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流星の夜  作者: 皐月 満
1/5

登場人物・世界観紹介

*登場人物



・スピカ


空から脱走してきた、星空の神様の一人。昔、辺境の村で人間として育てられ、人間の暮らしを捨てきれずに空からの逃亡を図った。仲間の神様に見つかって空に帰されないように、現在はレオに拾われて助手という形で彼の家に居候中。ただし、仕事の内容はほとんど家政婦である。拾って匿ってくれたレオに恩返ししたいと思い、彼の研究を手伝うことも。


・レオ


遺跡守りの一族に生まれた一人。十七歳という若さで遺跡の碑文を解読する天才児で、ユッカの街を拠点に碑文解読に勤しんでいる。星空教に関することには目がなく、何を差し置いても研究が第一である。研究に必要なことなら剣術でも少し習得するほど熱心。

無類の甘い物好きで、特に果物の砂糖漬けを好む。遺跡でスピカを拾い、匿っている。


・イザール


スピカを探す、星空の神様の一人。神様の中では下級なので、いわゆる『下っ端神様』である。


・ミュリ


レオの親族で、彼の師匠。特定の住居を持たず、根無し草のように各地をさまよっては遺跡の碑文を解読するという生活を送る。その際、他の遺跡守りに出会うこともあるため、遺跡守りたちには伝達役として伝言や手紙を託されることも。


・ユーナとルーカ


仕立て屋の姉弟。レオ御用達の店で、旅用の服からドレスまで仕立てるという腕を誇る。彼女たちの店は入り組んだ路を辿らなければ行くことができないため、長く街に住んでいる人間しか知らない。


・ジュード


自称、しがない剣士。外見は青年だが、実は結構な年齢。街の一角で剣術の指南を行なっていて、レオの剣術の師でもある。稽古が厳しすぎることで評判。そのせいで恨みを買うことも多く、家は完全にならず者のそれである。

レオの父親に、何かを任されているようだが──。


・随時更新…




*世界観



・ユッカ


スピカとレオが住む街。王国の王都でもある。十日に一度開かれる市が有名で、様々な商人や商品を買い求める人々で大いに賑わう。細い路が多く、まるで迷路のように入り組んでいるので、慣れていないと必ず迷子になるという困った街。レオの家は街の外れにある。


・星空教


いつどこで発生したか分からない宗教。非常に古い教えだが、信者は多い。信仰行事といえば夏の星屑祭と冬の祈祷祭しかなく、また厳しい戒律などもない。地域によって様々な違いが見られるため、星を神と崇める宗教を総括して呼ぶことがほとんど。

基本的には星空に祈るというのが慣習で、星空の神々は一生のうちに一度、奇跡を起こすと言われている。

『流星の夜』と呼ばれる日が訪れると、何かが起こる──?


・星空遺跡


七回前の流星の夜の頃につくられたとされる遺跡の数々。一つの遺跡に一つの神の名前がつき、その多くは謎に包まれている。

古代文字で星空教に関する事柄が書かれた碑文があり、それぞれの遺跡で内容が異なっている。


・遺跡守り


いくつかの家系が担う、星空遺跡の碑文解読や遺跡の守りを務める人々。昔から何代も続いている。

星空教の事象は王国全体に注目されており、碑文解読の功績に応じて、王国から報酬が出る。


覧星術(らんせいじゅつ)


星片(せいへん)を使うことによって行う不思議な術。正しい手順を踏めば誰にでもできるが、星片自体が非常に貴重であり、手順を知っている人間も数少ないので、実際にやったことがある人間はほんの一握りである。

多くの遺跡守りの憧れ。

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