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教室リーグ 〜観客席の俺は、観察スキルで下剋上を奏でる〜  作者: 京太郎
第二章:初めての標的、最初の犠牲者
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【7】最初の生贄、その名前は?

7-1◆観識スカウター:性能とその“欠陥”◆


自宅の玄関のドアを開ける。

俺は、まるで深海から引き揚げられた潜水士のように、深くそして重い息を吐いた。

疲労感が全身を支配している。

だがそれは、昨日までのあの無気力な疲労ではない。

戦い抜いた者だけが知る心地よい重さだった。


「あんた、今日は昨日よりマシな顔してるじゃない。何かいいことでもあったわけ?」

リビングから聞こえてきた姉、彩葉の声。


その声に、俺はただ曖昧に手を振って答える。

いいことか。そうかもしれない。

そして同時に、とんでもなく悪いことだったのかもしれない。

俺は自分の部屋に入ると、カバンを放り投げベッドに倒れ込んだ。

天井を見上げる。

目を閉じても、瞼の裏にあの忌々しいUIが焼き付いている。

今日一日で、俺の世界は完全に変わってしまった。


(この特殊能力…整理しなければ。)

俺は自室の机の上で、一枚の白紙を広げた。


そこに何かを書くわけではない。

これは儀式だ。

俺のこのあまりにも複雑で、そして強力すぎる新しい「眼」の性能を、冷静に分析し、整理するための思考の儀式。

俺は、静かに目を閉じる。

そして脳内のスクリーンに表示されるその忌々しいUIの機能を、一つずつ洗い出していく。



俺はとりあえずこの能力をこう名付けた


【通称:観識スカウター】

【真名:〈観識;かんしき〉】


▼基本機能1:常時観測モード(パッシブ・スキャン)

これは俺の意思とは、無関係に常に作動している。

視界に入った人間の頭上に、その大まかな感情や、所属派閥が色のついたオーラやタグとして表示される。

情報の精度は低い。だが戦場全体の大まかな空気感を把握するには有効だ。

…代償として俺の日常は、常に他人の感情のノイズに汚染され続ける。


▼基本機能2:集中分析モード(アクティブ・スキャン)

俺が「観る」と決めた特定のターゲットの詳細なデータを表示する。

これには、いくつかの下位機能サブ・ファンクションが存在する。

**機能A:嘘偽判定トゥルース・ディテクター

烏丸のあの偽善を暴いた力。

相手の発言の真偽をパーセンテージで表示し【虚偽】か【真実】かを判定する。

これが俺の反逆の最初の武器だった。

**機能B:深層心理分析ディープ・アナライザー

感情 欲望 恐怖 好感度 脅威レベル。

三好の小物ぶりや、山中の畏怖。その全てを数値化した力だ。

これさえあれば、相手が何を求め、何を恐れているのか、手に取るように分かる。

**機能C:思考残響観測メモリー・リーディング

これが最も強力で、そして最も危険な機能だ。

相手が今まさに、強く意識している思考や過去の記憶の「残響」をテキストとして拾い上げる。

松川たちから、天宮の言葉を推測できたのはこの機能のおかげだ。


…だが代償は大きい。これを使うと、脳が焼き切れるような激しい頭痛が俺を襲う。

そして何より、この機能は“検索”ができない。

相手が偶然そのことを考えていなければ、決して情報を引き出すことはできない。あまりにも不確定な諸刃の剣。


▼対話機能:思考支援インターフェース《ミラー》

そしてこれが、この能力の最も不可解で、そして最も重要な機能だ。

スカウターの画面に突如として現れるチャットウィンドウ。

そこに表示されるのは、俺の思考を読み取り、時に励まし、時に挑発してくる、謎の存在からのメッセージ。

俺の思考もテキスト化されて、画面に自動入力され、ミラーに送られる。


対話型AIのような、こいつを俺は「ミラー」と呼んでいる。


俺自身の魂を映し出す、忌々しい鏡。

こいつとの対話だけが、俺の孤独なモノローグを、思考を加速させる「対話」へと変える。


▼システム上の絶対的例外

そして最後に。このほぼ万能に思える俺のスカウターが、唯一全く歯が立たない存在。

【Target: 白瀬 ことり】

【ERROR: ACCESS DENIED.】

【警告:対象は観測不能オブジェクトです】

彼女だけが、この世界の全てのルールの外にいる。

(…なぜだ?)

その問いだけが、答えのないまま、俺の思考の中心に重く居座り続けていた。


7-2◆静寂の太陽◆

翌朝の学園は、昨日、俺が投げ込んだ波紋の余韻を、まだ色濃く残していた。

廊下を行き交う生徒たちの間では、文化祭の出し物が「演劇」に決まったことへの、

驚きと戸惑いの声が上がる。ElysionのTシャツを纏った生徒たちの間には、どこか不満げな空気が漂っていた。

俺は、その全てを観測しながら、教室の自分の席に着いた。


クラスの空気は、昨日とは明らかに違っていた。

久条の「黄金の蓮」Tシャツを纏った精鋭たちは、依然として優越感を滲ませてはいるものの、その「空気」は以前ほど絶対的なものではない。

演劇に賛同した生徒たちの間には、まだ漠然とした不安と、しかし微かな期待が入り混じっていた。


俺は、ふと天宮蓮司の席へと視線を向けた。

彼はいつもと変わらぬ穏やかな表情で、窓の外を眺めている。

まるでこのクラスの喧騒や、昨日の激しい議論とは無関係であるかのように。


俺は脳内のウィンドウを開く。


奏:「ミラー。一つ不可解な点がある」

ミラー:「ほう?何だ?」

奏:「天宮蓮司だ。昨日のホームルーム。奴は本当は少しだけ『演劇』に興味を持っていた。

俺は松川たちの思考残響で確認済みだ。だが、なぜあの瞬間に、天宮は何も言わなかった?」

ミラー:「面白い疑問だな。お前はどう分析する?」

奏:「…そうだろう。もしあの場で奴が一言でも…発言したら?」

ミラー:「何となく、どうなるか?想像できるな」

奏:「…分かったぞ。もし天宮が『演劇がいい』と口にしていたら、クラスの議論はそこで終わっていた。

彼の言葉は、このクラスの絶対的な真理だからだ。誰もがそれに同調し、議論など最初から存在しなかったかのように、全てが彼の意思へと収束する」

ミラー:「つまり、彼は自らの言葉が持つその圧倒的な『影響力』を理解している。だからこそ黙っていたと。みんなの自発的な選択の機会を奪いたくない」

奏:「ああ。クラスの自主性を尊重した彼なりの『配慮』だ。そしてクラスの『可能性』を信じたいという彼なりの『葛藤』の形でもある」

ミラー:「王様には、王様なりの苦労があるというわけか。だがその結果はどうだ?」

奏:「…その『配慮』が結果として久条の『喫茶店』という怠惰な選択を許す土壌を作っていた。

彼の善意の沈黙は、久条にとって都合のいい『無関心』として完璧に利用されたんだ」

ミラー:「太陽が輝けば必ず影ができる。そして女王はその影を利用するのが上手いというわけだ。面白い生態系だな、この教室は」


俺は、再び天宮の横顔を見た。彼は、相変わらず静かに窓の外を眺めている。

(お前は、その存在自体が『空気』を支配する“太陽”だ。

自らの絶大な影響力を知るがゆえに、あえて沈黙を選び、その苦悩を抱えている。

だが、その光が強すぎるがゆえに、自身の生み出す『影』が、いかに悪意に利用されうるかには、気づかない)


(そして、その影を利用しようとする者がいる)


俺は、久条亜里沙の席へと視線を移した。彼女は、取り巻きと談笑している。

その完璧な笑顔の裏に、冷徹な計算が隠されていることを、俺は知っている。


(…だが、俺は違う)

俺は、自分の手のひらを見つめた。

(俺は、お前の光の届かない影で、全てを観測し盤面を動かす)

(そしてお前の無自覚な「善意」が、悪意に利用されるのをもう黙って見ているつもりはない)



7-3◆女王の唯一の法則◆

昼休みを告げるチャイムが鳴ると、クラスの喧騒は、一気に高まった。

その喧騒の中、久条亜里沙は、数人の取り巻きの女生徒たちと共に、迷いなく教室を後にする。

彼女たちが向かうのは、学園の奥まった一角にある茶道部室『祥雲庵』

そこは、表向きは部室だが、Elysionの精鋭たちが私的に集う「特別室」であり、

その日も既に豪華なケータリングが運び込まれ、昼食の準備が整えられていた。


久条は優雅に奥の座布団に腰を下ろすと、結城莉奈が淹れた香りの良いお茶に口をつけた。

「まさか演劇になるなんてね。亜里沙、本当は喫茶店にしたかったんでしょ?」


莉奈が、困惑したように久条に問いかける。

他の取り巻きたちも、戸惑いを隠せない様子で久条を見つめている。


久条は「ふ」と微かな息を吐いた。

その顔には昨日、音無奏に「空気」を覆されたことへの、微かな苛立ちが宿っている。

だが、彼女はすぐに完璧な笑顔を完成させた。


「ええ。でも、仕方のないことだわ」


久条は、湯気の立つカップを両手で包み込みながら、

静かに、そして言い聞かせるように語り始めた。


「昨日、私は天宮くんのバスケ部の練習が終わるのを待っていたの。

そのあと天宮くんと一緒に帰ったんだけどね。文化祭の出し物について、少しだけ私から聞いてみたの」


彼女の言葉に、莉奈たちの視線が集中する。

天宮の言葉はこのElysionにおいて、久条の言葉以上に絶対的な力を持つ。


「天宮くんは言っていたわ。『どちらでも構わない。でも演劇も挑戦としては悪くない。どんな役割があるんだろう、少し面白そうだ』と」


久条はそこで言葉を区切り、一瞬、遠い目をした。

「天宮くんがそう言うなら、逆らうことはできないわ。彼の意思は絶対だもの」



久条の表情からは、苛立ちが完全に消え去っていた。

天宮の言葉が、彼女の「譲歩」に絶対的な正当性を与えたのだ。

「天宮くんが、クラスの可能性に期待しているなら、私たちも応えなければ、ですものね」


久条の声は穏やかで、そして確信に満ちていた。その言葉は結城莉奈たちを納得させるに十分だった。


(音無奏…あなたの反逆は、天宮くんの一言によって、かろうじて押し通されたに過ぎない。

所詮、ただの石ころ。私の盤石な体制を本気で乱すことなどできはしないわ)


久条は、淹れたてのお茶を一口飲む。その瞳には、すでに音無奏への軽蔑と今後の盤上操作への冷徹な意志が宿っていた。



7-4◆王の不在と狐の謁見

翌日の昼休み。

教室の空気は、どこか弛緩していた。

絶対的な太陽(天宮)とその惑星(バスケ部員)たちが遠征で不在。


その僅かな力の空白を、誰もが無意識に感じ取っていた。


その時だった。

教室の入り口に、数人の見慣れない女子生徒たちが現れた。


おそらく一年生だろう。

彼女たちは、小さなラッピングされた箱を胸に抱きしめ、おずおずと教室内を見渡している。

その視線に、気づいた結城莉奈が冷たく言い放った。


「何? あんた?一年が二年の教室に何の用?」


「あ、あの…」

一年生たちは、その威圧的な空気に完全に怯えている。


「天宮先輩に、これを渡したくて…」


その言葉を聞きつけた三好央馬が、待ってました、とばかりに自分の席を立った。

彼は、一年生の前に立つと、わざとらしく大きなため息を一つついてみせる。


「はあ…。お前、何も知らねえのか? 天宮くんは、今日から遠征だっつーの」

そして彼は、まるで王の側近か何かのように、慈悲深い声で続けた。


「まあ、しょうがねえな。そのプレゼント、この俺が預かってやる」

彼は、少女の手から、その小さな箱をひったくるように受け取る。


「天宮くんには、俺から渡しといてやるよ。『熱心なファンからだ』ってな」

「俺から話を通せば、天宮くんも悪い気はしねえだろ。…感謝しろよ? 俺は天宮ファンクラブの公式窓口なんだからな」


その滑稽なまでの権力の誇示。

俺は観客席から、その全てを観測していた。


スカウターが無慈悲なデータを表示する。


【Target: 三好 央馬】

【感情:自己顕示欲の充足による快感(90%)】

【対天宮蓮司との実際の関係性:ただの取り巻き(Dランク)】



(…哀れな道化だ)

俺は心の中で、静かに呟いた。

(そうだ。最初の生贄はお前しかいない)



7-5◆聖域の侵犯者、そして英雄の歪んだ復活◆

その日の放課後

俺は、あの図書室の前の廊下で待っていた。

何を待つでもない。

ただもう一度、あの聖域の空気に、触れたかったのかもしれない。


やがて、古い扉が静かに開く。

中から現れたのは白瀬ことり。

その手には、一冊の古い文庫本が、大事そうに抱えられていた。

彼女は、俺の存在には気づかない。


ただ静かに、本館へと続く渡り廊下を歩き始めた。


その小さな背中を、見送る俺の心は、奇妙なほど穏やかだった。


その静寂を破壊したのは、いつだって同じ男だ。


「よう白瀬。相変わらず暗いなー」


渡り廊下の向こうから、三好央馬が二人の取り巻きを引き連れて現れた。

彼はことりの前に、仁王立ちすると下品な笑みを浮かべる。

ことりは足を止め、ただ無表情に彼を見つめ返した。


三好は、彼女が抱える本に目をつけた。

「何だよ、その本。お前みたいな根暗が読む本か? ちょっと見せてみろよ」


彼はそう言って、無造作にその本へと手を伸ばした。

ことりの肩が、僅かに震える。

彼女は、その本をさらに強く胸に抱きしめた。


三好「しょーもない本、読みやがって!」


(…ダメだ)

(同じだ。また同じことが、繰り返される)

(お前が、それに触るな)

気づいた時、俺は走り出していた。


思考ではない。本能だ。

三好の指先が、ことりのその本に触れるそのコンマ1秒前。


俺は、その腕を鉄の万力のような力で、掴んでいた。


「ぐっ…!?」

三好が、驚愕と苦痛に顔を歪める。


廊下の視線が、俺たち三人に突き刺さる。

俺は三好のその醜い顔を、真っ直ぐに睨みつけ、そして言った。

俺の人生で、最も冷たく、そして最も熱い声で。



「――その本から手を離せ。三好」

最後までお読みいただきありがとうございます。

『教室リーグ』作者の、京太郎です。

これは「集英社小説大賞6」に応募中の作品です!!!


第七話いかがでしたでしょうか。

今回は次の戦いのための、いわば準備回でした。

主人公以外の視点も入り、少し複雑だったかもしれません。

ですが、こういう盤面整理の回こそ、作者として、腕が鳴る部分でもあります。


ついに始まった主人公と三好の直接対決。

観客席の少年が初めて、剥き出しにするその“牙”は

果たして小物な道化に届くのか。

次回、断罪のゴングが鳴ります。


面白いと思っていただけましたら

下にある【★★★★★】での評価

そして【ブックマーク】での応援

よろしくお願いします。

皆様の声が何よりの力になります。


それではまた次の話でお会いしましょう。


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三好みよし 央馬おうまプロフィール

■ 基本情報

年齢:17歳(高校2年生)

所属:洛北祥雲学園高等部 2年4組

立場:クラス内最上位グループ「エリシオン」の中堅

家族:地元で複数店舗を経営する実業家一家

性格:狡猾・要領重視・残忍な一面を隠し持つ

キャッチコピー:

「太陽の光を浴びるのは好きだが、決して自分は輝けない」

■ 人物像

三好央馬は、天宮蓮司の強烈なカリスマの“影”に寄生するように生きる男。

天宮の傍にいることで、教室内での立ち位置を確保し、

**「俺は天宮くんの側近だから安全圏」**というブランドを最大限利用している。

ただし、三好自身には天宮のような圧倒的能力はない。

頭脳、運動、ビジュアル、人望――どれも中途半端。

それでも彼が生き残れるのは、**「空気を読む嗅覚」と「人を使う狡猾さ」**だけだ。

■ 性格・特徴

その場の「勝ち馬」に乗ることに長けている

表向きは愛想がよく、誰とでも仲良くできる風を装う

しかし、裏では平気で人を利用し、切り捨てる

攻撃は決して正面からせず、裏で仕込むタイプ

負けず嫌いで、プライドは高いが、危険は絶対に避ける

要するに、**“スネ夫的な立ち回り”**の体現者。

正面衝突はしない。

しかし背後からの一撃なら、躊躇なく放つ。

■ エリシオン内での立場

三好は「エリシオン」の中では核心人物ではないが、

周囲への情報操作や噂の拡散、トラブルの“火付け役”として暗躍する。

*久条亜里沙:彼女には絶対服従。女王の怒りを買うリスクは犯さない

*結城莉奈:唯一苦手。彼女の洞察力の鋭さを恐れている

*天宮蓮司:絶対的な存在。憧れと依存が混ざった複雑な感情を抱く

天宮を「利用しているつもり」で、実際には「天宮の影に守られているだけ」。

しかし三好自身は、それに気づいていない。

■ 音無奏との関係

三好と音無奏の間には、**“過去のある夜”**をきっかけに、

決して埋まらない深い断絶がある。

三好は、奏の最も脆い部分を知っている

奏にとって三好は「過去の傷」を象徴する存在

表向きはクラスメイトとして接しているが、その裏では複雑な火種を抱えている

この因縁は、表面的には沈黙している。

しかし、それは“忘れられた”わけではない。

■ キーイメージ

「自分では太陽になれない男」

他人の光を利用し、影を踏んで生き残る。

だが、その影の奥には、奏との消えない“過去”が潜んでいる。

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