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ザ・スキーム(The Scheme) #1

フライング・シャーク直後の話ではありません。現実世界の時代設定は2009年頃。

邦題は『陰謀』ですかね。

 ケネルコフ王国の存在する世界には、『もしも異世界から力ある者を招集せしめること叶わば、それは大国をも滅ぼせる強大な戦力を得たに等しい』という風説が昔から貴人たちの耳に広まっており、その話を鵜呑みに信奉する権力者も多かった。

 異世界人を一人囲い込めばこの世を統べる覇権の掌握すらも可能となる、といえば流石に過大表現になるだろうが、異世界から力ある稀人を一人でも喚起することに成功すれば、その国の軍事力が大幅に壮大するのは揺るぎない真実である。

 実際、『異世界人を確保している』とはっきりと表明している国家は今のところ1国たりとも存在しないが、秘密裡にこっそりと異世界人を1人2人囲っている可能性のある国の数は決して0ではないのである。

 とはいえ、異世界人の招集は既に技法が失われてしまったいにしえの奥義であり、資料も碌に残存しておらず、今の時代での再現は非常に難しい。実はその儀式の知識を絶やすことなく保持している国も存在するのだが、そういう国は情報を秘匿して決して外に漏らさない。


 そんな折、ケネルコフ王国では幸運にも城の書庫に保管されている古文書の中から異世界人招集の奥義書が発見された。これを慶んだケネルコフの王は軍事力拡大の期待を込めて宮廷魔術士長イカーリアに召喚儀式の執り行いを命じたのだった……。

 しかし望み叶わず。喚ばれて顕現したのは、魔術士長が“制約”の魔術で縛って服従させ意のままに操る予定であったにも拘らず、イカーリアよりも位階も実力も数段高いが為に全く制御が及ばぬ異世界の大達人アデプタス・メジャー級の魔術師だったのである。

 結局のところケネルコフ王国は、異世界人の招集には成功したものの、しただけで支配下には置けず、奸計は骨折り損の草臥れ儲けに終わった。寧ろ、獅子身中の虫と成り果てる危険性を大いに孕んだ人物を国内に抱え込んだ分、どう考えても情勢は悪化していた。



 ──異世界人招集の儀式魔術の終了後。ケネルコフ城内では、その爾後報告会が行われていた。その場には、ケネルコフ王と宮廷魔術士長イカーリアは当然のこと、国内の行政に関わる権利を有する上流貴族たちの姿も複数あった。

 喚び寄せた異世界人に関して『隷属させるのは失敗だが依頼という形で金を払えばこちらの要求の受注を検討しても良い、という約束は一応取り付けた』とイカーリアから報告を受けたケネルコフ王は、当然良い顔をしなかったが、渋々ながらもそれを了承した。

 ケネルコフ王国で頂点の魔術士といえばイカーリアであり、その人物が制御不能と諦観した相手を、代わりに他の誰かが魔術で束縛して来れるかといえば、検討するまでもなく無理に決まっている。因って、賢明な王は金で依頼を請けさせる案に妥協したのである。

 しかし報告の場に立ち会うその他、賢明でない癖に自分たちは特別という選民意識だけが強く内政に余計な口ばかり挟む貴族たちは、イカーリアの報告に対して大いなる不満の声を露わにした。異世界の魔術士なぞといっても高が賎民、何故に従わせられないのかと。

 尤も宮廷魔術士長の地位は公爵と同格なので、イカーリアを露骨に罵倒出来るような上位の貴族は存在しないのだが、遠まわしな嫌味や皮肉の囁きは数知れずであった。歪曲にだが、イカーリアの魔術士としての腕を貶す、或いは批難する悪意の言葉が多々飛び交う。

 まあ周囲が何を喚こうが、神経が図太く魔術に未精通な輩を基本的に生きる価値の薄い愚者と見下しているイカーリアは(魔術の腕も碌にない低能バカどもが好き勝手にほざいておるわ)と、格下の嘲弄戯言如きは無視するに限ると、動じず余裕で構えていたが。

「兎も角、あの御仁を魔術的に支配することはワシには叶わぬ。それに納得が行かんのであれば、勇気ある何方かが何とかして“支配”系の魔術道具でも嵌めて来ればどうじゃな? 命を賭してでも成し遂げる覚悟がなければ已めておけと忠告するが喃」

 イカーリアが面倒臭気に、基本的に偉そうに騒ぐだけで実のある行動は滅多と起こさない有象無象の貴族たちを煽ると、貴族の殆どは忽ちにムッとした表情で口を噤んだ。だがその中で一人、最近家督を継いだばかりのインモール=シモーネ公爵だけは薄く笑った。

 インモール=シモーネ公爵は27歳の美丈夫であり、若さと自信に満ちている。「王よ。只今、魔術士長殿より魔術道具を用いる話が出ましたが、わたくしがそれを実行し異世界人を隷従させました暁には、その身柄を我の奴婢として頂戴しても構いませんでしょうか?」

 シモーネ公爵がそう尋ねると、再び他の貴族たちがざわめき始めた。異世界人を直属の配下に置くことで生じる利益の大きさを鑑みると、そこに至るまでに必要な物騒な手順と役割を自分たちが担うのは御免だが、かといって事態を沈黙静観も出来ないのだ。

「命知らずな」イカーリアが若干呆れたような憐れむような表情を作る。しかしケネルコフ王国は何方かというと快くそれを認めた。「うむ。シモーネ公爵が魔術道具による異世界人の支配に成功したならば、その身柄を卿の管理下に置くことを許可しよう」

「有難う御座います」シモーネ公爵は澄ました表情で優雅に深々と頭を垂れた。そして心中ではほくそ笑んだ。シモーネ公爵は根っからの女好きであり、イカーリアの報告で異界の魔術士が人外めいた美形の優女だと知って、味わってみたくて堪らなくなったのである。

 シモーネ公爵は、家督を継ぐ以前の10代の頃より、上流貴族という身分の高さと家の財力を利用して、息を吸うように女遊びに励んでいた。下流貴族から平民の娘まで選り取り見取りに、気に入った相手には片っ端から手を出していた。飽きたら捨てるのを前提に。

 自分のルックスに優越を感じており、家柄は高貴で頭脳も秀逸と自尊しているシモーネ公爵は、女を口説き堕す手練手管にも多大な自信があった。それは端に封建制社会で身分の優位性が絶対であり、実際には夜郎自大な勘違いなのだが、本人にその自覚はなかった。

 だからこそシモーネ公爵は、相手が異世界の魔術士という変わり種であっても、その性別が女性である以上、自分であれば簡単に魅了して籠絡してしまえると踏んでいた。己の誘惑で堕せない女なぞこの世に居ない、という根拠のない自信に満ち溢れているのだ。

 機会を作って耳元で甘言を囁き、酒でも呑ませてベットに誘い、思う存分弄んで己の虜にした後に、腕輪型の“支配”系魔術道具でもプレゼントだといって手首に嵌めてやれば、それであっさり使命完了ミッションコンプリートだと、非常に楽観的に考えていたのである。



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 比良坂火千迅は宿の一室でPC/AT互換機を組み上げていた。取り敢えず、WindowsかLinuxが走る今時のパソコンが1台くらいは手元にないと、表計算ソフトやワープロソフトを始めとする数々のアプリケーションが使用出来ずに非常に不便だからである。

 手持ちの年経て精怪化した旧式8ビットパソコンは、コンピューターに詳しくない人間が思い浮かべるような有り得ない非現実的な万能性は有するものの、至極真っ当なOS用のソフトウェアを走らせるには全く向かない。精怪化とは無縁のPCも必要なのだ。

 千迅の場合、元の世界に自分の分体が同時存在している状態であり、所持している“隠れ里”を倉庫化した固有空間を間に挟むことで両世界間での物資のやり取りが簡単に可能なので、こちらの世界で必要なものがあれば、望めば普通に向こうから取り寄せられる。

 構築中のPCは、Atom CPU搭載のマザーボードに、記憶装置として512GのSSD、メモリはDDR2 SDRAMの16Gという処理能力的には微妙であるが、省電力性にはかなり期待出来るハードウェア構成である。

 この世界では電源の確保が容易ではないので、Xeon等の消費電力の大きい高性能CPUを搭載したPCの使用は中々難しい。今のところ、小型の太陽電池モジュールで発電した電力を鉛電池に蓄電するという方法くらいしか、PC用の電源を維持確保する手段はない。

 この世界に長期滞在することを決めて、何処かに拠点として使える改築自由な家屋でも手に入れれば、屋根に太陽電池モジュールを大量に敷き詰めて大電力を得ることも可能だろうが、現状の宿屋暮らしでは流石にそこまでの設備の充実は望めない。

 千迅の作業する姿を、同室で一緒に寝起きして生活している12歳の少女エリエルが、物珍しそうに眺めていた。エリエルは、今でこそ千迅を師と崇める一介の弟子だが、元々は本来の勤め先の上司から千迅の身の廻りの世話を命じられた下女めいた存在だった。

 突如トントン、とドアがノックされる。「あのー、失礼します、ヒラサカ様」既に顔馴染みである、この宿の下働きの娘の声だった。「アッ、わたしが」エリエルが立ち上がる。扉を開けると、面持ちに緊張からくる強張りを貼り付けた見知った従業員の姿が在った。

「どうしましたか?」エリエルが尋ねると「お貴族様……シモーネ公爵様よりのお使い、と名乗る方がいらっしゃって、ヒラサカ様を呼ぶようにといい付ったのですが……」下働きの娘は答える。「えっ、シモーネ公爵様……ですか」エリエルの表情にも緊張が浮かぶ。

「師匠、下にシモーネ公爵様のお使いの方というのが見えているようですが、どのように?」「シモーネ公爵? 誰だそれは? 面識はない筈だが、もしや仕事の依頼か? まあ用件があるなら話くらいは聞いてみるか。上がって来るように、と返答してくれるか」

「エッ!? いや、あの……師匠、伯爵……上流貴族の使いの方に部屋まで来いと要求するのは流石に宜しくないのでは。師匠にこのようなことを進言するのは恐れ多いのですが、今回は、師匠が下まで下りて使者に面会する形の方が物事が穏便に進むと思いますが」

「私は今、見たままに忙しい。取り込み中だ。そもそもこちらに用事があるのはシモーネ公爵とやらで、私は別にない。向こうが部屋まで来る気がないなら、話を聞く姿勢は必要なかろう。早々にお帰り願え」エリエルの言葉に、千迅はけんもほろろな対応を返した。

「えーっとですね、師匠。一応相手は上流貴族からの使者なので、それを余りおざなりに扱い過ぎると、両者の間に不和が生じて後々にかなりの確率で面倒が起こりますよ……。多分というか寧ろ絶対にというか……」エリエルの表情が不安気に曇る。

「基本、権力者ってのは質が悪いからな。その威を借りる末端は更に始末に終えん。下手に出れば幾らでも増長して態度が尊大になっていき、自明の理さえも解せぬ愚者が多い。だから甘い顔を見せては不可いけない。部屋まで来ないなら、追い返してしまえ」

「……そ、その対応は、わたしの役目なのでしょうか?」エリエルは青褪めた顔で訊いた。「宿屋の嬢ちゃんに荷が勝つ仕事は頼めんしな。なら、適任はお前さんしか残らないだろう。そもそも雑事は弟子の役割だ」千迅は組み上がったPCをUSBブートしながら答える。

「取り敢えず<他心通>の概念は教えたろ。私と視覚と聴覚を共用した状態でいいから対応してこい。必要を感じたら、その都度アドバイスするから」千迅は視線を、PCに接続した液晶小型モニターに向けたままで命じた。画面から察するにOSはLinuxのようだ。

「ハイ。承知致しました」エリエルは消沈気味に部屋を出る。下流で貧乏な貴族の家門で育った娘だけに、金持ちや多少でも上位の身分を持つ貴族と関わる面倒臭さを熟知しているが故、上流貴族の子飼いの者とツラ突合しての応接を命じられたのが非常に億劫なのだ。

 尤もエリエルでなくとも、身分の高い貴族に旨く取り入り交誼を結び成り上がりの足掛かりにする願望でもあれば兎も角、殆どの平民や貴族でも出世欲のない低位の者は、誰も好き好んで上級貴族と関わり合いになりたくない、と煩いの忌避を望むのが普通であろう。


 エリエルは若干の胃痛を憶えつつ、宿泊用の2階部分から階段を下りて1階の酒場兼食堂にまで移動した。見れば、ブラストプレートを装着し、腰に長剣を佩く騎士らしき15、6歳くらいの男が入り口の側で腕を組んで立っている。(ああ、アレが使者か)と判断する。

 エリエルは男に接近し声を掛けた。「あの、シモーネ公爵様のお使いの方でしょうか?」「んっ、そうだが。お前は?」「魔術士ヒラサカの弟子でエリエルと申します。相済みませんが、我が師は今忙しいので、話があるなら部屋までご足労を願えないかと……」

「はぁ?」エリエルが千迅の意思を伝えると、騎士の男の顔に怒りが浮かぶ。「おい、理解しているか? 俺はシモーネ公爵様の使いだぞ。そして、お前に聴かせるのも勿体無いがヤンデル=キレッジ、騎士にしてキレッジ準男爵家の子息であり貴族だ」

 ヤンデルと名乗った騎士はそこで自慢げに胸を張った。「そこまで教えればバカでも判るだろう。この俺を部屋まで呼びつける等と、身の程も弁えず無礼も甚だしいわ。お前の師匠とやらに、さっさとここまで出頭しろと伝えろ」命令口調で声を荒げる。

「ですから無理です。師からは、先方様に部屋先まで足を運ぶ意思がないならお帰り願え、と申し使っております」エリエルは、高圧的に振る舞う下流貴族の扱いの厄介具合に辟易しながらも、体裁的には申し訳なさそうに頭を下げてみせた。

「……な。巫山戯るな平民。身分の程を弁えろ!」騎士ヤンデルは、素気無い対応に真赤な顔で怒鳴った。一応エリエルは男爵家の三女で正確には平民ではないのだが、生成りの質素なシャッツにズボンという出立なので、ヤンデルは勝手に平民だと認識している。

 怒るヤンデルは、エリエルの頬に平手打ちを見舞った。所謂、ビンタを放ったのである。傍目にはエリエルが叩かたように映った。しかし、打撃音は全くしない。エリエルは、ボクシングでいえばスリッピング・アウェーと称される防御技術で衝撃を流していたのだ。

「……な。何故躱す?」「そりゃ、当たったら痛いですから。そもそも、わたしが殴られる理由がないですし」飄逸と反論してのけるエリエルの態度は、ヤンデルの癪に大いに障ったようで怒りを更に掻き立てた。ヤンデルは拳を握り込んだ。

「生意気な!」その拳をヤンデルがエリエルの顔面に叩き込もうとした時、(私の愛弟子に危害を加えようとするそいつの頭の足りなさ加減がムカつく。死なない程度に何処か壊してやれ)千迅から念話でエリエルに指示が飛んだ。

(宜しいんですか? 反撃すると後で面倒なことになると思いますが……)(構わん。序に、宮廷魔術士長の名を出してみろ。そういう輩は権威に弱く、自己保身に熱心だからな、痛い目見せて更に揶揄ってやれ)(アッ、ハイ! ご命令のままに)

 もうちょっと穏便な対処法もありそうなのに、と考えつつも、エリエルは従順に師匠の支持に従うことにする。ヤンデルの遅いパンチを必要最低限のステップバックで難なく躱す。エリエルは戦闘の経験値をかなり蓄積しているので、ラフファイトもお手の物である。

 ヤンデルの伸び切ったパンチは、エリエルの鼻先まで数ミリという地点で止まった。その手首をエリエルは捉える。そのまま肘の関節を極める。師匠から“壊せ”と指示を受けているので、肘の関節を本来曲がらない方向へと強引に曲げて圧し折り軽く破壊した。

 体内に<気>を巡らす奥義を師より伝授され、高レベル身体強化の妙技を会得したエリエルは、そこら辺の有象無象に力で負けることはまずない。業前の熟練で考えても、この成人したばかりくらいの若い年齢の新米だろう騎士に劣る部分は何もない。

「ギャァァァッ!」ヤンデルが屠殺場の豚めいた苦鳴を上げる。「お、おのれ! 平民風情がこの俺にこんな真似をして、無事で済むと思うのか!」腕を折られた痛みに、無様に冷や汗と涙と鼻水を流しながらも、ヤンデルは無駄に強がった。

「わたしは攻撃されたから護身術を使っただけです。……それと、こんな真似程度は普通に無事で済むと思いますよ。ご存知でしょうか、我が師が宮廷魔術士長イカーリア様の客分であることを?」「えっ?」エリエルが告げるとヤンデルの顔色が一気に青褪める。

「その反応はご存じなかったようですね。如何でしょうか。わたしが治癒魔術で治療しますので、痛みのとれたその後に部屋までご足労を願えませんでしょうか?」「……わ、判った。承知した」ヤンデルがコクコク頷くと、エリエルは良い笑顔を浮かべた。



 魔術的処置に因る骨折の治療は難易度が高い。ヤンデルの肘関節を修復する処術は、エリエルにとっていい治療魔術の実施練習となった。肘の痛みが恢復したヤンデルは大人しくなり、エリエルに促されるまま、千迅の宿泊する部屋のある2階へと登った。

 ヤンデルはシモーネ公爵より仰せ付かったとして、千迅を食事に招待したい旨を伝える。千迅は「人付き合いは嫌いでね。そもそも食事に興味はない。だが、珍しい酒でも用意してくれるのであれば、伺うのも吝かでないではないが」と返答する。

 命令と殆ど同意である公爵からの招待に恐れ多くも注文をつける傲岸不遜ともいえる千迅の態度に、ヤンデルは憤りを憶えるものの、一度痛い目を見た経験は、安易な感情の激動を抑制し、物事の対処には慎重にあたるべきとの教訓を与えていた。

 千迅が宮廷魔術師長の客分であることも考慮に入れているのか、ヤンデルは千迅の要求に不服そうながらも一応は「そう、伝言致します」と殊勝に一礼する姿を見せた。そしてそのまま引き上げていった。

ザ・スキーム(The Scheme) #2へ続く。

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