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第4話

「先日、ザクリア村が破壊されたのは知っていますよね。」


リビングに移動してお茶を出すとセイラは意を決したように話し出した。


「『あの人』の仕業だっていうのも知っていると思います。私には『あの人』が破壊した村や村の人達を成仏させてあげる義務があります。」

「…?どうして?『あの人』とセイラに一体何の関係があるの?」

「…それは…。」


少しの間、黙りこんだが小さな声でまた話だした。

「姉妹…なんです。」

「え…?」

「私は『あの人』と姉妹なんです。」


……!!!?


「ちょっと待って、姉妹って、え?ってことは『あの人』は女なの?っていうかセイラなんでそのことを知って、「黙れ。」…ギレさん…。」

「悪いな、嬢ちゃん。このアホが取り乱しちまって。続けてくれ。」

「はい。そもそも私たち姉妹は時空の歪みを正す巫女の一族の末裔なんです。歪みを正す為に様々な能力を一人一人持っていました。時間を止める、空を飛べる、超能力を使える…本当に様々な能力です。

その力は当たり前のように私たち姉妹にもありました。

一番上の姉は【炎を操る能力】、二番目の姉は【水を操る能力】、そして私は【草木を操る能力】。そんな能力があっても私たちは仲が良くていつも一緒にいました。

そんな関係が崩れたのは…婆様が亡くなった時。

婆様は私が小さな頃にに言いました。お前は二つの能力を持っている特別な子だ、と。婆様が亡くなってから私たち姉妹にはひとつずつ婆様の形見のペンダントが渡されました。長女には緋色の、次女には藍色の、私には翡翠のものが渡されるはずでした。でも、私の所には翡翠ともう一つ、琥珀色のペンダントが渡されました。その時私は思い出しました。婆様の言葉、もう一つの能力のこと…。それまで気にしたことのなかったこの目の意味もわかったような気がしました。」


セイラはそう言うと右目の眼帯をゆっくりと外した。そこには…


「琥珀…色…。」


翡翠の眼とは違う、琥珀色の瞳が輝いていた。

はじめまして、作者の要です。

今後あまり後書きとか書かないと思います、多分ね!

今回の4話はどうも会話文が長く、昔話のためセイラが一人でペラペラ話す、という見づらい感じになってしまいました。眼がつかれるね…。

ここまでゆっくりゆっくり進んで来ましたが、まぁここからは飛ばして行きたいなぁと考え中。

文才がないからわかりにくいと思いますが、そんな文でもみてやんよ!という優しい方、どうぞお付き合いください。

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