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隣の女の正体は…  作者: 笛鳴ことり


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首に、、、。

「起きた?良く寝てたわね。よほどハーブティーが効いたのかしら。」



まだ頭がボーッとしていた。



「私、、、。寝てたんですか?」



「そうよ。もうぐっすり。びっくりしたわ。」



「何だかすみません!今日色々あって疲れてたのかな、、、。」



「きっとそうよ。疲れてたのよ。ゆっくり寝れて良かったじゃない。」



「あ!もうこんな時間!お邪魔しました。」



と勢いよく立とうとした次の瞬間!



「痛い!」



「大丈夫?どうかしたの?」



「何だか首あたりが痛くて、、。」



「慣れない椅子で寝てたからかもしれないわね。」



痛めた首を気にしながら小川さんの家を後にした。



帰って首の辺りを鏡の前で確認すると、、、!!



「え?!何これ?!」



それを見て私は心底ゾッとした。



そこには人の手形がくっきりとついていて、まるで力強く首を絞められたかのようだった。



いくら不眠症だとしてもあんな急にハーブティーを飲んだくらいで意識が遠のいていくなんておかしいじゃないか?



てことはこれは小川さんが?!



何で?!どうして?!



私が一体彼女に何をしたって言うの?!



私は恐怖で震えながら床に倒れ込みすすり泣いた。



「ただいまー。え?!どうしたんだよ?!」



「さとしー!!」



私はその日さとしの腕の中に包まれながら一晩を過ごした。



色々あったせいかその日は久しぶりに熟睡できた。



朝目が覚めるとキッチンの方から美味しそうな匂いがした。



「おはよう。」



「おはよう。ゆっくり寝れた?」



「うん。久しぶりにゆっくり寝れたよ。何してるの?」



「何って、、、朝ごはん作ってるに決まってるだろ!」



「えー!ありがとう。」



久しぶりにさとしが笑うところを見た気がした。



昨日の悪夢のようなできごとがまるでなかったかのように平和で温かい空気が我が家に流れていた。







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