募る不安
これは何の手紙だろう。
あなたも気をつけて!ってどう言う意味?!
誰がこんな手紙を何のために?!
謎は深まるばかり、、、。
私は早くこのことをさとしに相談したい思いでいっぱいだった。
「ただいまー。」「おかえり。ちょっといい?」
「うん。どうかしたの?」
「今日ね、うちのポストにこんな手紙が届いてたの。」
「何だよこれ!気にする事ないよ!」
そう言ってさとしは手紙をゴミ箱に捨てて何事もなかったかのようにお風呂へ入って行ってしまった。
私はこの手紙を見てから一体誰が何でこんな事を?!
と色々1人で考え込んでいた。
さとしは昼間1人で家にいる私のことを少しは心配する気持ちは無いんだろうか。
もう少し寄り添って一緒に考えてほしい、、そう思っていた。
その夜色々あっていつもより早めに眠りに着いたせいか夜中に目が覚めた。
すると隣で寝ているはずのさとしの姿がなかった。
リビングの方でさとしが誰かと話しているような声が聞こえたので私は聞き耳を立てて静かにリビングへと向かった。
「何であんなことをしたんだ!」
さとしは明らかに怒っているようだった。
こんな夜中にどこの誰と電話をしているんだろう。
(ギシッ)
気をつけていたつもりだが足音を立ててしまった。
さとしはそれに気づき早々と電話を切ってしまった。
「誰と話してたの?」
「仕事で後輩がミスったらしいんだ。それで、、。」
「そうなんだ。こんな夜中なのに大変だね。」
「もう寝るわ。」「うん おやすみ。」
暗い部屋でさとしの表情は読み取れなかったが、明らかにいつもいとは違うと感じていた。




