表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隣の女の正体は…  作者: 笛鳴ことり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/25

混乱の渦

「早くこの女を捕まえて!!」



その一言と共に一斉に体格の良い男たちが急に現れ、さとしを刺した女を取り押さえワゴン車に乗せ、そのまま走り去って行った。



「さとし!!大丈夫?!」



そこにはさとしをとても心配し寄り添う小川さんの姿があった。



「あなたたち!!一体何をしていたの?!さとしとかおりさんに何かあったらどうするつもりよ!!」



「マミさんは入院中でまさかこんな所に現れるなんて思いもしなかったんです。本当に申し訳ございません!!」



「うるさい!!今日であなたたちはクビよ!!今すぐ消えてちょうだい!!」



「母さん、言い過ぎだよ!て言うかもう俺たちに関わらないでくれって言ったよな?何で後をつけ回すようなことをしてんだよ!もううんざりなんだよ!」



「母さんって、、、小川さんがさとしの、、。」



情報量が多過ぎてめまいがしてパニック寸前の私に気づき、小川さんの付き人のような人が近くのベンチへと私をゆっくり移動させてくれた。



「かおりさん、驚かせてしまって本当にごめんなさい。さとしを刺したあの女はアミって言ってね。

さとしの元奥さんなの。

私の家は先祖代々宗教団体の教祖をしていてね、、。

私がその後を引き継いでいたの。

そしてさとしが生まれた。でもさとしは昔っから私たちに嫌悪感が凄くてね、、、。

だからさとしの子どもに跡を継がせようと、、そう思ったの。ちょうどそこに現れたのがうちの会員さんでもあるアミさんだったわけ。

2人はすぐに惹かれあったわ。でもアミさんったらメンタルが弱くてすぐ病んじゃって、、、。

体も弱いし中々子どもを授からなかったの。」



「あんたがアミを追い詰めたんだろ?!」



もう訳がわからない、、、!!



さっきの襲いかかって来た女がさとしの元奥さん?!



さとしは初婚だと言っていた、、。



もう何も信じられなくなり叫び出しそうだったけれど、そんな時でもお腹の子の温かさを感じて理性をどうにか保てていた。



「かおり、、、帰って話そう。」



さとしは私の体を気遣い車に乗せ、お互い無言の中帰路に着いた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ