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第7話 アリ地獄の怪人


 「そういえば、お前の名前ってなに?」

 「え?俺の名前⁉︎

 うーん………」


ブレスネットは少し考えたあと、こう答えた。


 「トラヴァーだ」


ピンポーン


 「おや、誰が来たようだ」

 「無視すんな!」


宝未がドアを開けると、そこには昨日会ったばかりの

女性がいた。


 「ねえ宝未。あなた、私と一緒に英雄になってみな…」


舞がそう言い終わる前に、宝未はすぐOKを出した。

そして同時に、2人のブレスネットから音が鳴った。


 「この音は…怪人…」

 「怪人⁉︎って…前みたいなやつ?」

 「まあそんな感じよ」



---



 「見つけた!」


怪人は、砂漠でアリ地獄のようなものにハマった観光客たちを次々と襲っている。


 「お前たちがあ兄さんを倒した英雄ってやつか!

 この俺様がお前たちを倒して、真のあ兄さんになるのは 俺だああぁぁぁ!!!」

 「長いのでまとめなさい」

 「つまりだな、」


ダイヤ!ダイヤ!ディディディディダイヤ!

ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダイヤ!

クリエイティブ、ダイヤ!デイャモンド!デイャモンド!ダイヤな英雄!ツヴァイダイヤ!キラキラ!


怪人がそう言い終わる前に、宝未が変身した。


 「てりゃあああぁぁ!」


宝未の拳を舞が受け止めた。


 「待ちなさい」

 「なにが⁉︎」

 「いくら相手が怪人だろうと、話は聞いてあげないといけないでしょ⁉︎」

 「長い。まとめろ」

 「なんで俺がぁ⁉︎」

 「なんかよくわかんねえけど、今がチャンスだべ!」


この状況を好機と捉えた怪人は、アリ地獄にハマった2人を連れて逃げていった。


 「おい、あいつ逃したじゃねえか!」

 「でもあの汚そうな体に触らなくてよかったじゃない!」

 「それもそうだな……………

  じゃなくて!」

 「まあまあそう焦るなよ人間ども」


宝未の腕からブレスレットが勝手に外れた。


 「誰だっけお前」

 「トラヴァーだよ!トラヴァー!」

 「誰だ?そんな虎みたいな名前つけたやつは」

 「お前だよ」

 「ひとまずあの怪人を追いかけるぞい」

こうきって打っても好機がまあまあ下に出てくるのは何かの策略ですかね?

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