第3話 ホッラナキャ
520文字だってよ(改行無しだと思ウ)
「皆さん、大丈夫でしたか⁉︎」
「怪我してるから大丈夫!」
誰かが叫んだ。
「えと…はい?」
舞はこちらに小さい声で言った。
「どういう意味ですかね…?」
「俺も分かりません…ああいうやつなんで…」
舞はなにか察したようだった。
「舞!あれはどういうことだ⁉︎」
監督が言った。
「簡単に説明しますと、この世界には
『ホッラナキャ』という軍団があります。
そこに属している下級怪人が、さっきのような
『ホルラ』と、言います。
私はその怪人を全て倒すことを目標としているわけです」
「………?」
「あれ、簡単に説明したはずなのに…」
「あれが簡単なのね…」
「分かりにくかったですか⁉︎」
「いえ、すごく内容が理解できなくて
分かりやすかったです!」
「えと…ありがとうございます…」
その時、上の方から声が聞こえた。
「リセマラ、キサマラ!」
「ん?」
「よーくも我が尊う弟をボコって
くれたなあ!」
「語呂で話してる…」
「これはワタクシ兄いさんゲキオコですよぉ!」
「つまり私を倒したいの?」
「ソユコトナノダ」
「悪いけど、私もあなたを倒さないといけないの!
変身!」
アイアン、スマッシャー!
鋼の肉体、鉄壁の防御、
アイアン、アイアン、
アイアン ツヴァイ!ドゥ!