警告
「わぁー。ちっちゃくてかわいい!」
「ベビーカーが好きでねー。良く寝るのよ。」
「ゆらゆら揺れて気持ち良いのかなー。」
「かおりさん、子ども好きみたいね!」
「子どもは欲しいんですけど、、、なかなか思うように行かなくって、、。」
「まぁ若いんだし焦る必要ないんじゃない?」
「そうですよね。」
そんな風に少し話していると、赤ちゃんがぐずってきたようで、お互い手を振り私は買い物へ、小川さんは近くの公園へ向かったようだった。
「ただいまー。」
「おかえり。今日は早かったのね。」
「うん。今日は残業はしなくてよかったから。
それに最近かおりとゆっくり話せてなかったなと思ってさ。」
「何それー。逆に怪しいんだけど、、、あ!
そうだ!今日ね小川さんに家の前で会ったの。
それでねー小川さんの息子さんのところにお子さんが産まれたらしくてねー。すっごい小さくてかわいかったのよ。」
「見たの?!」
「え?うん。小川さんが見せてくれたのよ。」
「そうなんだ、、、。」
さとしはそれだけ言うとお風呂へ行ってしまった。
その後も特に会話することなくただ静かな夜は過ぎて行った。
さっき話をした時、なんだかさとし様子が変だったなぁ。
て言うかいつも掴みどころがない人だけど、、、。
子どもの話をしたら少しは会話が盛り上がるかと思ったのに、、、。
さとしは子どもいらないのかな、、、。
さとしの気持ちが分からない。。。
そんな気持ちをさとしにぶつけることも出来ずに1人で悶々としながら眠りについた。
それから数日経ったある日、ポストに一通の差出人なしの封筒が届いていた。
「何の手紙だろう。」
私は家のリビングでその手紙を読むことにした。
(あなたも気をつけて。)
そこにはたった一言だけ力強く書かれていた。




