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転生先が公爵令嬢だったのでちょっと世直しして来ます♪〜昭和世代の倫理観で勧善懲悪世直し祭り〜アベさん!カイさん!やっておしまいなさい!  作者: 石上 三歳
やり直しは突然に、だが私(僕)の場合は...〜恵まれた時は続かない〜

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8/12

8話 リア=クードル...再び爆誕?

皆様お気づきですか?冒険者ギルドに登録に行った5人...

名前上がってない方...やっと出番ですw

「ファ〜ッハッハッハー♪我、ココに肉体を得たり!」


...ぅぇえっ!?開口一番ソレなの?しかも...


「大精霊にして久遠の時を司る『リア=クードル!』ここに爆誕せり!!!」


ポッカァ〜〜〜〜〜ン………


私を含めその場に居た全員が...固まっ(思考停止し)た...






12月に入りやっと求める寒さがやって来た。


「寒ぅ〜い!」


私は暖炉の前で温まりながらゲビックに聞いた。


「そろそろ行けそう?」


「急かすでないわい!俺らぁ寒さにゃ強くねぇんだよ」


見た目に反して女々しい事を言うと最初は思った。が、(ゲビック)いわく


「絶えず炎の前で居るような(種族)だぜ?俺たちゃ(ドワーフは)...暑さにゃ強いが寒い(さみぃ)のはよぅ...」


言われてみればそうかも知れない。


そんな事を考えていると


キ゚ィ...(ブォォォー)バタン!


「寒いよー…」


やってきたのはヨーマンだった。


(モービル)の中はどう?」


私の質問にヨーマンが答える前に


「まだ無理だろ!10分も経ってねぇよ」


ゲビックが先に答えた。


「大きさを考えな?嬢ちゃんよ」


魔力内(マギフェルブレ)燃機関(ヌングスモートア)の出力ってそんなに低かったかしら?」


ゲビックの言葉に私が疑問を投げかけると


「嬢ちゃんの居た世界(日本)に有る内燃機関と作りが違うだろ?」


そう言われて「あっ!そうか排熱利用出来ないんだ」と呟くと


「厳密には熱の総量が違う(ちげぇ)んだよ。冬山仕様にしようとする嬢ちゃんの発想が、俺らたぁ違うんだよ!」


ゲビックの一言に皆が頷く。


そうこうしていると


キ゚ィ...(ブォォォー)


「そろそろイケるぜぇ!」


(ブォォォー)「「「寒い!寒い!寒い!」」」「さみぃぞ!小僧(アヴェイル)!!!」


文句を言ってる暇があるならさっさと車に乗り込もう...


ギュム!!!


皆考える事は同じだった。


「何してんだ?」平気な顔をしている筋肉ダルマ(アヴェイル)は無視して


「ヨーマン戸締まり「うえぇぇぇぇ!!!」ヨロシク♪」


私のサービス(ウインク)を見る前から嫌そうな顔をしたヨーマンの声を聞きながら


...バゥ厶!!


車の扉を閉めた...が


「アヴェイル?」「ん?なんだ?」


マヌケな声で答える【脳筋】に


私とクレアは「「ドア閉めて呼びにきなさいよ!!!」」


二人の声がハモった。チラッとゲビックを見ると...(暖気口前で)置物と化している。


...計測器類のチェックをしていた(運転席と後部車両は隔離されている)カーウィンは、運転席で暖かそうだった。






「見つけた!」


双華(ドッペブリューテ)と呼ばれる氷の精霊は、見つけようとして見つけれるような代物ではない。


正直氷華(アイスブルーメ)を2体入手すれば、ホムンクルスは造れるのだが


双華(ドッペブリューテ)以外、却下です。乱視には、なりたくありません』


精霊核(相棒)にそう言われては仕方がない。私だってそうなる確率が高い...

と言われたら、同じダダをこねるだろう。


実際、精霊核が探して3日で見つけれたのだ。僥倖だろう...正直こんな探し方でなければ...


ビュオォォォォォォ


聴け!(へァ ツー)風の精霊よ!(ヴィンデロイテ・)大気を圧縮し(ディ・アトモスフェー)力を顕現せよ!!(レ・コンプレッション)


空から私の強襲(空爆)を喰らった双華は一撃で沈み、私は自ら生み出した魔術(クッション)のお陰で地面に衝突(キス)せずに済んだ。が...


「寒、アヴェ、カー、捕縛...」


口が(かじか)んで声にならない。私は


「ビャ゙ャ゙ァァァァァァァーーー……ン゙ッッ!!!」


クレアに抱きつき服の上下から手を入れた。その横でカーウィンとヨーマンが双華の捕縛をし...


ジィィィィィィ.........


隙間から見えそうな、見てはイケナイ(モノ)を見ようとしているヤツ(助平)にクレアは


「アヴェイルさん見てないで助けて下さ(だずげでぐだざ)いぃ!!!」


懇願(ムダな願いを)しているのをよそに、(元男)は右手で両胸を交互に、左手でお腹をぐるぐる(まさぐ)り暖を取るのだった。


因みに見つける方法だが...魔力で作った空間を温める(気球の原理)事で空を飛び、見つけたら魔術を()()()急降下する...一瞬で済むから大丈夫と精霊核(ヤツ)空中での制御権を与え(おまかせし)たが...


二度とやらない(精霊核は信じない)


と心に誓った。






「は、はやく...やりましょ...」


まだ震える私の事などお構い無しに


『否、暖を取って下さい』


と言って発熱気(筋肉ダルマ)念じ(指し)てきた。そこには


「ん?お嬢も来るか?冷たくて気持ちいいから俺はいいぜ♪」


普段女性から「汗臭い」と言われ煙たがられているせいか、アヴェイル(変態助平)は嬉しそうだ。

そこには既にさっきアブナイ眼で観賞された(目に見られた)クレアが、変態セクハラ野郎の(尻を触ろうとする)右手を握り自分の左手に巻き付ける形で抱えている。だが私は、手の甲が胸に当たって悦んでいるエロ猿(ヤツ)赤くなっ(鼻の下の伸び)た顔を見逃さなかった。


それを見た私はアヴェイルにニッコリ笑顔を向けて(私への警戒心を解かせ)右手をヤツの左手(怪しい動きの手)恋人繋ぎで指を絡ませ(関節をキメる為に)腕を反らせる形で脇の下に入り、お尻を左足の太ももに乗せた。首を反らせ左上を見上げると...


「お嬢、可愛いけど(胸が自分の上椀に)当たらないなぁ♪」


グビキッ!「ウギい゙い゙っ!?」「どうしたの?私の上目遣いが可愛いんでしょ♪」


逃げようとする性犯罪者予備軍(アヴェイル)の太ももにお尻を乗せたまま、全体重を後ろに押し付ける。

ふとクレアを見ると、私と同じ事をしていた(シンメトリー化してた)


二人して(私とクレアは)受刑者と化した(断罪の時を待つ)アヴェイルを、とびきりの上目遣いで見上げながら可愛く♪


「「このエロガッパ♪」」ググビキュッ♪「(ヒハアゥ!)」


締め上げた。アヴェイルの声にならない断末魔を心で聞きながら


「「成敗!!」」私の声とクレアの声が重なった...


「あぁ!そういう事か!?」


この顛末を見てカーウィンが【成敗】の意味を覚えたのは、不幸中の幸いだった。






アヴェイルを懲らしめ身体も十分温まった私は


「いけそう?ゲビック」「とっくに出来とるわい」


ゲビックに呆れられた。


私は既にヒトガタに成った(シルエットだけ)透明の(は人に見える)容器の後ろに立ち魔導式(マギッシェアルト)端末(エンドゲレート)に手を乗せた。


「このまま魔力を込めれば良いのよね?」


私の問いにゲビックは頷いた。


「じゃあ...いくわよ!!!」


私は屋敷と同じ要領で(いつものように)魔力を流し込んだ!

指輪(精霊核)の方は既に魔導式端末に取り付けてある。


「キィゥーーーーーーーンンンンーーーー−−−−−…」


ん?いつもより余裕がある...魔導式端末(精霊魔導核)の方に!!!


「キィゥーーーーーーーンンンンーーーー−−−−−…」


私も総魔力量は上がっていたがこれは...ッング!?

クレアが魔力回復薬(マナポーション)を咥えさせた。


「飲んで下さい!」


クレアの言葉に頷きながら少し上を向き飲み干す...が


(足りない!)思う間もなく...ッング...


目で(優しくして!)と訴えるも...


...わんこそば...


クレアとヨーマンと...アヴェイル(悪魔の瞳を宿した者)が!?


必死の形相(愉悦の表情)で...魔力回復薬を開けていた。


「もう良いぞ」


ゲビック(救いの神)の声に安堵しながらホムンクルス(光り輝く液状の物体)を見ると


「ミノムシの中身みたい」


私がボソッと言うと見たことない筈のクレアが


「ソレって(サナギ)の事じゃ...」


私はクレアの瞳を見ながら頷くと


「「ウッ!」」


魔力回復薬(さっきのダメージ)で私も嘔吐(えづ)いた。


そんな私たちを余所に金髪以外私にソックリ(生まれたままの姿で)な真っ裸の耳長族(仁王立ちした少女)が大声で......


冒頭に続く!

冒頭...私なら耐えれません

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