な、なんだえ、L3『風陣』。」
風の壁を張るが意味を成さずそのまま倒れる。
「…勝者4番ペア。」
勝利の声が上がった。
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「…どう思う剣?。」
「…まだ全然本気じゃねーからわかんねーけど…これは強いな。」
2人で試合を見ながら感想を言いあう。
「だよね。澪ちゃんと夢坂か。2人とも魔法の応用範囲が広すぎる。はっきり言って弱点がない。」
「こっちの物理は無効だからな。どうすっかなー。」
2人とも澪達と当たった時の事を考えている。
「17番、17番はいないのですか?。第2会場です。」
放送が響く。
「…あ、俺か。んじゃまぁ行ってくるわ。」
気楽に剣が移動する。
「…結局あいつのパートナーも俺知らないんだけど。まぁあいつの試合は見に行くけど。」
そう言い剣の会場である第2会場に向かうのだった。




