一話
「はぁ?卵でしょ、ふつう~」
「普通?それはあなたの基準でしょう?私には私の好みがあるの。それまであなたに指図されるいわれはない」
「うぐ・・・。でもっ!卵のほうが美味しいってば!」
「言っててもしかたがないわね」
「あ!もう~。なんでトマトなのよ!」
高校の購買の前、二人の女生徒が口喧嘩をしていた。
この購買には二種類のサンドイッチがあり、一つは卵とレタス、もう一つはトマトとレタスが挟んである。
そのどちらを食べるかという理由で、二人は喧嘩をしていたのだ。
なんとくだらない理由でケンカをしているのだろうと、周りもだまってみており、誰も止めようとしない。
まぁ、いつものことだ。
「いいわ!私は卵を買うもの。秋奈には分けてあげないんだから!」
「別にいらないわ」
肩まで伸ばした黒髪に眼鏡のいかにも優等生といった感じの秋奈は、さっさと席の方に歩いていく。それに遅れて会計を済ませた、長い茶髪を後ろで結んだポニーテールの春乃も席に向かい、秋奈の隣に座る。
「いただきます」
秋奈は礼儀正しくいただきますをして、サンドイッチと一緒に買ったパンを食べ始める。
「いただきます!」
それについで、春乃もサンドイッチを食べ始める。が、こちらはそれ以外には何も買っていないようだ。
「足りるの?」と秋奈はもっともらしい疑問を投げかけるも、
「十分だわ。運動しないし、朝ご飯はたっぷり食べてきたし」
よく遅刻しそうになっているにしては、律儀に朝ご飯を食べているらしい。なんだかんだ、秋奈はそれを初めて知った。
「そう、ならいいけど」
「なに?いらないの?ならもらうけど?」
「言ってない。あげない。必要ない」
「そんなに言う必要なくない!?」
そんな、二人の日常。
思い浮かんだから書いてみた。
とりあえず書いちゃったので、肥やしにしておくのはもったいないと投稿しました。
続きはあげるかどうかわかりません。
なぜなら、この時何を書きたかったのか忘れちゃったからね。
仕方ないね。
コメント次第でかくかも。