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新・私のエッセイ:1号館(No.1~100)

新・私のエッセイ~ 第60弾 ~ 『TOEIC』という語学試験を、ぼくが推奨しない理由

 これにつきましては・・・


 ぼくの「心の語学師匠」である、ポリグロット外国語研究所所長である、


 猪浦道夫先生も、著書『TOEIC亡国論』の中で詳しく述べられておりますので、ここでは、ざっとした、ぼく個人の意見・見解を。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・ちまたでは、やれ


 「会話、会話・・・また会話」といった趣で、外国語の真髄が『会話』にある・・・といわんばかりの風潮。


 もちろん、親しい外国人の友人たちと、ゆったりと仲良く会話することは、人生における、この上もない喜びといえましょう。


 ぼくも、看護学校時代には、


 「ジョシュア先生」というアメリカ人男性の英語教師と、前田さんという英語の堪能なクラスメートの女性とぼくとの3人で、英語で仲良く会話していた、素敵な思い出がありますしね♪


 ただね・・・


 「会話」だけで英語やその他の外国語の能力を伸ばしていくことは・・・非常に難しいと思いますよ。


 懸命なる読者の皆さんなら、とっくにわかってらっしゃるとは思いますが・・・会話というものは、


 当然ながら、「書かれた文章」よりも、原則、内容や質が落ちる傾向にあります。


 それは、あの東大の入試問題に顕著に現われておりますね。


 東大の、二次試験での英語の読解問題のレベルは・・・


 日本での大学入試の「現代文」の論説文に相当する難しさ、レベルなのであります。


 ネイティブでも、「おぉ!」と感心するようなレベル・内容なんです。


 ところがですね・・・


 リスニング問題の方はどうかといいますとね、


 「日本の中学3年生が会話するレベル」。


 さらに、英作文にいたっては、


 「アメリカの小学5年生が書く、作文レベル」だということです。


 ようするに、これは、


 「読書」→「聴き取り」→「作文」と段階を追うごとに、じょじょにレベルが下がっていく・・・ということなんですね。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・だいぶ、脱線してしまいましたが、本題に入ります。


 「TOEIC」という語学試験は・・・残念ながら、わが日本と、お隣の韓国以外には、ほとんど知られておりません。


 海外では、ほぼ無名の試験なんですよ。


 その試験内容にしましても・・・


 いたずらに「瞬発的なリスニング能力」「大量の英文を、さっと読むアバウトな能力」が試されて、


 語学試験本来の「読解力」を測る・・・ということができません。


 もちろん、「翻訳能力」もいっさい測定できませんし、しゃべるテストをやりませんから、


 「スピーキング能力」も不明。


 たとえ、満点のスコアをとった人でも、本当に会話できるか、和訳や翻訳ができるのかどうかは、大いに疑わしいということになります。


 以前、ここでも書きましたが・・・


 「語学試験」が測れるものは、その人が持つ語学力のうち、ほんのわずかな部分でしかありません。


 英検でさえ、


 「表現の巧みさ」「心情表現の見事さ」などは、いっさい測定できないのです。


 企業や学校が、この試験をやたら推奨するのは・・・


 本当の意味での「語学能力」というものを、まるで理解していないからだと、ぼくは考えます。


 試験自体に、まったく意味がないとはいいません。


 「瞬発力を鍛えたい」という方は、暇つぶしに受けてみるのもいいでしょう。


 でもね・・・


 この「TOEIC」のみならず、どんな語学試験であっても、


 その人の「本当の語学力」は正確には測れない・・・


 このことを忘れないでほしいと思います。


 本来、「外国語」というものは、


 その人自身の、「母語能力」を超えることは、絶対にできないということもね。


 m(_ _)m


 追伸: 参考動画を、以下に挙げておきますね。


 『「TOEIC」が信頼できない3つの問題点! 『TOEIC亡国論』が指摘する欠陥とは?』

→ UP主様は、「Wetr Doun」様。

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― 新着の感想 ―
[一言] まあ30歳近くなってきたら、TOEICのスコアなんて気にしませんからね。 海外生活や取引の実績、海外大学の学位で示せないと、中途採用試験では意味がない。 なのでまあ、「東大卒」と同じく、10…
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