清少納言の「復讐」、紫式部の「呪い」――『枕草子』『源氏物語』に隠された意図とは――
『枕草子』『源氏物語』は単なる文学作品ではなく、当時の貴族社会に多大なる影響を与えることを目的に書かれたものだった。そのことを、作品内に残された「証拠」と歴史的事実とを指摘しつつ、検証していく。
1.『枕草子』『源氏物語』は文学作品?――貴族社会は「かっこよさ原理主義」社会――
2019/09/19 12:58
(改)
2.「かっこよさ原理主義」社会のトップレディ、清少納言 ――『枕草子』の当時の貴族社会での意味――
2019/09/19 13:02
(改)
3.紫式部は「無名の苦労人」――『源氏物語』執筆までの紫式部の反省と、その執筆動機――
2019/09/19 13:04
(改)
4.『源氏物語』は『妄想恋愛小説』――なぜ『源氏』は貴族女子にウケたのか――
2019/09/19 13:06
5.「超絶イケメン男子」藤原道長――なぜ藤原道長は光源氏のモデルとなったのか――
2019/09/19 13:07
6.紫式部に託された「文化革命」――清少納言の影を打ち払え――
2019/09/19 13:08
7.『枕草子』的「かっこよさ」の弱点――「をかし」の美学と「あはれ」の美学の根本的な違いとは――
2019/09/19 13:10
8.紫式部は「理念原理主義者」――なぜ彼女は「同僚」和泉式部まで批判したのかー
2019/09/19 13:11
(改)
9.藤原道長は「リアリスト」――パトロン道長と紫式部との関係はどのように変わっていったのか――
2019/09/19 13:12
(改)
10.新たな「紫式部」像から、道長とのその後の関係を考える――現実主義者と理念原理主義者の決別――
2019/09/19 13:14
11.理念原理主義者・紫式部の「呪い」――『源氏物語』に込められた社会的意味――
2019/09/19 13:15
12.「呪い」は今も生きている――『源氏物語』の現代における影響とは――
2019/09/19 13:16