鉄血2部おわたね
マリーか!? マリーだからなのか!!?
さて、何から垂れ流せば良いのだろう?
この時期だと、新たに始まったアニメの話やら、終わってしまったアニメの話やら、とにかくアニメの話が~(おい)!!
トラさんがトマさんをシリさんに撃ち込んだね?
こんな時事ネタは瞬く間に風化してしまうのだろう。
何も決められない国連のごたごた話と、即断即決でその暴力組織を開放するアメリカさんの何と華々しい差異か。
丁度来ていたキンペーに、おらおらわいの力見せたろか~とばかりに見せ付けるトランプさんの心意気に、クラッシュオブキングスのトルコ系、ロシア系プレイヤーの普段見せていた馬鹿騒ぎは影を潜めている感触です。
砂漠の嵐作戦の時、アメリカが偽情報で戦端の火種を作って見せたのは記憶に新しいと思うけど、今回のシリアでの猛毒サリンガスを使った民間人の大量殺戮は果たしてどこの筋書きだろう?
偽情報で~と記憶に新しいのが、アニメでは鉄血のオルフェンズじゃないだろうか?
ああいう形で追い込みかけられて、カッコ良かったタービンズのナセの兄貴が殺されて、不安で不穏の日高キャラも殺されて、色々コロコロされていく中で、な~んか嫌な感じと楽しめないでいた方も多かった事でしょう。
自分も、ちょっと嫌でしたね。
確かにかっこいいのがかっこいいままで終わったら、ドラマじゃないからあれは話作りとして仕方ないとは思うけれど、私の好きじゃないパターンでした。
良くあるのが、続き物で前作が綺麗に畳んだ話をぶち壊してた上で、新しい話を始めようとする安易な発想。正直、観てて辛い。少し古いけれど、劇場版ナデシコとか酷かったね!
同じサンライズ系の皆殺しの富野からすれば、児戯に等しいのかも知れませんが、主人公達が仲間の死を乗り越えてでも前に進もうとする様を描くという事は、本来感動するべきストーリー展開なんでしょうが、私が年を取り過ぎたのか、はたまた感性がにぶちんになってしまったのか、どうにも後味の悪いガンダムでした。
実は似た様な経験をしていたのがガンダムシードシリーズでして、あれも何やら観ていてどうにも気分が悪い話でした。やっぱり相性の問題なんでしょうか? 万人受けするものを書く事は、とても難しい事だと思います。
ただ、随分昔にお酒の席で、漫画家の一本木蛮先生と役者の卵?さんと、三人で語った事を今でも思い出します。人が死ぬ話をドラマにする事はとても安易だよねと。あの頃から既に漫画の講師をされていた蛮姐さんの、率直な感想に野郎二人して首を縦に振るだけだった様なw
話の途中、クーデリアの独白であの日の事を~と語られた瞬間に、ああこの話はハッピーエンドじゃないんだなと残念に思ったものですが、どうしてこうも印象が違ってしまうのかと思い返すと、散り際の距離感かなあ~と拙い言葉で言い表してみたりします。
比べちゃうのが、どうしてもファーストガンダム世代なので、スレッガーやウッディ、マチルダ等の想いの丈や、その呆気なさ、そしてそれを目の当たりにして受け止める主人公達の心情の揺れなんじゃないかと。
シンプルさとくどさ。
アムロ達から見た彼等の生き様、死に様と、三日月達は遠く離れた場所にいて、その訃報に触れるわけだが、その死に至るキャラクター達の背景と心情とをくどくどしつこい程に描いて見せた上での死は、どうにも直結しない。説明的過ぎるんじゃないだろうか?
言うは易しだが、オルフェンズでの死と、ファーストにおける、ガデム、デニムやジーン、それら脇役達の死に様のどちらが印象に残るかと言うと、どうしても私はファーストに軍配を上げてしまう。
無感動な三日月の代わりに、周りの者が悔しがるシチュエーションも、主人公への共感を育み難いコンセプトであったと思うけれど、確かにいつまでも同じ事をする訳にはいかない事情も推測出来ますが、シードディステニーの逆張りで失敗したのかなあ?という感想に至ってしまうのは、これもまた安易でしょうか?
まあ、何にせよガンダムAgeの下らなさに比べたら、オルフェンズはまだ観れたので、無事に終わった事に感謝を。
関わったクリエイターの皆様に、心からお疲れ様と申し上げたい。
ハッピーエンド好きな猿蟹にとって、主人公とヒロインが結ばれる展開というものは望むべきもので、この数回のガンダムシリーズはそういた意味でどうにも外して来るのが残念なところです。
Gのレコンギスタも「スターウォーズかよ!!」と突っ込みを入れたり、最後にはヒロイン達を残して旅に出たりとなんじゃそりゃな展開だったし、OOもそんな流れじゃ無かったですね。
Ageは1話切りなので割愛するとして、種や種死は・・・
ま、GガンダムやターンAは、なかなか良いものを見せて戴いたと率直に申し上げたい。もっとハートフルなガンダムをw!
無茶かな(笑)?
ふ・・・やってくれるじゃねえか・・・
あとがき、まえがきに2万文字以内って、どんな・・・