『安寧世界』
わたしの世界は暖かい。
朝起きたら、ご飯があってそれを頬張る。
窓の外は、優しく世界を包み込む様な太陽に光。
ひとりでも暖かく生きて行けそうな気がする。
わたしの世界は冷たい。
家を出ると世間の目が。
存在を批判するように生きている『他人』。
だからこの世界は成り立っているのだろうか。
わたしの世界は重い。
優秀だからこその、圧力。
いつもお世話になってる。
迷惑だろうか。存在が。
誰のために。わたしのため。
何のために。わたしのため。
誰も知らない、わたしのこと。
あんなに愛したあの子さえも。
存在を消した、わたしの手で。
わたしの世界は私自身。
すべては誰も知らないハッピーエンドの。
そんなはずだった。
魔法戦線とともに両立して書いてきます。
よろしくお願いします。